ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2008/04/27  (日) 

うららかスタジアム

今日はお天気もよく、暑くもなく、絶好の野球観戦日和でした。こういう日のディゲームは「やっぱり、野球はお空の下に限るわね!」と思うのです。昨日は雨に降られて、「細かいことはどうでもいいから、とっととおやり!」なんて思っていたのではありますが。ブラウン監督の退場パフォーマンス?のときはもうやんでいて、楽しませてもたいました(^_^;) まあ、それで、今日は負けだなとは思いましたけど(笑)
 
今日は珍しく(笑)勝ちました(祝! 小林投手初勝利!)が、カープ戦とかスワローズ戦は勝っても負けても楽しく観戦できます。3日間ずっとなぜか3塁側の内野席にいたのですが、赤と青が入り混じって、知らない人同士、和気藹々とチーム談義をしていたりして。
 
内野から見る外野席はレフトスタンドが真っ赤っか、ライトスタンドが真っ青(青ざめているみたいですねぇ(-_-;)、このコントラストもなかなかきれいでした。首都圏にお住まいのカープファンで(たぶん)いつもレフトスタンドは満員になります。もちろん?広島から応援に来ている方々もけっこういるようです。
 
カープファン、熱心ですよね。外野だけを見ると、お天気が悪かった昨日は、ライトスタンドよりレフトスタンドのほうが人がいっぱいいました。内野はさすがに青い人が圧倒的に多かったですけど。
 
帰りに赤いユニのおじさんが、道を歩いている青ユニの子どもに「坊主、青もいいけど、赤もいいだろう?」と話かけていました。そして、その後ろを歩いていた私に、「なっ?」と同意を求めるのです(笑) 私も思わず「ハイ」と。そして、「前田がかっこいいですよねぇ」と言うと、握手を求められ、「前田ファンとかいうとトシがばれるぞ」と。一言多いよ、おっさん!(笑) その上、「がんばれ、びり!」だって。だから、「そっちもがんばれ、びりから2番目!」と言い返してやりました。大笑いになり、「どっちも頑張ろうな!」と言い合って別れたのでした(爆笑)
 
スタジアム(この辺の人は、ただ「スタジアム」と言ったときは横浜スタジアムのことです)は、横浜公園の中にあるので、いまは新緑がとてもきれい。例年ならまだ一面のチューリップも楽しめるのですが、今年は暖かくて、もうチューリップはおしまい。昨日、知り合いから盛りのときに撮った写真をもらいました。きれいですね。盛りのときは、ちょうど黄色い人たちが来ていたので私は行きませんでしたが。これからどんどん緑が深くなって、まもなくナイトゲームが心地よい季節がやってきます。



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2008/04/26  (土) 

聖火リレー

今日は、聖火が長野を走った日。何ごとかが起こるだろうかと、ついついテレビをつけっ放しにしておりました(笑) 大きな混乱もなく、リレーは終わったようでなによりでございます。

 

このリレーの前に善光寺さんでは、この一連の騒動でチベットで亡くなった方の法要が営まれたそうですね。スタート地点の辞退といい、善光寺さんもなかなかやるねぇという感じです。

 

沿道に出て旗を振り回したり、リレーに飛び込んでアピールするような行動もそれなりに意味があるのでしょう。しかし、この善光寺さんのとった行動は、静かな抗議という感じで、最近はイスラームにはまっている私ですが、仏教徒もなかなか捨てたもんじゃないという感じがしました(^_^;)

 

いろんな主張をする人たちが集まり、声をあげられたことは、まあ、日本では一応、まだ言論は弾圧されていないぞということもわかり、警備は厳重だったのでしょうが、映像を見る限りそれほど物々しさもなく、日本の警察は優秀であるということも証明され(笑)、なかなかいろいろなことを考えさせられる聖火リレーでありました。

 

この聖火リレーに関しては、オリンピックは政治とは関係ないのだから……などと真顔で言っている人がけっこういるので驚いたこともあります。オリンピックって、スポーツをやっている人々はいざ知らず、政治そのものじゃないですかね?



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2008/04/25  (金) 

満福寺(甲斐霊場第68番)

満福寺は、中央道須玉インターを出てすぐなのだけれど、右折して入る道路が狭くて、ついつい行き過ぎ、畑の真ん中の農業用道路をしずしずと戻ってくることになりました。田んぼに水を張る用水のせせらぎは、聞いている分には気持ちがいいけれど、すれすれで走る場合は、必ずしも美しい音には聞こえない!
 
満福寺に到着すると、ちょっと盛りは過ぎているけれど、桜のトンネルが出迎えてくれました。曹洞宗のお寺ですが、山門はなく、塀の切れ目に突っ込んだから、庫裏の玄関をふさぐかたちになってしまいました。
 
ちょうど出てきた奥様らしき方に、「すみません、こんにちは〜」と。そこに停めておいてもいいとのことで、クルマを降りると境内には真っ白な藤の花が満開でした。本堂を背景に、手前の真っ赤な桃の花と真っ白い藤棚、見事なコントラストです。
 
甲斐源氏の祖・新羅三郎義光(から数えて11代目にあたる、武田信武の5男・義武が穴山に住んで穴山四郎と名乗り、この穴山氏の菩提寺として建立されたのが満福寺。武田の傍流ですが、名家なんですね。境内の裏手には、代々の穴山氏のお墓が並んでいました。中でも立派な墓石は、市指定の文化財になっていて、お寺には武田義武改め穴山四郎のお墓だと伝わっているそうです。
 
お寺の前は広々とした田畑が広がり、ちょうど菜の花が盛り。鳥のさえずりが聞こえてきて、国道が近いにもかかわらず、のどかな雰囲気をかもしだしています。



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2008/04/24  (木) 

光照寺(甲斐霊場第67番)

光照寺はなかなか見つからなくて、またしても狭い農業用道路を恐る恐る進むなど、ずいぶん徘徊しました。途中、桃畑の世話をしている人を見つけて道を聞くと、とんでもない方向を教えられました。おっかしいなぁ、ナビはこの辺だと言ってるのだけれど……。
 
電話番号で検索したのが間違いだったかと、住所で検索しなおし、教えられた方向へ行くことに。さらに道行く人に尋ねながらウロウロした結果、お墓所の工事をしている人を見つけて、聞いてみるとここか光照寺でした。電話番号じゃ間違うはず、このお寺は無住で、管理している寺院の電話番号が記載されていたのでした。でも、そっちにたどり着いても不思議はないはずなのに……。
  
参道の入口には自然石の大きな万霊塔が立ち、石段となだらかな坂道の参道は桜並木になっています。すでにお花は落ちて、葉桜ですが、咲いていたときはさぞかし美しい桜のトンネルだったのではないかと思われます。
 
境内は国の重要文化財に指定された薬師堂と宝物殿、石仏などが並んでいて、庫裏も最近までは人が住んでいたのではないかという気配が漂っています。JRの線路が近くて、住宅街の真ん中にある感じですが、ここだけが静寂スポットに入ったように落ち着いた静けさが支配しています。なんだか、居心地のいい境内。 天気のいい日には富士山も見えるそうです。



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2008/04/23  (水) 

慈照寺(甲斐霊場第66番)

境内から富士山が見えるところから「有富山」という山号がついているという慈照寺ですが、この日はお天気がいま一つで富士山の姿を見ることはできませんでした。春のお寺巡りは、たくさんの花々に出会うことができますが、山の姿はやっぱり空気の澄んでいる冬のほうがよさそうですね。
 
室町時代、1489(延徳元)年に禅寺として開山。石段の上にたたずんでいる総門に威厳があります。銅版葺きで十二脚二重入母屋造りというのだそうです。こちらは、1639(寛永6)年に建てられたもので、楼上には五百羅漢像が安置されているとか。
 
本堂も落ち着いた構えで、前庭に「竜王水」という湧き水の小屋がありました。豊かな水量を保ち、かつては地域の水源として利用されてきたそうです。このあたりの地名、「竜王」は、この湧き水が由来になっています。水面はしっかり保護されているので直接に見ることはできませんが、いかにも清らかな水が湧き出てきそうな風情のお寺でした。
  
このお寺には素人が見ることはできませんが、また、見てもわからないでしょうが、武田氏や徳川氏関連の古文書がたくさん残されており、慈照寺文書として県の文化財)の指定を受けています



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天澤寺(甲斐霊場第65番)
清光寺(甲斐霊場第72番)