ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2009/04/07  (火) 

マツダスタジアム

ベイスターズは今日がホーム開幕試合。延長戦でもないのに22時半まで戦い、取れた点は1点のみ。ということは、いかに守りの時間が長かったか……。今年も怒涛の連敗スタートで、ついに12球団のビリという位置に座ったようです(-_-;) それに引き換え、カープは偉い! 今日も勝ったと思ったのに、残念でした。タクシーの運転手さんは、「最初はいいんだが、5月以降ももつかどうか……」と取り越し苦労をしていましたが(笑) そういえば、連休明けに負けこんで「鯉の季節は終わった」なんて言われますよね。縁起でもない!(笑)
 
今年は新本拠地「マツダスタジアム」がオープンして、カープファンも期待が大きいのではないでしょうか。ホーム開幕の10日が待ち遠しいことでしょう。一足先に、「マツダスタジアム」を見物に行ってきました。試合もないのにわざわざ見物にいく酔狂は私ぐらいかと思ったら、一部開放しているとのことで、けっこう大勢の方が見に来ていました。地元の人にとっても「新名所」かもしれません。
 
JR広島駅から800メートルという表示が出ていましたが、線路脇にあり、見上げると新幹線の姿が見えます。小さな男の子が「あ、700系だ!」と叫んで喜んでいました。野球好きの鉄道ファンなら1粒で2度おいしいような立地ですね。スタジアムはとてもきれいです。ドームじゃなくて本当によかった! やっぱり野球はお空の下に限ります。
「マツダスタジアム」は、車椅子席が300もあるそうです。旧市民球場には2席しかなかったので、要望を出したところ実現したとか。浜スタは5席ぐらいですからねぇ。車椅子の方とお話しする用事があって広島にきたのですが、この方は日本中、世界中、あちこちの都市に行ってらっしゃって、「広島は世界で2番目にバリアフリーが進んでいる」とおっしゃっていました。1番目はホノルルらしいです。車椅子を体験してみないとこういうことはわかりにくいですが、広島では市電の車掌さんやタクシーの運転手さんなどもとても親切なので、身体の不自由な方々に気配りのできる街なのかもしれません。
 

広島駅で「烈・W健太弁当」というのを見つけました。栗原健太選手と前田健太選手の好きなものを詰め込んだのだとか。話のタネに食べてみることにしました。うーん、さすがスポーツ選手の好きなもの、お肉系ですねぇ。たこ焼きも入っています。、ボリュームはすごい! 食べきれないくらいです。はっきり申し上げますと、味のほうは……です(笑) でも、こういう企画はおもしろいですね。仙台駅では「岩隈弁当」とか、札幌なら「ダルビッシュ弁当」とか、作ってみたら売れるかも。横浜なら「ウッチー弁当」でいかがでしょう。買うけどなぁ〜(笑)
 



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2009/04/06  (月) 

縮景園

縮景園は、広島藩主浅野長晟が、1620(元和6)年に別邸の庭園として作ったもの。広島の名勝の一つです。鯉城から900メートルと表示が出ていました。「う〜ん、15分ぐらいなら何とか歩けるじゃろ」というわけで、ぶらぶらと縮景園を訪ねました。縮景というのも珍しい名称で、最初は“絶景”園かと思い、どんなに凝ったお庭を造ったのだろうかと思いました。縮景園という名称は、たくさんの景勝を集めて縮めたからという説と中国杭州の西湖の風景を縮景したという説があるようです。
折りしも桜は満開。お茶会が模様されているようで、着物姿の女性がたくさんあるいていらっしゃいました。大名庭園に和服の女性、なんとも似合って、「絶景園」でした。回遊式庭園なので、私もそぞろ歩きで回遊。池の中央にかけられた橋、跨虹橋というそうですが、ユニークな形の太鼓橋です。結婚式か披露宴か、うちかけ姿の花嫁と羽織袴の新郎が記念撮影を行っていました。お天気もよく、きっと生涯の記念になる写真が撮れたことでしょう。
 
周囲の景色を映し込む池は、大小の島が配置されています。回遊する小道も、池に落ちそうというくらい水辺に近かったり、ちょっと怖いくらいに細い橋があったり。広島藩もいろいろと難しい局面を迎えた歴史もありましょう。きっと浅野の殿様も思いをめぐらしながらこの道をそぞろ歩いたに違いありません。私もお殿様になった気分で……。1940(昭和15)年に浅野家から広島県に寄付されたそうですが、そうはいってもここもやはり復元です。一度は鯉城と同様、原爆によって壊滅状態になったわけですから。そんなことは感じさせないほど、見事に美しい庭園が再現されています。
 



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2009/04/05  (日) 

鯉城

“謎の飛翔体”ってのが、頭上を通り抜けるというのも気持ちの悪いものですね。私の頭の上を通ったというわけではありませんが、秋田や岩手の方々は落ち着かない気分だったのではないかと思います。とりあえず、落ちなくてよかったですね。
 
同行者は朝からとっとと帰ってしまい、午後は私もフリーになったので思う存分、広島の街をぷらぷらと歩きました。タクシードライバーに今日が桜の見頃との情報をもらって、鯉城へ行ってきました。これまで何度か広島には来ていますが、お好み焼き⇔平和公園⇔原爆ドーム⇔市民球場⇔お好み焼き、たまに宮島、またお好み焼きというコースばかりだったので、今日は鯉城。これまで「こいじょう」だとばかり思っていたのですが、「りじょう」だったのですね、失礼しましたm(_ _)m
 
そのうえ、広島の街にあふれる「鯉」の名称は、てっきり「広島東洋カープ」にあやかっていると思い、やっぱりカープの人気はすごいと勝手に納得していましたが、こちらが「鯉城」にあやかっていたのですね、ますます失礼しました。道路の名前も鯉城通りです。
 
鯉城も原爆で倒壊し、復元されたもの。二の丸が完成したのは90年代で、比較的新しいものですが、17世紀の工法を忠実に守って復元されたそうです。工事の写真が展示されていましたが、大工さんも法被姿。当時と違うのは、しっかりヘルメットをかぶっているところぐらいでしょうか(笑) 時を告げた太鼓楼が再現されていました。けっこういい加減な太鼓の合図だったと解説されていました(笑)
 
天守閣からはお堀を囲む桜がとてもきれいに見えます。今日が満開宣言らしいです。お花見の人がたくさん繰り出していました。あちこちに広げられた青いビニールシートが、景観的にはなんとも(笑) 桜には水辺が似合いますね。川や堀の傍に咲く桜はとりわけ美しく見えるようです。
 
天守閣内部は基本的には撮影禁止ですが、一部、再現シーンは撮影OK。昔の装束を着せてくれる記念写真コーナーもありました。さすがにひとりではそういうことはしませんが(^_^;) “妖刀”「村正」も展示されていました。切れそうですよ〜。
 



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2009/04/04  (土) 

広島風お好み焼き

今日は広島に来ています。雨模様でしたが、ちょうど桜が見ごろ。河原の桜並木がきれいです。新幹線の車窓から、新しいマツダスタジアムの姿が見えました。カープの開幕戦に来ている? いえいえ、カープもベイスターズも開幕を地元で戦える身分ではありませんので(笑) カープは惜しいところでしたけどね。今年は、またしても連敗スタートのどこぞのチームと違って、カープは読売相手に東京ドームで連勝。うらやましい限りです。 
 

広島といえば、やっぱりお好み焼きでしょう! といわけで、「お好み村」へ行ってきました。ビルの2階から4階まで全部がお好み焼きの店。お店の数が多すぎて、どこに入っていいのか、まったくわかりません。2階ですごく並んでいるお店があったので、「ここはおいしいのかな?」と思いましたが、なにせすごい行列に断念。
 
3階、4階と見て周り、結局、3階で席に空きのある店に入りました。「広島なんだから」とカキ入りのお好み焼きとネギ焼きを注文。同行者と分け合って食べました。プリンとしたカキも風味のあるネギも、おいしかったは、おいしかったのですが、以前に来たときに入った、路面の店のほうがおいしかったような(^ ^;) でも、そのときも行き当たりばったりだったので、場所もお店の名前も覚えていない……(-_-;)
 
外国人の姿も多くて、国際都市らしい感じ。広島の街は賑やかです。「お好み村」も夜が更けるにしたがって、たくさんの人が集まってきていました。こんなにお店があるのに、みんな満員! 広島にはたくさんおいしいものがありますが、やっぱり一番人気はお好み焼きなのでしょうか。今回は遊びに来ているわけではないので、念のため(笑)



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2009/04/03  (金) 

禁煙の流れ

4月から首都圏のJR駅が全面禁煙になりましたね。私鉄や地下鉄はとっくに全面禁煙だったので、「ブルータス、お前もか」状態でしょうか。プラットフォームの端っこで妙に哲学的にタバコを吸っていた人はかなりいましたが、みんな難民になっちゃったんですね(笑)
 
台湾でも喫煙の規制はかなり厳しく、日本と違って喫煙ガラス箱もないので喫煙者に逃げ場はありません。空港や駅など公共の場所はもちろん、ホテルも全面禁煙で部屋での喫煙もダメ、レストランもダメ、喫茶店もダメ、そして屋台もダメ(笑) 台湾での喫煙者はゼロになったのでしょうか? そうはいかないようです、やっぱり。孤独な喫煙者たちは、道路の脇にこっそり(?)置かれている灰皿のところや、小さな路地の壁際なんかでしみじみタバコを吸ってます(笑)
 
ちょっと前までは罰則も相当厳しかったとのこと。それは大ブーイングがあって、多少は緩和されたとか。それが路上の灰皿なのかもしれません。それでも、喫煙者の数は相当数は減っているのではないでしょうか。ダウンタウンへ行っても、「路上でこっそり」派はそんなに見かけませんでした。タバコの値段はチェックしなかったのですが、所得に対してかなり高くなっているのかもしれませんね。
 
日本に来ている私の知り合いの台湾人はほとんどタバコを吸う人なので、けっこう意外でした。いや、もしかしたら、だから日本に来ているのかな。日本でも喫煙者は病人および犯罪者という認識は一般的になりつつあるようですが、「撲滅」じゃなくて「隔離」というわけにはいかないのでしょうかね? 医療費がかかるというなら、喫煙者が喫煙に因する病にかかったときは、医療費は倍ですとか、3倍ですとか、そういう方向性ではいかかでしょうか?(笑)

 



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台湾のトイレ事情
春の味