ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2014/05/25  (日) 

帰ってきました

昨日、モロッコから帰ってきました。写真の整理をして、いろいろとご報告をしたいと思いながら、今日はグダグダ(笑) イスタンブール経由だったのですが、トランジットが長い上に、離陸が大幅に遅れて、成田についた時間も遅く、エコノミークラスしか乗れない私は、身体中がバリバリになっておりました(-_-;; 
 
モロッコは北アフリカといっても、アトラス山脈の北側はほとんどヨーロッパという感じ。山脈を越えて南側に行くと、アラブ世界が広がっているという感じです。そして北から南へ、南から北への2度の山越えも疲れた〜(笑) 北側だけなら個人旅行で電車やバスを乗り継いでも行かれそうですが、南側に行くのはとても大変。そこで、やっぱりパッケージツアーを利用したのですが……、人疲れもしてしまいました(笑) 明日から、がんばって写真などもご紹介していきます。
 



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2014/05/14  (水) 

カサブランカ

モロッコの首都はラバトですが、空の玄関口はカサブランカ。トルコと同様、首都よりも有名で、賑わっている街です。しかしながら日本からは直行便が飛んでいないので、とにかくたどり着くのに時間がかかります。私たちはトルコ航空でイスタンブール経由、イスタンブールまで12時間半、しかもトランジットが6時間以上、イスタンブールからカサブランカまで5時間という過酷なたびでした。まるまる1日がかりですねぇ。モロッコはもともとフランスの植民地だったところなので、エール・フランスならもっと乗換えが便利なのですが、その分、料金は3倍です(笑)
 
「カサブランカ」という映画が有名ですが、あいにく見てはいません。ハンフリー・ボガードと言われても、名前を知っているくらい。それもジュリーの「カサブランカ・ダンディ」という世界です(笑) カサブランカのカーサは家、ブランカは白という意味で、白い家、ホワイトハウスってことで、戦争中(何戦争?)はU.S.A.の大統領官邸の暗号に使われたとかなんとか……。
 
まったく予備知識なしで降り立った街ですが、きれいなことに驚きました。もちろん、白い家が連なるという意味でもきれいなのですが、清潔なのです。道端にごみやタバコの吸殻など1つも落ちていません。アラブ世界は、どちらかと言えば雑然としている感じで、そこが魅力だったりするのですが、あらら、ここはヨーロッパではありませんか?という感じ。私はヨーロッパには行ったことがないので、まったく比較はできませんが(笑) むしろ、イメージ的には、ヨーロッパはこんなに清潔ではないでしょうという感じ(^_^;; それにしても、白っぽい街並みに赤いトリムが走っている風景はおしゃれです。
 



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2014/05/13  (火) 

個人情報

地域福祉センターに部屋を取っているグループの代表者に連絡したいことがあったのですが、連絡先がわからず。そもそも代表者の方の名前もわからないという事態で、しょうがないから代表者の名前を聞きに福祉センターへ行ってきました。といっても、徒歩1分ぐらいだけど(^_^;; 個人情報保護とかいって、絶対に連絡先は教えてくれないだろうことは予測していたのですが、名前がわかれば連絡先を見つける手段を持っていたので、とりあえず名前だけを聞きにいったのです。
 
ところが。名前も教えてくれません。部屋を借りるために団体の代表者として登録している方なのですから、名前ぐらい教えてくれてもいいのではないかと思うのですが、これも個人情報になるのでしょうか? こちらの身元を確認するなら免許証ぐらいもっていますけど? でも、教えてくれません。伝言はしてくれるというので、一応、用件は伝えてきましたが、ちょっとどうなの?という感じです。個人情報保護は必要だと思いますし、私も自分の情報は必要以上に公開したくないほうです。しかし、団体代表者の氏名まで保護対象だとは、ちょっと疑問。役所って、そういうところかたくなですよねぇ(笑)
 



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2014/05/12  (月) 

「WOOD JOB」

杣人(そまびと)って、いい響きの言葉です。秋田出身の知人がマタギを名のっていたことがありますが、これら言葉からはいにしえのロマンが漂ってくるようです。実際は、ロマンどころじゃない過酷な労働が待ち受けているということは容易に想像できますが、映画「WOOD JOB」で、その一端を垣間見させていただきました。都会のフリーターみたいな者が飛び込んでいっても、勤まるはずはねぇ〜!って感じ(笑) その、非現実的なあれこれがユーモラスに描かれていて、すごく楽しい映画になっていました。林業の村には、心優しい人々が暮らしているのです(^_^;;
 
よほどのヒット作でもない限り、封切られてから1、2週間でちょうどいい時間には上映されなくなってしまいます。午前中とか、ラストとかで、あと1、2週間も見られればマシという感じ。見たいと思ったら、速攻で見に行かねばなりませんね。私は今週末から来週いっぱい席をはずしてしまうので、とりあえず、この映画は見ておこうと思って、出かけていきました。この「とりあえず」は成功です(笑) 
 



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2014/05/11  (日) 

BRING BACK OUR GIRLS

ナイジェリアで、女生徒がイスラム原理主義の過激派にさらわれて、「売りとばす」なんて声明を出された事件。日本ではちょっと報道されただけですが、世界的にはいろいろな人々から非難と支援の声が上がっているようです。合言葉は「BRING BACK OUR GIRLS」、まったく、ゆゆしき事態であります。もっとはやく解決するのではないかと思っていたのだけれど、なかなか糸口が見えないようでもあります。アフガニスタンのタリバンもそうですが、この原理主義者というやからは、本当に女性に教育を受けさせず、口を封じようという、すごい情熱を持っているようで(-_-;;
 
こういう事件が起きると、また「イスラムは怖い……」というような風評被害も広がります。しかし、原理主義者っていうのはほんの一握りで、こういう人々に対抗して女性に教育を受けさせるために尽力しているのもイスラムの人々だし、いろいろな被害にあっているのも同じイスラムの人々なのだから、事件だけを評価して「イスラムは……」と語るのは間違っているでしょう。キリスト教にもヘンテコな教義を掲げる原理主義者もいますしねぇ。そういう意味では、仏教の原理主義者は、自分を痛めつけるだけだから、悪影響は少ないかも(笑)
 
それにしても200人以上を数えるというさらわれた女生徒たちがどういう環境におかれているのか、心配なことであります。本当にもう、はやく返してくれ!という感じ。生命に別状ないといいのだけれど。「売りとばす」ということは、買い手がいるということでもあるのでしょう。とどのつまり、もっとも大きな要因は貧困なのだろうと思います。対岸の火事と思っている日本も、知らないうちに格差がどんどん広がり、すでに貧困がもたらす犯罪も増加しているようであります。私も貧乏人のひとりだけれど、まだなんとか日々のご飯は食べられている……。食べられなくなったら、私だって何をするかわかりませんよ!(-_-;;
 



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変なお天気
なんでこんなに寒いの?