ぎゃ〜、野良猫!
とりあえず、市役所の相談係に電話してみました。すると、「敷地内の動物の死骸は、市では回収しません!」とケンもホロロ。私が捨てたわけじゃないんだけどと言ったら、誰が置いても同じですと。では、どうすればいいのか? と聞けば、自分で片付けられないなら、業者を呼べ、と。じゃあ、業者を紹介してくださいと言ったら、市で斡旋することになるのでそれはできない、と。自分でインターネットか何かで調べてください、と。PC使えない人は、どうしろっていうの? もう、何を言っても無駄だと思ったので、「わかりました!」と言って電話を切りましたが、その「便利屋さん」みたいなのに頼んだら、3分で終わる仕事でも、出張費を入れて1万円ぐらいかかるんですよ!
結局、いろんな知り合いに泣きを入れて、ある友人がフットワークのいい配下を手配してくれて、私が家の中でさめざめと泣いていて、知らない間に、すぐきれいに片付けてくれました。その友人から電話があり、もう片付いているから、すぐ洗車して来い!といわれ、ガソリンスタンドに走ったのでありました。
何十年も住んでいて、こんなことは初めてでしたが、1回やられると、またやられる可能性があるとか? 猫が自分の縄張りを主張している行動なんだとかいう話も聞きました。どうすればいいだろう? いま猫避けグッズを検討中。
その後、駅前に行ったら、市と福祉協議会とか幟を立てた人々が20人以上、西日本の豪雨災害の募金をお願いしま〜すと叫んでいました。中には、幟を立てているだけでボーっとしている人も。そりぁ、災害募金も大切でしょうが、志のある人はとっくに、いろいろな方法で募金してます! そんなところでボーっとしているなら、現地にボランティアにでも行け!って感じ。それはそれでどうでもいい話ですが、ひとつだけ、言っておきたいことがある〜。調布市は募金のデモンストレーションはするかもしれないが、困っている市民を助けることはいっさいしない!
大暑→猛暑→酷暑、そして?
さて、そんなでっかい話じゃなくて、我が家は大変! 土曜日の朝、食卓のある部屋のエアコンをつけたら……、5秒ほどでふ〜んと切れて、タイマーのスイッチが点灯。何度やっても、同じ。ひぇ〜、壊れた〜! 室外機を見てみれば、ピクリとも動かず、です。このエアコン、もう20年以上モノになるんじゃないかなぁ〜。そろそろ付け替えないとなぁ〜と、毎年、思ってはいたのですが、まあ、とりあえず、使えるし。という状態だったのが、よりによって酷暑のさなか、息を引き取りました(-_-;;
やっとドクターから乗っていいよ許可が下りた自転車に飛び乗って、エアコン売り場に走りました。エアコンはたくさん売っているけれど、工事のスケジュールはパンパンで、急いでもらっても取り付けには10日から2週間程度はかかるそうです。熱中症で私を殺そうとたくらんでいる秘密組織があるに違いない! 「壊れた〜!」なんて飛び込んでくるのは、私だけじゃないでしょうからねぇ、と店員さんに言ったら、11時ぐらいの断簡で、「お客さんで4人目かな?」と言われてしまいました(笑) みんな、転んじゃってから、杖を捜すんだね〜。
無駄に広い家に、現状ひとりで暮らしているわけで、実は別の部屋にはエアコンはある! が、しかし、台所と食卓のある場所って、一日で一番多くの時間を過ごしているような気がするわけで……。家の中で熱中症になるケースって、すごく多いとテレビが言っていました。とにかく、大量に水は飲んでます(笑)
たまご!
そうだ、病気だ! 冷蔵庫に卵が2個しかなかったなぁと思い、ワンパック化って来ました。そして、冷蔵庫にしまおうとすると、なんとワンパックあるではありませんか! えっ? そういえば、2日前ぐらいに、いつも卵を買う店の前を通りかかり……、買ったらしい。らしい、って何だよ!と自分に突っ込んでみるが(-_-;; これ、認知症の第1歩ではなかろうか、と。同じものを何度も買ってくる……。ちょっと前、オババが毎日、3日連続ででっかいキャベツを買ってきたことがあり、こりゃ、おかしいと「物忘れ外来」に連れて行ったら、「軽度認知症」と診断されたのでした。私も? まあ、いまは“軽度”ではありましょうが、数年後には……。どうしよう、困った。つける薬はないのかなぁ〜。
今度は、山うど!
先日、いただいた山菜のうち、山うど。いっぺんには食べきれないので、うどは、冷蔵庫に1泊させました。そして、次はうど調理に奮闘。葉と芽の部分は、素揚げに、皮はきんぴらに、中身の白い部分は酢を入れたお湯にさっとくぐらせて、からし酢味噌でいただきました。おいしいねぇ〜。また、どこかで婆くさいと言われそうだけど(笑)
食べきれないほどの量をいただいたので、半分は、ご近所の奥様へお届け。山菜類は、みんなが好きだと思っていたのだけれど、実は嫌いという人もいるということがわかったので、好きだということを知っている人にお渡ししました(^_^;; あくが強いものは……と、言われれば、確かにそうですものね。おすそ分けしたうどの代わりに、朝どりのスナップエンドウを少しいただき、こちらはコーンと炒めました。
最近、プチトマト以外は、野菜を買っていないというくらいなのに、食卓はいつも野菜がいっぱい! 幸せものだなぁ、と、つくづく思うのでありました。
写真展
常見藤代さんの写真展「イスラーム〜〜ヴェールの向こう」を見に行ってきました。中近東から、北アフリカ、アジアのイスラームの女性たちの暮らしが写しだされています。私の“あの辺好き”を承知している友人から紹介された写真展です。
イスラームの女性というと、黒いヴェールで顔を隠して……と思っている向きも多いでしょうが、最近はけっこう華やかなヴェールの若い女性も多く(国にもよりますが)、黒いヴェールは高齢女性が多いという感じじゃないでしょうか。付け加えると、そのヴェールの下に着ているのは、日本人なら目をむいちゃいそうな派手な衣装が多いです(笑) そういうヴェールで被われた女性たちも、女性同士やお祝いの席などでは、華やかな笑顔が弾けます。そんな日常のひとコマを切り取った写真展で、興味深いものでした。
私はイスラームの世界がけっこう好きで、クルアーン(コーラン)を読む限りにおいては、すごくゆる〜い宗教で、楽しいとさえ思えるのですが。例えば、外部から見ると驚きの1日5回のお祈りだって、できないときは、あとでまとめてすればいいなんて感じだし、過酷とも思える1ヵ月にわたる断食も、できなければ、できるときにしなさいってなもんだし。高齢者や女性や子どもや旅人は大切に扱いなさいよ、なんて言ってます。
女性に関しては、過保護的扱いを要求してます。体力がないものが生きにくかった時代ということもあるでしょうが、現代から見れば確かに差別的。イスラームの主張では、「美しいものは、男の目から隠せ」というわけで、髪も女性の美として覆われているわけです。つまり男を欲情させるものは、女性側からすべて隠しておけというわけで……、なんだか、最近のセクハラ被害者バッシングみたいですよねぇ(笑)
イスラームの聖典クルアーン(コーラン)には、女性はヴェールで髪を隠せなんて、ひと言も書いてないと思います。クルアーンは、そもそも神の言葉を聴いたというムハンマドさんの伝聞情報だし、それが長い間に解釈され、自主規制されてきたようで、昨今のイスラームを解釈主導している方々は、がちがち頑固な教条主義に陥っていないでしょうかね?