知足の気まぐれトルコ紀行

イズミールからチャナッカレへ向かうエーゲ海沿いには、一面にオリーブの畑が広がっている。バスは｢ここがオリーブの産地だ！｣というところのドライブインに立ち寄った。トルコのオリーブ石鹸は品質がよく、肌がすべすべになると聞いていたので、お肌をすべすべにしてあげたい親しい友人にはこの石鹸を持ち帰ろうと思っていた。
 
エフェソス遺跡のところで売りに来ていた人は7個か8個で1,000円。1個150円から200円未満ということなので、何個かをセットにして……、なんて思ってたら大間違い。ここでは1個当たりの単価が3倍ぐらいしている。昨日の値段はなんだったんだ？　でも、きっと、ここが一番と言うバシャックさんの保証つきなので品質はいいのだろう。ごめん、セットでは買えない(^_^;)
 
すると、昨日、買った人が今度は｢昨日のは粗悪品だったのではないか？　あげた人がかぶれたりしたら……｣と心配している。値段と商品を見てみると、安いのはどうも葉の部分を多く使用していて、緑色をしているのではないかと思われた。白っぽいのはやや高め。昨日のはかなり濃い緑色をしていたので、そういうことではないだろうか。葉を多く使ってボリュームを出しているだけなら肌が荒れるということもないだろう。それにしても、昨日、1,000円分買っておいて、ばら撒き要員にすればよかったなどと、ちょっと不埒なことを考えたがあとの祭り。つねに移動をしているので、ほしいと思ったときに買っておかないと、もう二度と手には入らない。

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