ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2017/06/10  (土) 

「花戦さ」

池坊華道の先生をしている方から、「花戦さ」という映画の鑑賞券をいただきました。池坊が監修をしたとかで、お弟子さんたちにチケット購買のノルマが課せられたようです。おかげさまで、ご相伴に与ることができました(笑) 信長・秀吉の時代に活躍した池坊専好という花僧(って、坊さんがいたんですね)。生ける花で信長の横暴とか、秀吉の独善とかと戦ってたというようなお話。なーんだ、池坊の宣伝映画じゃないか〜。って、それは最初からそうだわね(笑)
 
私は華道の心得は皆無で、したがって生けられた花の良し悪しはまったくわかりません。ただ、池坊って、なんとなく派手派手しい感じがしていたのですが。とくに生けるルールらしきものはなく、これが、専好さんの「その花の美しさだけを引き出す」という生け方なのでしょう。世界に一つだけの花?(笑) ダイナミックで、華やかな感じがします。
 
映画については、専好を演じた野村萬斎(こういう字?)がもともと好きではなく、秀吉を演じた市川四代目猿之助にいたっては嫌い(^_^;;という事情があり、チケットをいただかなければ、絶対、見には行かなかっただろうなぁ映画です(笑) よくもこれだけわざとらしい役者を集めたもんだ、と(^_^;; 中では、佐藤浩市演じる千利休がキラリでした。佐藤浩市が好きな役者というわけではなく、描く角度もあるかとは思いますが、やはり千利休って人はおもしろいなぁと。
 
余談ですが、嫌いな人ばかりではなく、好きな役者もいるわけで。小出恵介! すごく好きというわけではありませんが、どちらかといえば好青年風で、ちょっと自信過剰な感じが見え隠れはしていたものの高感度は高かったのですよ。それが、よりによって淫行だと〜! 人は見かけによらないものなんですね、ほんとに(笑)
 



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2017/06/07  (水) 

帽子

土曜日だったかなぁ、風の強い日がありましたね。駅から我が家の間には、2〜3箇所の小さな畑があるのですが、たまたまその脇を通っているときに、突風で帽子が飛ばされ、畑の中へ。「あ〜〜〜」と言っているうちに、くるくると回転して、植わっている葉物野菜の中に消えてしまいました。畑は柵で囲ってあり、中へは入れません。柵に沿って二周りぐらいしましたが、黒い帽子は、葉の影に隠れて同化してしまったらしく、まったくどこにあるか、わかりませんでした。畑の脇に、持ち主らしき家はあるのですが、お留守のようだし……。
 
帽子好きの私は、冬はニット、夏は麦わら帽子と、いつも何か被っています。春先は、ニットでは暑苦しいし、まだ麦わら帽子では早すぎるという感じで、毎年、困っていたのですが、今年、薄手の木綿で、デザインもシンプルな帽子を見つけて、買ったばかり。私にしてはちょっと奮発したシロモノ。といっても、スーパー値段の中での奮発ですが(^_^;; あ〜〜からあ″〜〜になった瞬間です。それでも未練タラタラ、翌日も、その翌日も、畑のところへ行ってはきょろきょろ。それでも見つからず、3日目には、帽子が消えたあたりの畝が刈り取られていて、もうダメだとあきらめました。やはり、ちょっとでも高級品となると、ご縁がないというやつですかねぇ(-_-;;
 
ところが本日、畑の端っこの小さな藪の雑木に、この帽子がひっそりかけられていました! 畑の持ち主が作業中に見つけて、かけておいてくれたに違いありません。うれし〜〜〜! ちょっとは小雨も降ったような気がしますが、帽子は無傷でした。お礼を言おうかと思ったのですが、やはり、この日もお留守のようです。次に、もし作業中にでも通りかかったら、しっかりお礼を申し述べなければなりませんね。そろそろ麦わら帽子でもおかしくはない季節にはなりますが、梅雨入りしたことでもあり、太陽サンサンではない日には、まだしばらくお世話になれそうです。
 



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2017/06/06  (火) 

選挙が近づくと

午後の早い時間に、突然、見知らぬオバサンの訪問を受けました。私をお名指しで、「高校の同窓生なのですが……」と。10年ほど先輩に当たるとのことです。「いまは三鷹市に住んでいるのですが、昔はこの辺に住んでいて……」、などなど、突然の世間話。ご用件は?と聞こうとしたら、後ろから別のオバサンが登場し、急に都議会議員の何とかさんの功績を話し始めるではありませんか。小池都知事と一緒に写っている写真を見せて、「はじめから、ずっと協力してやってきたんですよ」などなど。残念ながら、知らない顔(^_^;; 「はあ?」という顔をしたら、やっとその写真が印刷してあるチラシのようなものを見せました。
 
それでわかった。「公明党の方なんですか?」と聞いたら、しぶしぶのように小さい声で「ハイ」と。創価学会なのが恥ずかしいんですか? それなら、なんで戸別訪問? 「つまり、都議選で公明党に投票しろということですか?」と。かなり単刀直入というか、あからさまに聞いてみたら、「いえ、そういうわけじゃなくて、応援していただきたいと思って……」と。なんじゃ、それ(笑) そして、いかに小池都知事と協力してきたかとか、都民ファーストより先に連携していたとか、とうとうとしゃべり出しました。
 
ちょっと待ってください。まず、なんで相手が小池都知事を支持していると決め付ける? 相手は自民党かもしれないでしょ?(笑) 私は自民党支持者じゃありませんが、小池都知事については、目下、判断保留中なのだよ(^_^;; それはそれとして、選挙が近づくと、遠〜い、遠〜い関係の創価学会の人が突然、親しげに現れるのは、いま始まったことではありませんが、高校の同窓生とはあきれました。私は卒業以来、1度も学校とも同窓生ともかかわりをもったことはないし、しかも10年も上? 絹糸一本のつながりもないじゃない!(笑) 「はいはい。お話は承りました」と一応、言って、すぐ玄関を閉めました。
 
そして、まっすぐ電話機のところへ行き、卒業以来、初めてその学校に電話をかけたのでありました。こういうことがありました。どう考えても名簿が流出しているとしか考えられません。個人情報の管理は、どうなっているんですか? と。そういう苦情が多いので、10年前から名簿は作っていないといいます。それより前のことは……、と。つまり29歳以上の人の個人情報は垂れ流しか〜? 同窓会事務所に伝えますのでと言うだけです。どうせ、ここで怒っても、名簿の流出先などわかるわけもなく、粘るだけばかばかしいので、「気をつけていただきたい」とだけ言って、電話を切りました。しかしまぁ、言いたかないけど、大嫌いだ創価学会!(笑)
 



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2017/05/31  (水) 

数独

毎日新聞の社会面の端っこに、毎日、「朝から数独」という、数独が1個だけ出題されている枠があります。ほとんどは「初級」とされているもので、ほぼ縦横の相関だけを考えればいいので、ちょっとした頭の体操をしている感じです。たまに「中級」という出題があり、これは左右や上下の囲みに同じ数字があるか、あるいはないという必然があるか、などを考えなくてはならず、てこずるときもあります(^_^;; 1問ではものたりなくて、2、3問、載せてくれないかなぁなどと(笑)
 
数独って、だいぶ前から、流行っているんですよね? 私は、うんと若い頃、たぶん世の中に数独が現れた頃ぐらいに、一度、この「ペンシルパズル」に激しくハマり、いつも持ち歩いて、電車の中といい、喫茶店といい、もちろん家の中といい、やりまくっていました。スマホと違って、紙とペンが必要なので、さすがに歩きパズルはしなかった(笑) 数独の他にもスケルトンとか、あったような気がします。次第に他のことは、いっさいお留守になるという……(-_-;; それと、市販されているものはやりつくしたこともあり、あるときパズル断ちをし、ずらっと並んだパズル本も処分しました(笑)
 
だから、新聞の数独。本屋さんの行けば、パズル本が売っていて、それを手に入れれば、また好きなだけできると思うのですが、やり始めたら、また止まらなくなるかも……と思い、1日1問で我慢してます(笑) 自分はハマりやすい性格で、ハマると5年ぐらいはハマり続けるということを、自分で理解しただけでも、少しはオトナになったのかもしれませんね(^_^;; でも、こういうのって、認知症予防にはよさそう。
 



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2017/05/30  (火) 

ブラック企業?

友人の会社の人が、今日の午前中、脳出血で職場から救急搬送されたそうです。居合わせた友人が付き添っていったらしいのですが、夜になってもまだICUから出てこられない容態で、生命が助かったとしてもかなりの後遺症が残る可能性が大きいといいます。友人も、その同僚も、パートという勤務形態にもかかわらず、残業はさせられる、時間内は座っている時間もないというくらい仕事量が多かったようです。もともと12人で1チームだったはずが、どんどん辞めてしまって、辞めても補充はなく、現在、9人体制とか。そして、もうひとりが7月で辞めることになっていて、8人になるといっていた矢先にひとり倒れる……。それでも欠員の補充はなし。これって立派なブラック企業じゃないですかね?
 
倒れた人は、労災なんじゃないでしょうかね? 過労死やサービス残業の話は、大きい会社であれば、マスコミが報道したり、裁判になったりもしますが、小さい会社の場合、そして、働いている人たちにあまり権利意識がなかったりすると、こんな話もうやむやになってしまいがち。ずいぶん前から、その職場を辞めたほうがいいんじゃないかと友人には言っていたのですが、「私が辞めると、他の人の負担がまた増えるし……」などと言って、相変わらず、文句をたれながらも出勤していました。今度こそは辞めなさい! 他人事じゃないよ! 倒れるのが自分だったとしても、なんの不思議もないんだから! と、私は電話で説教をたれたわけですが(^_^;;
 
その仕事をしなければ食べていけないというわけでもない場合、生命を削ってまでその仕事をする価値がありますかね? ほとんど仕事をしていない私が言うのもナンですが、その仕事というより、仕事って生命削ってするほどのものなのでしょうかね? 社会参加みたいなことを言う人も多いけれど、社会参加は仕事じゃなくてもできるのではないでしょうか。知り合いの奥様の中には、仕事はしたことなくても、ボランティア活動などを通じて、たいがいの人よりずっと世間が広く、自分や自分をとりまく環境について理解が深い人もいます。遊び人の私にゃ〜言われたくないだろうけど、人生、自分に残された時間は有限ですよ。本当に好きなことではないのなら、生命削ってまで奉職する時間はないのではないかしら。
 



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