春の茶会
お点前をする人はひとりで、立てるお茶も二服。そのお茶を味わっていただくのはふたりということになります。他のお客様には、水屋で立てたお茶を提供するために、お菓子を配ったり、お茶を運んだり、何人もが狭いところを行ったりきたり。着物なんか着ちゃって優雅そうに見えますが、これがなかなか重労働です(笑) 私としては、着物を着るのは1年半ぶりぐらいで、着ているだけで疲労困憊(-_-;; ぐったりしたところで、15時過ぎに終了しました。予定より雨が遅く……というより、夜になっても降ってこない! そちらのほうに外れてくれて、よかったというところです。
まだ桜は大丈夫
今年の桜は、長持ちしていますね。ちらほらと緑の葉が増えてきているものの、遠景では満開のときとさほど変わらない桜並木が続いています。このところ、ちょっと肌寒かったせいでしょうか。雨が降ったり、強風が吹いたりしていたのに、よく頑張ってるなぁという感じです。私も桜に負けるわけには行かないので、お昼前のひととき、ひとリハビリしてきました(笑) 花筏はところどころに見られるものの、川一面がピンクになるというほどではありません。
河原をモタモタ歩いていたら、72歳(聞いたわけではありません、ご本人からの申告です)というご婦人が、「今年の桜は長持ちしてますね」と話しかけてこられました。「そうですね」「お天気がよくて、気持ちがいいですね」「そうですね」と……。この街に引っ越してきて20年になるとかで、昔はあーで、こーで、ここの桜も市が植えているわけではなく(そりゃ、河川管理は都ですから/心の中だけで)、民間の方が植えたものだそうですよ(はい、保存会の方を知っています/心の中だけで)、とかとかとか、ずっと教えてくれ続けます(笑)
「この川は人工の川なんですってね」と、ここで声に出して「いえ、多摩川の支流です。30年年か前に河川工事があって、その前はよく氾濫する暴れ川だったんですよ」と、この返事をした時点で、私よりあなたのほうがここに長く住んでいるかも、と気づいてほしかったのですが……(笑) その後もずっと古今の街の変遷を教え続けてくれました。私、3歳からここに在住です(^_^;; やっと曲がり角でお別れすることができました。モタモタしている私を気遣って一緒に歩いてやろうと思ったのかもしれません。ありがたいことではあります。しかしながら、お許しください、お代官様という感じでした。散歩ひとつでも、いろいろな方と出会います(笑)
花散らしの雨
今日は朝から肌寒く、小雨もぱらついていて、道路には雪でも降ったかのように花びらが……。花散らしの雨というのでしょう、夜半になって少し強く降っていたようなので、朝起きたら木の下は真っ白、真っピンク?になっているかもしれません。もうすぐ桜ともお別れですね。なんて、ぼんやり歩いていたら、帰り道で転んでしまいました。一番、やってはいけないこと(-_-;;
しばらく身動きすることもできずに歩道に転がっていたら、国立の方々はみんな親切。何人もの方が、起き上がるために手を貸してくれようと……。しかしながら、角度と力の入れ具合がありまして。「ありがとうございます。ひとりでゆっくり立ちますから」と言い続けました(笑) 普通なら恥ずかしいところですが、恥ずかしがっている余裕なし。幸い大事には至らず、手のひらと膝っ小僧にアザとすりむき傷ですみました(^_^;; どんなに美しい桜並木でも、アホ面して歩いてはいけません!
満開!
今日は、ライトアップ並木とは逆方向、上流に向かって少し歩きました。上流方向は、トイレが解放されている建物があるためだろうと思いますが、ブルーシートを敷いてのお花見宴会のグループが多数、河原中を占拠しております。ガキどもが走り回り、ときにイヌなども走り回り、やや歩きにくいという難点はありますが、水辺近くを歩けるので、また違った風情が楽しめます。そろそろ菜の花も増えてきて、花の香りも漂ってくるようになりました。桜が花びらを落とすと、今度は菜の花が優勢になるはずです。
出所しました〜。
むかしでいう抜糸、いまはテープを貼ってあるので剥がしテープとでもいいましょうか、これが術後2週間と決められているようで、驚異の回復力を見せた私でも、最低2週間は留め置かれました。絶対にお風呂に入りませんと誓って、外来で剥がしてもらうというのはダメですか?と交渉したのですが、こっちは蹴られてしまいました。
最近は、手術した翌日からリハビリが始まるのは常識になっていますが、私も翌日、車椅子でリハビリルームに行きました。そして、歩行器で帰ってきました。次の日は歩行器でリハビリに行き、杖で帰ってきて……、火曜日の手術で土曜日にはもう杖なしで歩いていたという経過でした。そりゃ、帰りたくもなるでしょ?
トレーナーさんのご指示で、術前にちゃんと筋トレをしていたのが奏功したこともありますが、なんといってもドクターの神の手の力です。普通、2時間から2時間半かかるという手術が、私は1時間02分! 看護師さんもびっくりだったそうです。手術時間が短いとそれだけ身体への負担が少ないので、回復も早くなるようです。昨年に続き、私って、すごくドクター運がいいみたい(笑) ありがたいことです。
そして、今日は1年に1夜、3時間限りの野川のライトアップの日。間に合った!ことは間に合ったのですが、歩く速度がまだ遅いので、やはり人混みはまだちょっと危険。ライトアップはあきらめて(部屋の窓から、ちょっと遠く見渡しました)、昼間、ライトアップの準備が進められているサイクルロードを散歩してきました。