七夕
変なオバサン
何が変かといいますと、何も飲み物を注文せず席につきます。これは、私も荷物をもっているときなどや、まずは席確保のためにときどきやることです。が、普通は荷物を置いたら、まず飲み物なり食べ物なりを注文に行きます。ところが、この方は、じっと座って、店内をくまなく観察しているのです。それが何分にわたるのか、何時間にわたるのか、私が見かけたときは、いつもその状態。それからおもむろに席を立って、ダスターを取りにいき、自分のテーブルと椅子を拭きます。それから、空いてるテーブル(禁煙席も喫煙席も店内すべて)を拭き始めます。それが終わり、灰皿が満杯の人などを見つけると灰皿を取替えに行きます。お店の人のやることじゃん(笑)
ドトールはセルフサービスの店ですから、普通はお店の人も余計なサービスはしません。たまに巡回して汚れているテーブルがあれば拭いていく程度。客もそのつもりですから、水がこぼれていたり、タバコの灰が飛び散っていたら、自分でダスターを持ってきて、拭きます。それを他の客にやられたら……戸惑いますよね(笑) 灰皿を取り替えられた男性は、へっ?という感じで、口ごもりながら「ありがとうございます」とか言ってました。その人が、今日は私の隣に。立ったり座ったり、せわしないことでありました。ドトールを利用したことのある方はご存知だと思いますが、席の間隔が狭く、隣の人が立つときは身をよじるようなことで(-_-;;
しばらくたつと、コーヒーを買ってきました。まあ、お客さんですよねぇ、店側にとっては。まさか、テーブルを拭くな!とはいえないでしょう。せいぜい、「こちらがやりますから……」程度でしょうねぇ(笑) それでも「いいのよ」なんて言われちゃったら、それ以上はなす術はなさそう。あまりに落ち着かないので、コーヒーを飲み終わるやいなや私は店を出ました。店の回転率には貢献しているのかも(笑) 本人の滞在時間は別として。どういう人なのでしょう? 何が目的なのでしょう? 眠れなくなりそうです(笑)
こんな本も
国ではないのですが、「日本アマディア・ムスリム協会」というブースがありました。ここは日本語のイスラムに関する小冊子を配っていて、何冊かいただきました。いま、あちこちで原理主義者がテロ行為に走っているため、イスラム自体が危険な宗教のように思われていますよね。そんな誤解をといて、イスラムとは本当はどんな宗教なのかということを理解してもらうために活動している団体のようです。私は、イスラムはけっこうのどかな宗教だと思っているので、「誤解してませんから」と(笑) ここにはアラブ系ではなく、パキスタンとか、インドから来ている人々が集っていました。そういえば、世界で一番イスラム比率が高いのはインドネシアだし、アジアではかなりの勢いで広がっているのも事実です。
ここで、立派な装丁の「クルアーン(コーラン)」を見つけました。日本語対訳で、かなり細かい解説も入っています。これも売り物じゃないんだろうなぁと思って手にとってみていると、これは売っていますとのこと。「えっ、いくらで?」と思わず聞いてしまいました。広辞苑に近いボリュームがあり、立派な作り。万の桁だろうなぁ、無理、無理と思ったのですが。するとね、2000円だというのです。原価割れでしょう? と聞いたら、確かに原価割れなので、大事にしてくれる人に……とのことでした。大事にします!と言って購入。私にとっては思わぬ掘り出し物でした。私にはアラビア語(に限らないですが)は読めませんし、いま出版されているコーランの日本語訳はちょっと気に入らないので(^_^;;
しかし、クルアーンに限らず、聖書でもそうですが、どうして訳は文語調で、しかも小難しい言葉ばかりを使うのでしょうね? 聖書なんか英語で読んだほうが(ろくすっぽ英語もわからないということはさておき)、ずっとわかりやすいと思いますよ。クリスチャンは子どもだって聖書を読んでいるのだから(笑) もちろん古い英語(シェークスピアだって!)がホンモノでしょうが、いわゆる現代英語訳もあるわけで……。日本語版も現代文に直せば読みやすいのにねぇ。もう、あるのかな? 源氏物語には現代語訳があるのに。ちなみに、これもすでに古い日本語だったりもするようですが(笑) まあ、アラビア語に関してはしょうがない、字が読めないから、辞書もひけないし(-_-;; このクルアーンは「大切に」飾ってある状態で、果たして生命果てるまでに読み終われるでしょうか?
ブックフェア
今日から5日まで、東京ビッグサイトで「東京国際ブックフェア」が行われています。ビッグサイトでは、さまざまな展示会が行われていて、中には行ってみたいなぁと思うものもあるのですが、東京の西側から豊洲辺りまで出かけていくのは、とにかく遠い! いろいろなルートがあるのですが、どこを通っても乗り換え3回という感じです(^_^;; 2時間近くかかります。時間距離だけなら札幌のほうが近いかも(笑) それでも今回、ブックフェアに出かけていったのは、誘ってくれた方があったら。待ち合わせとかができちゃうと、よし行こうとなるのですから、誘ってくれる方がいるのはありがたいことです。ずいぶん久しぶりにゆりかもめに乗りました。
「ブックフェア」といっても、「本」だけの展示ではなく、むしろ単なる「出版」に関するブースはほんの一部。印刷技術をはじめ、クリエーターサイドからなどさまざまな情報発信サービスのブースが軒を連ねているという展示会です。いまの時代、デジタル関連が圧倒的に多く、アナログ人間にとっては、「ふーん」「ほぉ〜」という状態です。出版社が集まっているところばかりウロウロしていたのは、つまりは他はわからないから(笑) いろいろ資料をいただきましたが、まあ、ひと言でいえば、豚に真珠状態です(-_-;; それでも最新の情報産業の片鱗などを見せていただき、なかなか楽しかったです。資料をいただき、本を買い、帰りの荷物は重かったですけどねぇ。私は紙が大好きなのですが、この重量負担をなくすのがデジタルなんじゃなかろうか……とちょっと微妙な気分です(笑)
戦争のできる国に?
集団自衛権の行使ってなことが、今日の大きなニュースでした。集団自衛権を「行使できる」とすることがむしろ抑止力につながるという人もいれば、軍靴の音がかすかに聞こえ始めたという人も……。私の死滅しかかっている脳細胞では、どう考えていいのか、いまだによくわからない……。そう言えば、よく分からない人がいるのに決めてしまうというのは拙速だという人もいるわけで。もともと日本人って、そう好戦的な人たちではないような気がしますけど、かつて別の国に攻め込んだ実績もあるだけに、そう言明することもできないでしょうし。群集心理に陥りやすいというか、赤信号もみんなで渡れば怖くない人たちでもあるとは思うし。ところが、相手はすでに領海だの領空だのに攻め込んできているわけだしなぁ〜とか(-_-;; まあ、そうとう勉強不足なので、少し真面目に集団自衛権というものを考えてみなければいけないなぁとは思わされました。総理の演説は突っ込みどころ満載という感じではありますが、さすが政治家というべきか、丸め込むのはうまいねぇという印象ではありました(笑)
ということとはまったく関係なく、桜が散ってからはじめて、梅雨の合間を縫って野川公園に散歩に行ってきました。すっかり夏ですねぇ。緑が濃くなって、木々をそよがす風は涼しげ……。なのは見かけだけで、ゆっくり歩いても汗が滝のように流れてくるほどの暑さです。どうせ帰ってシャワーを浴びなければならないのだからと、流れる汗は拭わず、だらだらと滴らせながら歩きました。これが案外、気持ちがいいのですね(笑) とりとめのないことを考え、連想は次々と我ながらあきれかえるほどにあちこちに飛びまくり、最後は何を考えていたのか自分でもわからなくなったほどです(^_^; 5キロも増加した体重をなんとか落とさなければ、故障だらけの関節が悪化すると思って歩き始めたわけですが、すでに悪化している関節は長時間歩くな!と攻め立てるわけで……、どうしたらいいでしょう? やはりダイエットの王道、カロリー計算をするしかないでしょうか。面倒くさ〜(笑)