佳人薄命
新聞の広告で、「誰がこんなに長生きさせるのだ?」と怒りの主張をしている本を見つけたことがあります。かって読んだりはしなかったのですが、同感(笑) 人は生まれてくるときに、神様から「これだけのことをしなさいよ」と荷物を渡され、全力でそれに取り組んで、早く成し遂げてしまったりすると、「はい、終了」という感じで召されるのかしら、とか。だらだらと何事も成し遂げないでいると、だらだらと長生きする……。うわぁ〜、長生きしそうで怖い!
暑い?
坂道だらけ
とっくに交付されていたウズベキスタンのビザを、やっと取りに行くことができました。大使館の窓口は、申請は10:00〜12:00、受け取りは16:00〜17:00と、思いっきりタイトなので、時間調整がなかなか面倒(笑) 今日は、ラップトップの調整にnu-faceに立ち寄って、時間が少し早かったので、赤羽橋から高輪までふらふらと歩いて行きました。地下鉄だと行って、戻ってくるという感じなので、遠い印象がありますが、まっすぐ歩けば2キロちょっとぐらいの距離です。とはいえ、陸の王者でもなんでもない私は、三田とか高輪とか、このあたりをふらふらするのは初めてかも。昔、伯母が白金に住んでいたので、麻布、白金あたりはまた土地鑑があるのですが。
港区は、全国でいちばん大使館、領事館の多いところで、石を投げたら必ず大使館に当たりそうな勢いです。たった2、3キロの距離でも、いくつありますかねぇ(笑) 小さいところはマンションの一室だったりもするので、外から見てもわからない場合もあります。ウズベキスタン大使館だって、普通の住宅かと思って通り過ぎそうになるくらいです(笑) この道中で、いちばん大きな建物だったのは、クェート大使館でした。門扉に金の擬宝珠がいっぱいついているガレージがあって、なんじゃこれ?と思ったら、大使館。小さなマンションぐらいの建物ですが、さすが金持ち国ということでしょうか、キンキラキン(笑) 近代的なビルやカフェ、コンビニがあるかと思えば、寄り添うようにお寺もたくさんあり、広い敷地のお屋敷もあります。江戸時代には大名などの江戸屋敷があったところですものねぇ。子どもたちの歓声が響く児童公園のようなところの奥に、実は古墳のようなものがあり、なんだかよくわからないけど、なるほどねぇと思っている自分がおりました(笑)
「イスラム国の」本
シリアとイラクをめぐる紛争は、誰と誰が敵同士で、どこ集団とどの集団がどういう関係なのか、複雑怪奇です。敵の敵は味方ではなく、やっぱり敵だったりするし、イスラームの宗派争いやクルド人問題も絡んでくるわけで、いつまでたってもというわけで、3冊の新書を猛スピードでわかったことは、とにかく、この戦いは長く続くだろうということです(-_-;; Isisみたいなバケモノが生まれてきたのは、やはり欧米の所業の報いだろうなぁ、とか。私の行って見たいところリストの上位にバクダッドとダマスカスが入っていたのですが、こりゃ〜、生きてるうちには行かれないかも……。また、仮に行かれたとしても、街並みや遺跡なんか、なくなっちゃっているかもしれない……。