なごりの桜
お天気がよかったので、再び遠回りをして、桜の散り具合を偵察してきました。ほぼ葉桜になりつつありますが、なごりのピンクがちらほらと……。桜にしてみれば、いまが一番、姿を見られたくないときかもしれませんね。なんとなく、見すばらしい印象で(笑) もう少し季節が進むと、今度は青々とした立派な葉桜になるでしょうに。いまは主役の座は菜の花に譲っておきましょう。菜の花はいまが盛りです。河原は黄色い絨毯という状態ですが、植物園ではそろそろバラが花をつけている頃かもしれません。先日、チューリップは堪能したので、次はバラを偵察に行ってこようかと思います。が、明日からしばらくは雨模様になりそうです。カープ戦なのに……。
「LIFE」
アメリカ人って、一見ドライな感じで、実はかなりディープなんじゃないかと思わせるところがありますが、まさにそういう感じ。生活の断片を切り取って、でも荒唐無稽というような、リラックスして見られる作品ではないかと思います。野山や海、雪の草原や空の映像もなかなか美しかったです。しかしまあ、消費税増税で、映画も値上がりしていたんですね(-_-;; 100円の値上がりでも、これは高くなったなぁ〜という感じがしました。
水温む
ショットバー
この人は、典型的なタイプA(血液型の話ではありませんよ)。せっかちで几帳面で、仕事がはやくて正確なので、会社の仕事ばかりではなく、スキースクールの仕事やら、PTA会長やら、町内会の仕事やら……、いろんなことを引き受けさせられています。本人は、「嫌いじゃないから」と言っていますが、ハタから見てると、「早死にしそうだなぁ〜」と、心配になるくらいです(笑) とにかく忙しい。いずれの場面も、面倒くさい人間関係がありそうなので、「ストレスが溜まるんじゃない?」と聞いてみました。
ストレスはないわけがなくても、いろいろと異なる状況に身を置くことで、あっちこっちと素早く切り替えることで、一つの問題を引きずらないですむからかえっていいのだとのこと。なるほどねぇ、とも思えました。狭い世間しかもっていないと、いつまでも一つのことに拘泥して、それを自分で大きなストレスに成長させていったりしますものねぇ。なんでも話せる数少ない友人のひとりですが、私の愚痴や悩みはときに「ちいせぇ、ちいせぇ」と笑われます。すると、「そうだなぁ〜」と妙に納得させられたりして(笑)
仕事がはやく終わったというので、出会ったのは16時頃。とりあえず、客引きの誘導にのっかって、居酒屋のようなところで飲み始めました。2時間限りの早い時間割引とか。本当に2時間で追い出されて、外に出たら、まだ明るい……。スタジアム帰りではあるまいし、明るいうちから酔っ払い?(笑) 日が長くなったものです。お腹もいっぱいになってしまったので、次は店が開いたばかりのショットバーに行きました。薄暗い店内に忌野清志郎の映像と曲がかかっていました。
「懐かしいねぇ」という話から、年末にタイガースのコンサート行ったなどという話をしていたら、マスターが何も言わずにグループサウンズのレコード!をかけてくれました。レコードですよ!(笑) それも歌っているのは宇崎竜童! カウンターメインのショットバーで、雰囲気がなんとなくレトロ。10人も座ればいっぱいというお客さんもオトナばかりなので(^_^;;、宇崎竜童により懐メロGSなんていうのがけっこう合っていました。また行きたいと思ったのですが、だからこそ、あまり他人に教えたくないような(笑)
茶会
府中市茶道連盟の50周年の茶会があるというので、府中市郷土の森博物館へ行ってきました。私は府中市とは何の関係もないのだけれど、記念品の素敵なお茶碗をいただいたりして。ありがたく頂戴してきました(笑) 郷土の森の茶会は、普通は薄茶、濃茶、立礼(椅子席の薄茶)の三席が設けられるのですが、今回は立礼がなくて、代わりに煎茶という席がありました。茶道に煎茶という部門?があるのは聞いてはいたのですが、そういう席を体験するのは初めて。しかもお茶をたてる(というのでしょうか、煎茶の場合はお茶を入れる?)のは、なぜかおじさんばかり(^_^;; なかなか稀有な体験でした。
お湯を温めたり冷ましたりしながらいれる煎茶は、おちょこ程度の大きさの茶碗に二口程度。深さにして7ミリぐらいです。すごくおいしいお茶だったのですが、茶のみババアの私にしてみれば、もっとたっぷり飲ませてくれ〜!です(笑) 二口のお茶をゆっくり味わって、間にお菓子をいただき、再び二口のお茶をいただく、というのが手順です。席に着いた人々のほとんどは多少なりとも茶道の心得のある方が多いと思うのですが、さすがに煎茶は誰も知らないようで、そろって固まっていました。席主のおじさんの指示通りにおっかなびっくり飲むという感じで(笑) 茶道では、基本的に客は自由にお茶を楽しめばいいという考え方なので、そこは失礼して、とにかくいただく、と。おいしいお茶は、どんなスタイルで飲んでもおいしいお茶でした。
雨が心配されたのですが、ふたを開ければ晴天。暑くもなく、着物日和だったかもしれません。茶会に集まる人々の着物は、どちらかというと地味なものが多く、華やかさには欠けますが、なかなか優雅なものです。自己流でゆったり着ている人が大半で、歌舞伎座あたりで見かける人々とは少し違う感じ。「気楽に着物を着るのがいいんだよねぇ、豆助」と言いたくなります(笑) でも、気楽に着物には袖を通せない、日頃から行儀の悪い私でありました(-_-;; 野球オバサンだもん、しょうがない(笑)