自転車置き場
スーパーの割引の日などは、保存食品を買いだめ! などということになるので、自転車も多くなります。駅前のスーパーは、置いたまま通勤や通学に行っちゃう人を防ぐためでしょう、1台、1台、レールに入れて停めるようになっています。1時間程度なら無料。時間を過ぎると200円とか、なんとか。長時間停めたことがないので、細かいことは知りませんが。このレールが、狭い! よっこらしょと前輪を上げて、隣の自転車にぶつかりながら、ようやく収めることになります。
20分ぐらいでしょうかねぇ、買物をして帰って来ると左右の自転車が入れ替わっていました。両方とも、子どもを乗せる椅子と、ものすごく大きなカゴつき。私の自転車は、ちっちゃい前カゴだけで、後ろはツルンなのですが、この細身の自転車が身動きがとれないのです。左右にぎしーっと停まっていて、レールがあるために横にずらすなどというマネはできません。格闘してもびくともしません。係りのオジサン(というよりオジイサン)が来て、手伝ってくれましたが、それでも動かず(-_-;; 通りががりのオニイサンがふたりぐらい手を貸してくれて、やっと持ち上げて引っ張り出すことができました。
若いお母さんたちは忙しいし、子どもの手を引いて歩くのは大変だろうし、子ども椅子つきの自転車が重宝されるのは、当然のことでしょう。前後に椅子つきの三人乗りも、危ないなぁと思いつつ、このご時勢、ふたり以上も子ども生んでくれる人は、ありがたい存在でもあります。だがしかし、この自転車……。スーパーさんに言いたい! 別の区画を作って、左右を広めに取り、大型自転車はここに停めるというふうに分けてもらうわけにはいきませんかね? 重い物を買うときも自転車をやめて、ガラガラとカートでも引くべきでしょうか。
太平洋展
六本木の新国立美術館へ、「太平洋展」を見に行ってきました。知り合いの寺町美術館館長が、版画を出品していて、ご招待をいただきました。「太平洋展」は、120年以上の歴史をもつという太平洋美術会が主催するもので、油絵、水彩、版画、彫刻、染色など、さまざまな分野のアートが一同に展示される美術展です。圧倒的に油絵や水彩の絵画部門の作品が多いですが、館長の版画はいつもかなりインパクトが強いです。
新国立美術館は、もう10周年を迎えるそうですが、私のイメージでは「最近、できた」です(^_^;; まったく月日は百代の過客といいますが、年を重ねると行き過ぎる年月のスピードも異常に速くなるといいますか……。今日は、日曜日で、隣で話題のミュシャ展をやっていたということもあるでしょうが、人が多くて、多くて。ミュシャ展も見てこようかと思ったのですが、すごい行列なので、まぁ、後日に(行けるかどうかはわかりませんが)。エントランスの木々もかわいらしい衣装で迎えてくれます。
バラ・フェスタ
初夏らしい、さわやかな日がやっと訪れました。とりあえずは、洗濯物を干し、散歩がてらに神代植物園のバラ・フェスタを見に行ってきました。平日だというのに、かなりの来場者。保育園の遠足らしい団体を何組も見かけました。みんなお揃いの帽子をかぶり、それが色とりどりでバラにも負けないかわいらしさ、賑やかさ。お昼前ぐらいに行ったのですが、木陰という木陰には、園児や家族連れ、お友だち連れのお弁当が広げられていました。
春のバラ・フェスタは5月いっぱい。いまが盛りのバラの競演が繰り広げられています。ここに植えられているのは、400種以上、5,000を超える下部だそうです。一つ一つ違う花だけど、どれもみんなきれいだね♪ というメロディが思わず口をついて出ます。「世界で一つだけの花」の歌詞は秀逸ですね(笑) いっせいに咲く……とはいうものの、まだ蕾ばかりの株もあり、しばらくは楽しめそうです。ちなみに、バラには全部、名前がついていますが、覚えきれませんし、覚える気もありません(^_^;;
バラの香りが溢れるメイン広場の外れに、原種、野生種だけのコーナーがあります。地味ではありますが、もともとのバラって、バラにありがちなこれみよがし感はないのね、なんて(笑) その隣りは、新種・改良種。こっちは、「これがバラかい!」という花もあり、それはそれでおもしろく見せていただきました、
一心
西日暮里の近くに「一心」という。家庭会席料理をうたった和食フルコースを供する店があります。すごいのは、このすべての料理を83歳になるという女主人がひとりで作っていらっしゃること! しかも、月ごとにテーマを決めて、器や調度品なども統一してあり、それはそれは見事です。今月は端午の節句。鯉のぼりをはじめ、鎧兜や菖蒲(尚武)の花などが、小皿に至るまでちりばめられています。玄関を入るところから一心ワールドは始まるのですが、鎧兜をあしらった人形や小物など布製のインテリアはすべて、このご主人の手作りなのです。着ていらっしゃるドレスや靴までも、お手持ちの着物をリメイクしたものだそうです。すご過ぎ!
メディアの取材は一切お受けにならないとのことですが、口コミで数ヵ月先まで予約でいっぱいだそうです。私は、たまたま時折こちらでシニア女子会?を開いていらっしゃるグループの方にお誘いいただき、今回で3回目のお邪魔です。最初は3月だったのですべてが雛祭り仕様、2回目は9月でお月見の兎さんをたくさん見せていただきました。ここでお値段のことを言うのは、育ちの賤しさが露になる感じですが、都心の小洒落たレストランなどと比べると1/3ぐらいです。いけませんよ、それは……と言いたくなるくらい(^_^;;
本日の料理は、胡麻豆腐の前菜から始まって、たけのこやアスパラガスなど、季節の新鮮な野菜を使った小皿が次々と。少しずつ、いろいろなものが、きれいな器に盛られて出てくるので、お腹がいっぱいになるばかりではなく、目も堪能。最後のステーキは、もう無理〜と言って、お持ち帰りにしてもらった人が過半数を超えました(笑) それでもデザートのケーキと苺、最後に和菓子とおいしいお茶まで、私はしっかりいただきましたよ! 予約をして、お誘いくださった、こちらも素敵な先生に感謝です。
アスパラ&山ウド
さっと湯通しして、サラダやお浸しにするのが、一番おいしいと思うのですが、今日はそれにプラスしてベーコンきくらげ玉子ともに炒め物の作りました。豚肉を使うのがセオリーかもしれませんが、やっぱりアスパラにはベーコンが合う!ハムソーセージ専門店クラインシンケンの手作りベーコンで、普段はお財布の都合上、めったに使わないのですが、このアスパラにはこのベーコンなのです(^_^;;
そして、もう一つの楽しみが山ウド。これはちょっと近所のスーパーでは手に入らないという逸品です。酢味噌にしたり、皮はキンピラにしたり、高原の味を堪能できます。まずは、葉の部分に薄く小麦粉を振って天ぷらに。揚げ物をするとキッチンの始末が大変なので、普段はほとんどしないのですが、これだけは後の掃除も苦になりません。とても柔らかくて新鮮なので、低温でさっと。チラッと塩を振っていただきました。料理番組じゃないって?(笑)