ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2016/04/28  (木) 

血の巡りが悪い

このところ、なぜかずっと低血圧。もともと家系的に高血圧で、降圧剤を飲んでいるという立場にありながら、血圧を測ると上が107、8で下が70そこそこだったりして、なんじゃこりゃ? 昼間にほわっとするなと思って試しに計ってみると、上が95ぐらいだったりもしました。そのうえ、脈拍はつねに54〜5という、いわゆる徐脈ってやつです。心臓の鼓動はかなりサボりがちで、しかも圧が低い? これじゃ、末端まで血は行かないのではなかろうか? 言ってみれば血の巡りの悪い状態ですね(笑) 比喩的な意味ではもともと血の巡りは悪いかもしれませんが、物理的に血の巡りが悪いって……そのうち固体化しそうです(-_-;; 

 



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2016/04/25  (月) 

今日もまたかくてありけり

島崎藤村といえば、「小諸なる古城のほとり」で始まる「千曲川旅情の詩」が有名ですが、この詩の次の章に「昨日またかくてありけり 今日もまたかくてありなむ この命なにを齷齪 明日をのみ思ひわづらふ」っていうんですね。高校の古文の授業で、おばあちゃん先生に丸暗記させられた記憶です。なんでまた丸暗記?と当時は思い、試験が終わればみんな忘れちゃった〜という状態ですが、若い脳細胞というのはたいしたもので(笑)、この古典の丸暗記だけはなぜかけっこう覚えていたりします。まあ、風前の灯でしょうが(^_^;;
 
かくてありけり、の「けり」は過去形、ありなむ、の「なん」は現在形、「けり」をつけるという言葉はここからきた……なんてなことを習ったよーな気がしますが、それはさておき、私はこの詩のこの部分が大好きなのであります。いかにも怠惰だねぇ〜(笑) 藤村は怠惰なつもりで書いたのではないでしょうが、私の怠惰な気分といいますか、刹那主義的いい加減さに響き続けております(-_-;; そういえば、大石先生、亡くなったらしいですね。当時から生きている化石だと思っていたのに、何百歳で亡くなったのだろう? それはさておき、今日もまたかくてありけり、なんですよ、私は。
 



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2016/04/24  (日) 

あっという間に

先週末は、松山坊ちゃんスタジアムに行き、ちょっとだけお寺めぐりもして、そのあたりのことを書こうと思っていたのに、明日、明日と思っているうちに1週間が経ってしまいました。光陰矢のごとし?(笑) たんにサボり癖です。というか、いろいろ、いろいろ雑用に追い立てられて、何も考えることができないというところかも。ジャングルになりかかっていた庭を、初めてシルバー人材センターというところの人に草取りを頼んだり。それが思っていたより高かったり(^_^;; 3人も来てくれて、植木屋さんよりずっとゆっくりお仕事なさるので、時間料金は安くても、結果、あまり安くならないということですね(笑) それやこれやで、もう、わぁ〜〜〜という感じです。歯医者にも行かなくちゃ……。
 



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2016/04/15  (金) 

オヤジも死ね(笑)

介護離職の話をしていて思い出したのですが、ミヤンマーに行ったときに愛知県の市会議員をやっていたというオヤジと同じテーブルになったことがありました。たぶん60代ぐらいじゃないですかねぇ。とにかく横柄で、偉そうなオヤジで、何の話をしていたときか忘れましたが、「介護保険制度なんかを作ったから、女性が甘えるようになったのだ。あんなものがなければ、みんな親ぐらい看るのが当たり前だと思うだろう、昔はそうだったんだから」と言い始めたのです。バカ言うんじゃないよ、自民党。横っ面を2、3発張り倒しそうになったけど、そこは旅先の知らない人、我慢、我慢(笑)
 
自分はしっかり親を看取ったなどと胸を張るのですが、「自分かよ、女房じゃないのか?」と心の中でつっこみました。女は家庭にすっこんで、子育て、介護を引き受けろってか〜? 旅先で議論をしてもしょうがないし、言ったって、他人の話を聞くようなオヤジじゃないと思い、それからずっと避けていたのですが、そういうオヤジはまだいっぱいいるんじゃないでしょうかね。世界のあちこちで女性大統領や首相が生まれている時代ですが、日本はあと100年経ってもムリ、ムリ、ムリ、という感じ。この件に関しては、途上国どころか、まったくの後進国ですよね。制度ばかりではなく、意識の上でも女性の活躍を阻むものが多すぎます。
 
まずもって、保育や介護の担い手として、当たり前のように女性の問題になること自体がおかしいっしょ。介護のほうは、介護する側もすでに年寄りだったりするので、どうせ活躍もできないだろうしとあきらめもしましょうが(笑)、保育のほうはホントに早急に本気で手を打たないと、女性の負担が増すばかりです。男性の育児休暇の話もバカな男のおかげでしぼんじゃった感がありますしねぇ。出生率なんか、伸びるわけないじゃん。
 



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2016/04/14  (木) 

日本死ね、か

「保育園落ちた日本死ね」でしたっけ、ずいぶん話題になっていました。私の住んでいる地域では、待機児童は200人なのだそうで、市の保育関係者の人が「まあ、いいところじゃないの?」と言っていましたが、これがお役所関係者の発想ですねぇ。200人のうちの1人だって、2,000人のうちの1人だって、その人にとっては、同じ苦労じゃないですか。同じ境遇の人が大勢いるからしかたがないとか、慰められるとかいった問題じゃないでしょうにね。
 
待機児童の問題は、以前から問題にはなっていましたが、この発言がきっかけで大きくクローズアップされました。しかしながら、待機している状態が問題なのは児童ばかりではありません。待機高齢者もいっぱいいるのです。その数、何万人じゃないでしょうか。昨年、8月から介護保険の適用範囲が改められ、特別養護老人施設、つまり特養は、要介護3以上でなくては申し込みさえ受け付けてもらえなくなりました。要介護2以下でも介護困難な高齢者もいれば、介護する側の介護困難な事情もあるのですがねぇ。
 
介護する側というのは、おおむね50代後半から60代が多いのではないかと思いますが、多くの人が介護離職をせまられている状況にあるようです。若い人でも一度職を離れてしまうと正規社員として再就職するのは難しい状況にあるとは思いますが、それでも若い人にはまだ職があります。しかしながら、60代で離職したら、二度と就職できないだけではなく、パートタイマーとしてもなかなか雇ってもらいにくくなります。私の知り合いも、ケアマネージャーさんから「絶対、辞めてはダメよ!」と励まされながら、仕事を介護の間で綱渡りのようなことをしている人が何人もいます。こっちも「なにが1億総活躍社会だ。これじゃ、私は活躍できねえじゃないか!」です。
 
保育園も特養も、希望者はみんな入れるだけ作ってほしいよねぇ。そりゃあ、予算に限りもあるでしょう。人材不足も深刻です。でも、消費税を上げてもいいし、そして外国人労働者で保育や介護を担ってくれるという人がいるならどんどん受け入れて、1億とはいわず世界規模で総活躍させてほしいもんだ、と思いますが、どうでしょう。
 



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笑顔の練習
平常に