菜の花
桜が終わった野川の散歩道は、いまは菜の花が最盛期です。川に近づくだけで、花の香りが漂ってきて、いよいよ初夏を感じさせます。今日は、時おり小雨が落ちてきて、肌寒いような一日でしたが。
カメラを忘れて
白馬から長野へ。白馬から19号に出る有料道路ができて、もうずいぶん経つような気がしますが、通ったのは初めて。美麻のあたりが、有料道路になる前より少し走りやすくなったでしょうか? それでも、これが有料道路なの?という感じです(笑) この日は長野のホテルに泊まりました。古い付き合いになってしまった、こちらのスキークラブの友人といっぱい飲んで、早々とダウン。翌朝は、せっかくの善光寺のご開帳なのでちょこっとお参りをしてきました。写真を撮ろうと思ったら、あらら〜、カメラを忘れてきてしまいました。スマホで撮るというテもありましたが、どうもそれが嫌いで(笑)
最近は、へたなデジカメより画像がいいスマホですが、なにかというとあれをかざして、とりあえず撮っておく的な撮影をしている姿は、どうも美意識が許さない(笑) 善光寺のご開帳の映像は、あちこちのテレビでも流れていたことですし、まあ、いいでしょう(^_^;; 帰りは松本でいったん降りて、ここに住む友人と2年ぶりぐらいにランチ。南信、北信を駈けずり回った感のある2日間でしたが、信州は地域によって、かなり文化に違いがあるなぁと思います。いまだに続くという信州南北戦争、地方出版でこの件に関する新しい出版物を見つけたのが成果でした(笑)
信州へ
67歳の誕生日の翌日だったそうで、若すぎるといってもいいのではないでしょうか。脳幹閉塞というようなものらしいのですが、倒れて5分、10分で手術しても生存率は低いという病気なのに、要請した救急車が白馬では出払っていて、大町から来るのに30分。症状が重くて、大町の病院で治療できず、松本の信大病院まで。救急車は乗ってる人が振り落とされそうなくらいフルスピードで飛んで行ってくれたそうですが、命を救うことはできなかったそうです。白馬に住みたいと憧れたこともありましたが、こういう場合は、救急車が5分で来てくれる都会だったら……と思ってしまいます。
大きな宿ではありませんが、それでも普通の民家に比べれば広い建物。一人残された奥さんが、気丈に振舞っているのがかえって痛々しくて。それでも帰ろうとすると、「寂しいから泊まっていって」と……。そういうことになるとは考えていなかったので、長野と松本に用事を作ってしまっていたので、お暇してしまいました。年下の私には涙はみせなかったのですが、今日、やはり古い付き合いの植木屋のおじさんが行ったら、すごく泣かれちゃったと言っていました。どうにも慰めようがなくてねぇ、と……。私の前には、やはり古い知り合いが青森から来てくれたとか。私も知っている人でした。ご葬儀が終わってからも、毎日のようにいろいろな人が「せめてお線香を……」とやって来ることでも、故人のお人柄が偲ばれます。
落ち着かない日々で
一夜かぎりの
今宵は、野川の桜ライトアップの日でした。年に1度、しかも18:00〜21:00と、ほんの束の間の楽しみなのです。なかなか毎年、その時間に家にいるというわけにもいかないのですが、今年はばっちり、日が落ちて桜が夜空にくっきりと輝く時間に見に行くことができました。しかしまぁ、混んでいること! 最初はこのライトアップをしてくれるアートシステムという映画の照明会社の社員のお花見から始まったこのイベント。だんだん近所の人たちがお相伴に預かるようになり、いまでは「よそ者」のほうが多くなってしまっているようです(笑) 桜並木の遊歩道沿いにある小さな公園は、さながら臨時駐輪場のようになってしまっています。通りたくても通れない(-_-;; 警察官の交通整理や消防の警戒などもいまや当たり前の光景になりました。
立ち止まらないでくださいとスピーカーが呼びかけていますが、やはりみんな写真は撮りたい(笑) すると「写真を撮ったら、すぐに移動してください」にアナウンスが変わったりしています。自撮棒(って、言うの?)を使っての自分撮りは大変危険なのでやめてくださいと何度も呼びかけられていましたが、みなさん、おかまいない(笑) 最近はそういう人が激増していますね。自己顕示欲の塊というか、ナルちゃんというか、みんなしっかりポーズをきめて自分撮り。わざとらしいポーズのバカップルというのも多いです。しかも若い人だけじゃない(笑) まあ、年に一度のことだから、いいけどと思いながら、結局、どの名所に行っても景勝地に行っても、この人たちのカメラの中は、自分のアップでいっぱいなんでしょうねぇ(笑) 夜桜もきれいだから、こっちも見ましょうね(^_^;; 240本あるそうです。