ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/07/09  (月) 

浅草寺「ほおずき市」

浅草寺のほおずき市に行ってきました。平日の昼間にもかかわらず、けっこうな人出でした。週末の三社などに比べれば、「お参りできない!」っていうほどの人ではなかったので、ちょっと並んで正面からお参りしてきました。
  
この日は 「四万六千日」と呼ばれ、この日にお参りすると4万6千日分お参りしたのと同じ御利益を得られるという観音詣での縁日です。えーと、126年? よしっ、一生分はすませたぞ(笑) みんな欲張りだから、この日の参拝は江戸時代からずいぶん賑わっていたらしいです。
 
この縁日には浅草寺境内にほおずきの市がたちます。四万六千日のお参りのおみやげにほおずきが売られたことから、いつしか「ほおずき市」といわれるようになったようです。毎年7月9、10日の両日、境内一帯にたくさんのほおずき売りの出店が並び、たこ焼きやお好み焼きの店も出で、多くの人で賑わっています。
  
ほうずきの鉢と風鈴をセットにして釣り下げたよしずばりの店は、いかにも東京下町の夏の風物詩という感じ。
 

7月9日か10日に参拝すると、4万6千日お参りをしたのと同じご利益があるとされ、江戸時代より、この日の参拝は盛んだったそうです。赤い実が雷よけのおまじないになるそうです。
 
ほおずきの笛をつくったことがありますか? 赤い実の皮を破らないようにして中の種を出し風船のようにして、鳴らす笛です。幼い頃、向島のおじさんに作ってもらって、うまく鳴らせなかったなぁなんてことをふと思い出しました。
 
明日もやってます。「縁日ガイド」にアクセスを掲載しておきました。行ってみてはいかがでしょう?



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