ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2008/02/21  (木) 

梅林「神代植物園」

今日は暖かい一日でした。歩いているだけで汗ばんでしまうくらいです。週末はまた寒くなるという予報ですが、いわゆる三寒四温、春の姿が見え隠れするような頃になったようです。先日、せっかく出かけて行った越生梅林で肩透かしだったので、神代植物園はいかがなものかと(笑)、散歩がてら梅林をのぞきに行ってきました。うーむ、三分咲きぐらいでしょうかねぇ。越生よりは梅林らしい風情は見えます。
 

神代植物園には「年間パスポート」という入場券がありました。入場料は1回(1日)500円なのですが、2,500円のパスポートで1年間入場し放題。5回分かぁ。桜とバラと……、そうねぇ、あと4回は来てみようかと、このパスポートを購入してみました。

 

「パスポートください」と言ったら、「どっちの?」と言われました。ん、65歳以上は1,250円。「65歳以上は何か証明が必要なんですか?」と聞いてみました。シニア券を売ってるリフト券売場では証明書を求められることが多いですから(関係ないけど)。
 
すると係員の、たぶんシルバーなんとかから派遣されているのではないかなという年齢の男性が「いや、なにもいらない。自己申告」とおっしゃいまして。「どっちの?」と聞かれたということは、私は65歳前後に見えたってことですよね?
  
「65歳以上です!」とは言いにくく、一般のパスポートを買いましたが、「そうかぁ〜、65歳ですと言い張ればなんでもOKかぁ〜。半額は大きいなぁ」とチラッと思ってしまったのです(笑) 公称、天保13年生まれ、155歳だし(^_^;)

 
梅林は昭和生まれと思われる完全シルバーOKという方々で賑わっていました。平日の昼間にこんなところに来ると、ほんっとに高齢社会を実感しますよ(笑) そりゃあ、年金問題がかしましいわけですよ。このものすごい高齢人口をいまの若い人たちが養っていかなくてはならないのだからなぁと、梅より先にみょ〜な感慨にとらわれたりしたのでした(^_^;)
 
梅林の隣にマンサクが花をつけていて、こちらもほのかな香りを放ち、なかなか風情がありました。バラ園もたいぶ植え込みが整えられ、あとは季節が進むのを待つばかり。と思えば、日陰には雪が残り、霜柱が顔をのぞかせています。いまここでは冬と春がしのぎあい、かな。今日の暖かさをみれば、まもなく春に軍配があがりそうです。

 



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2008/02/20  (水) 

弓削多醤油「醤遊王国」

鶴ヶ島の近くまで行ったら、おいしい「卵かけご飯」を食べさせてくれる所があるというウワサを聞き込んでいました。出かけて行ったのは弓削多醤油「醤遊王国」です。そう、おいしいのは卵ではなく(卵ももちろんおいしいのですが)、醤油だったのです。
 
昔ながらの伝統の味を守って醤油造りをしている醸造元というと、「千葉」というイメージがありますが、ここ埼玉にもありました。そういえば、以前に茨城(つくばか土浦の近所だったような)でも、そんなお醤油やさんに行ったことがありました。どこだっけ? いまはスーパーでも売っているブランド醤油に日本中が席捲されていますが、昔はこうした地方、地域の醸造元がたくさんあったのでしょう。
 
弓削多醤油の醸造所というのでしょうか、近づいただけでぷーんとお醤油のいい匂いが漂ってくる「醤遊王国」は、醤油を作りこんでいる樽を(ガラス越しですが)しっかり見せてくれて、一声かければ案内と説明をしてくれます。私はお願いしなかったのですが、ちょうどご家族連れがご案内を受けていたので、耳をダンボにしていました(笑) 自分の手で醤油絞りを体験することもできます。
 
説明が終わると、樽の横のレストラン(食堂かな?)で、絞りたての醤油をかけた卵かけご飯をいただくことができます。メニューは、ほんとに卵かけご飯だけ。トッピングに納豆と豆腐があり、漬物と味噌の「おなめ」は食べ放題。最初にご飯にお醤油をかけて、醤油ご飯の味と香りを楽しみ、後に卵をといて入れる、という食べ方のコーチングもしてくれます。試してはみませんでしたが、醤油ソフトクリームというのもありました。これは……、おいしいのかなぁ?
 
メニューは卵かけご飯だけでも、テーブルの上にはたくさんのお醤油が並んでいました。10種類ぐらいあったかな。かけ放題! といっても、お醤油は単独で食べるものではないので、1種類しか使えませんよね。う〜ん。どのお醤油もおいしそう。お店のイチオシは生(なま)醤油です。やっぱり、絞りたてでしょう! 他に卵かけご飯専用「たまかけ」醤油というのもあります。究極のシンプルメニューという感じですが、すごくおいしい!! 味もさりながら、香りがなんともいえず食欲をそそります。
 
「醤遊王国」には売店もありますが、「生しょうゆ」を売っているのは食堂だけだそうです。1本、買い求めてみました。おー、その場で絞った醤油を瓶に入れ、3種類あるラベルの好きなものを貼ってくれます。定番ラベルを貼ってもらいました。400年前から醤油造りをしている弓削多醤油、まさにあっぱれ!! 



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2008/02/19  (火) 

1周年

今日でこのブログを書き始めて1周年を迎えました。ご愛読、ありがとうございます(^_^;) よくもまあ、毎日、毎日、くだらんことをダラダラと書き続けてきたもんだと(笑) 
 
「ブログ書かない?」と誘われたときは、「とにかく何か書けばいいんでしょ? おっけ〜!」なんて、気楽に引き受けたものの……、これはかなりなストレスになりました。こんなことを10年近くも続けている糸井重里さんはすご過ぎる!
 
スタートしてから1ヵ月目ぐらいが一番つらかったかもしれませんね。書くことが嫌なのではないのですが、毎日となれば、どうしたってネタ不足になりますよ。どこにも出かけないで家に蟄居しているときなどは、極度のネタ不足に陥ります。これが大ストレス。が、しばらくたつとこのストレスにも「慣れ」が生じてきます。人間は強い! どんなことにも慣れる!(笑)
 
システムのNU-FACEさんに「毎日はキツイねぇ」と愚痴れば、「毎日じゃなくてもいいんだよ。でも、毎日とたまにではアクセス数がずいぶん違うと思うけど〜(笑)」とイジメられるので、「よ〜し、書いてやる!」なんて(^_^;)
 
そして、ネタ不足解消のため?この1年はずいぶん外に出歩きました。人生始まって以来のほっつき歩いた日々じゃないかったでしょうか。おかげさまで昨年の2月に比べれば、1日につき30倍以上の方々に訪れていただいています。定期的に遊びに来ていただいている方もかなりいらっしゃるようです。毎度あり〜。くだらない話が多くてすみません。
 
ですが、本店の「縁起堂本舗」の売り上げUPにはぜ〜んぜん結びついていないことも判明しています(笑) みなさん、立ち読みのようで(笑) そこで。本店の売り上げにはあまり貢献していないことでもあり、また、1年頑張ったということで内容面は勘弁していただき、2年目からはちょっと肩の力を抜いて「なるべく書くようにする」ぐらいにペースダウンしようかと思っています。たまに休んでもご勘弁くださいね〜(^_^)/~~



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2008/02/18  (月) 

越生梅林

ガラス屋さんは越生梅林の目の前にありました。3階の会議室からは、それは見事な借景が楽しめるそうです。越生梅林では、16日から「梅まつり」を開催中。 
ところが、やはり開花は遅れていて、全体の1%ぐらいしか咲いていません。「越生ばやし」などが演じられていて、お囃子の音は賑やかなのですが、園内はがら〜ん。とはいえ、せっかくここまで来たのだからと、梅林散歩を敢行しました。寒っ! ついに鼻水が……(-_-;)
 

越生梅林は2ヘクタールほどあり、白梅が約700本、紅梅が約100本、越生野梅などの古木が200本も植えられているそうです。園内だけで1000本、周辺には約2万本の梅が植わっているというのですから、満開になったらさぞや見事なことでしょう。600年程前、梅園神社に太宰府天満宮を分祀したときに、菅原道真にちなんで梅を植えたことから始まったといわれます。長い年月をかけて、ダイナミックに育てたものですねぇ。関東三大梅林のひとつで1940(昭和15)年に埼玉県の指定名勝になっています。
 
園内では婦人会の方々が作った梅干やさまざまな梅の加工品、老人会の方々が丹精した梅の盆栽なども売られていました。が、いかんせん寒すぎまして……。園内を走るミニSLにも乗る子どもの姿はなく、運転している係員の人も寒そう。全長で253メートルあり、園内をぐるりと一周するSLは、満開の梅の下なら、さぞや楽しいことでしょうに。
  
屋台で地元のおばさんが焼き団子を売っていたので、ちょっと買い求めてみました。ホントに手作りっていう感じ(笑) 味は、焼団子というよりお餅? ちょっと塩っぱかったです。そのお団子もすぐに冷たくなる寒さなので、早々と退散。婦人会製の、粒は不揃いだけどお安めという梅干をおみやげに。

  



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2008/02/17  (日) 

がらすらんど

みきデザイン工房の方々が、問屋さんにステンドグラスのガラスを選びに行くというので連れて行ってもらいました。大きな倉庫にさまざまなガラス! 板ガラスばかりではなく、素人にはよくわかりませんが、ベネチアングラスとか、熔かして使う粉状のガラス、ガラスを加工するための機械や用具、スタンドなどのパーツなど色とりどりで、まるでガラスのドリームランドです。
 
板ガラスといっても、色や質感などは千差万別。アメリカやフランスからの輸入がほとんどなのだそうです。こんなにたくさんの中から、どうやってほしいものを探すのでしょうか? プロにはわかる分類の仕方がありそうですが、私はただただ眺めているのみ(^_^;)
 
普通はなかなかこういう倉庫に入れてもらえるような機会はないので、それだけでもかなりおもしろかったです。ビーズのようなかわいいガラスは、子どもだったら絶対、食べちゃいそう。いろいろな模様があり、カラフルでおいしそうでした(笑)
  
スティック状のもの、粉状のもの、どうやって加工するんでしょうね。熱で溶かすのだろうぐらいのことしか考えられません(^_^;) 蝶ちょやトンボに変身するトレイはクッキーでも作れそうです。う〜ん、どうも連想が食べ物にしかいかない……(笑)
  
たくさん買い込んだ(らしい)ガラスが、展覧会のときにどんな美しいランプやパネルに変身してくれるのか、とても楽しみです。

 



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小石川後楽園の梅林
梅林「府中郷土の森公園」