ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2008/01/28  (月) 

ほっと一息

ボランティアというか、なんというか、スキー大会の準備のお手伝いで、一銭にもならない仕事?で毎日こき使われておりまして(-_-;) そんな中、「なんで私たちがこんなに駆け回らんといかんのじゃ〜」といいながら、こき使われ仲間とお茶を飲みに行きました。
 
レストラン&喫茶のお店で、お隣はアンティークな家具や小物などを販売するギャラリーになっています。古い倉庫を改造したような造りで、あちこちがコンクリートの打ちっ放しになっているようなところが、なかなか趣があります。
 
コーヒーカップもお手前をいただくような和風のお茶碗? 天然酵母のくるみパンとともに、ほっと一息つけました。コーヒーもおいしかったです。一息だけじゃなくて、三息ぐらいはつきたいなぁと思いつつ……。

  



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2008/01/27  (日) 

寒いときには

コーリアンタウンでチゲ鍋をいただいてまいりました。コーリアンタウンといっているのは、新宿の職安通りの近辺です。職安は、いまは「ハローワーク」で、しかもまだそこにあるのかどうかわかりませんが、私たちは相変わらず「職安通り」と呼んでいます。ごく若い方々には別の呼び名があるのかもしれませんね。
 
路地を入ったところに、なんたら市場(^_^;)という名前の店があって、私はそこのチゲ鍋が気に入っていたのです。ところが今日は休み。しかたがないので、その向かいのお店に入りましたが、そこもおいしかったです。でも、店員さんが愛想なさすぎ(笑)
 
トックというお餅の入った炒め物もおいしかったけど……、こちらはかなり辛かった! 辛いもの好きというわけではありませんが、寒いときには辛いものも身体が暖まっていいですね。韓国料理に辛いものが多いのは緯度と関係があるのでしょうか?



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2008/01/26  (土) 

小田原城

今日は文化財防火デーなんだそうです。確かに、どこの旧跡を訪ねても「焼失」という記述によくぶつかります。まあ、木と紙の建築文化ですから、さもありなんというところ。本当に日頃からの火の用心は大切ですよね。
 
箱根板橋から小田原駅に歩いていくと、小田原城を通り抜けるのが近道。そんなわけで、小田原城も通ったのですが、ここは「木と紙」とはいえない堅固な城だったようです。氏康の時代には、八幡山から海側まで小田原の町全体を総延長9キロの土塁と空堀で取り囲んだ惣構えをもつ大規模な城郭だったとか。大坂城の惣構えよりも大きいのです。
 
北条氏康、強かったんだろうなぁ。秀吉にねちねち攻められなかったら。どうもね、個人的に秀吉が好きじゃないんですよ(笑)。 朝鮮出兵とか、東北政策なんかもねぇ、なんとなく一貫性がないような。
 
それはともかく、小田原城はいまは小田原城址公園になっていて、天守閣以外は無料で歩き回ることができます。堂々とした門や堀の一部などが残っていて、なかなか古を偲ばれるいい感じの散歩コースです。堂々とした石垣に「兵どもの夢の跡」という感じが漂っています。
 
あと数週間で梅林も楽しめるようになりますが、気の短い木もあるようで、もう一部では花をつけていました。松の木はただいま治療中のようで注射器がいっぱい刺さっていました。ちょっと痛々しい感じですが、点滴のような物で元気になれるなら、それも健康管理かも。

 



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2008/01/25  (金) 

居神神社

今日は初天神の日で、きっとあちこちの天神様で縁日が開かれていたのでしょうね。亀戸天神の鷽替神事とか、行ってみたいなぁと思っていたのですが、寒くて〜。東京はホントに風が冷たかったです。昨日、老骨鞭打って小田原まで遠征しちゃったから、ちょっと疲れていたのかも……というのは昼寝の言い訳です(笑)
 
箱根板橋から小田原まで1キロぐらいと表示されていたので、徒歩15〜20分ぐらいなら、箱根登山鉄道の160円を節約するか(^_^;)と、歩いたのがいけなかったかな。その歩いている途中、居神神社というのを見つけました。小田原市指定重要文化財「古碑群」があると説明板に書いてあったので、ちょいとのぞいてみることに。「群」というから、だーっと碑が並んでいるのかと思ったら、「だ」ぐらいでしたけど(^_^;) この古碑群は市街地に残るものとしてもっとも古いもので、およそ鎌倉時代末期のものだそうです。
 
居神神社というのはまた、ストレートな命名ですね。「じゃ、他の神社には神様はいないってか?」「喧嘩売ってんのか〜?」って感じです(笑)  創立は、書き物が焼失していてはっきりはわからないそうですが、口伝として1516(永正13)年とか1518(永正15)年とか伝えられているとか。
 
北条早雲に討たれた三浦義意の霊と木花咲耶姫命、火之加真土神の三柱が祀られています。三浦氏は三浦半島の豪族でしたが、北条早雲と対立し、現三浦市の新井城で滅亡。そのとき三浦義意が、自らはねた首がこの地まで飛んできて、木の枝にかかり、それ以後3年間、通行人をにらみ殺したという、凄惨な伝説が残されています。

  
義意さんにゆかりのある小田原久野総世寺の忠室和尚が、「うつつとも夢とも知らぬ一眠り、浮世の隙を曙の空」という歌を手向けたところ、首は白骨となって地面に落ち、そのとき「われ今より当所の守り神に成らん」という声があったのでここに祠が作られたのだそうです。その祠が居神神社となったとか。確かに神様がいます。けど、ちょっと怖そうな神様ですねぇ。
  
小田原は古くから栄えた土地だけに、たくさんの歴史的な建築物や墓所がいたるところに残っているようです。いつか、ゆっくり小田原めぐりでもしたいものだと思いました。



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2008/01/24  (木) 

板橋のお地蔵さま

メジャーとは言えないかもしれませんが、知る人ぞ知るの「板橋のお地蔵さま」宗福寺(小田原市)。1月と8月の23、24日が縁日だというので、近くに行く用事があったのを幸いに足を延ばしてみました。お地蔵さまは小田急線で小田原の一つ先、箱根登山鉄道の「箱根板橋」駅から徒歩10分ぐらいのところにありました。電車から降りた何人かの人が、リュックを背負って水筒提げて、バリバリ登山者姿だったのですが、近くに登山口でもあるのでしょうか。
 
最盛期には十万人を超す参拝者があり、いまでも4、5万人が訪れると聞いていました。縁日には、旧東海道の両側いっぱいに300以上の露店が並び、参拝者で賑わっていると……。でも、今日は露店も1軒もなく、訪れる人も数人ずつパラパラ。やっぱり23日の初地蔵だけなのかな、人が集まるのは。

 

道路で立ち話をしていたお店の人の声が聞こえるともなく、聞こえてきたのですが、「むかしは三列でずらっと並んで、道路も通れないくらいに……」とここまで。その先は、「最近は訪れる人もめっきり減ったわね」だったのかしら? 確かに参拝入口と出口に分けられて一歩通行の標示になっており、大きな看板もあり、警備の人も出ていましたが、みんな手持ち無沙汰風で……。
  
 初地蔵尊は、弘法大師の作と伝えられる「延命子育地蔵大菩薩」が開帳される日です。本堂では亡くなった人を供養する「おろー」と呼ばれるロウソクが点され、この日に詣でると亡くなった身内や知り合いにそっくりな人に出会うといわれてます。私は去年から今年にかけて、身内を含め3、4人ほどを送りましたが、すれ違った数人の人々の中に、そっくりな人は誰もいませんでした(^_^;)
 
日本人の顔は大きく6種に分類できると聞いたことがあります。いまはハーフやクォーターも多くなり、目は大きいほうが、鼻は高いほうが優勢遺伝といいますから、分類も変わったかもしれませんけど。6種類だったら、大勢の人が集まれば、ひとりぐらい似た人がいるということもあり得る!(笑) でも、そうなら、野球やサッカーのスタジアムはそっくりだらけになる計算になりますよね(大笑)
 
帰りは生まれて初めて「ロマンスカー」に乗ってみました。ロマンスは生まれませんでしたが、快適は快適。今日は天気がよくて風が強かったので、雲が取り払われ車窓から富士山がくっきり見えました。乗ったのは新百合ヶ丘までで時間は50分ぐらい(新宿までは75分ぐらい)。普通の急行に乗れば60〜70分。料金は2倍。快適だけど、微妙な選択ですよね(笑)




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「転々」
スキー大会