花見第何弾?
ときどき集まる寺子屋時代の幼馴染プチプチ女子会。今回は日比谷公会堂の向かいにある「南部亭」というレストランで、さわやかな午後を過ごしました。最初は室内の席に案内されたのですが、テラス席にキャンセルが出たということで、日比谷公園が見渡せるラッキーな席に移動。穏やかな日差しと時折の微風の中でおいしいランチをいただきました。メインディッシュは何種類かの肉や魚から選べるのですが、なぜかいっせいに「ポーク!」、誰もイスラームに入信はできそうもありません(笑) 前菜はバラバラでしたが、私は帆立と蓮根のコンソメジュレ。どちらもさっぱりした味付けでおいしゅうございました。
「一度、行ってみたいお店」ということで、マリちゃんが予約をしてくれていたのですが、日比谷公園の中にこういう店があることは、まったく知りませんでした。東京駅の再開発や何やらで、新しい店や評判の店もたくさんできていますが、ひっそりとむかしから営業している店にもいいところがたくさんあります。知る人ぞ知るということかもしれませんし、私が知らないだけで人気店なのかも。もう少し見聞を広げなければいけませんねぇ(笑) お天気に恵まれるということも条件の一つということも言えそうですが、行いのいい人たちが集まったので、お日様もにっこりです(^_^;;
食事のあとは、買物班と花見班に別れた感じで、私はダンプちゃんと東御苑の散策へ。この日は乾通りの一般公開初日ということで、大勢の人が集まっていました。5万人を超えたとか? 入場は15時までで、私たちがふらふらと出かけた頃には、すでに入場札止めにになっていました。坂下門から乾門までの600メートルほどの道で、千鳥ヶ淵に比べればスケールとしては小さいと思いますが、普段は歩かせてももらえないという場所なので、物見高い人が集まったのでしょう。行列の最後尾を横目で見ながら、東御苑を抜けて千鳥ヶ淵まで行って見ることにしました。
東御苑といわれるところは、旧江戸城の本丸跡。ここらへん一帯、誰も住んでいなかったら世界遺産候補という感じですが、なにせ住んでる人が住んでる人なので、江戸城の全貌は一般人が見聞することは不可能です。東御苑と呼ばれるあたりだけは通り抜けができるので、都会のオアシスという感じです。しかし、何万という人がこのあたりに集結していたので、周辺も人、人、人。千鳥ヶ淵に抜けたのですが、地理に暗いふたり連れは、メインの桜並木を上手にはずし、よくわからないまま土手を歩いて九段下に抜けました。お天気がよくて気持ちがよかったのですが、歩きつかれてお茶を飲んでる間に、一転にわかに掻き曇り……という状態だったらしく、外の見えないカフェから出てきたら、雨が降り、風もビュービュー。予報は知っていましたが、あまりの急変ぶりに驚かされました。
雨天中止
幸い、午前中の早い時間にライトアップ実行委員会の知人から、「中止」という連絡が入りました。やれやれ。スタジアムのほうはどうなんだ? 我が家とスタジアムの間の距離は、クルマの走行メーターで測ると33キロ。そう離れているわけでもありませんが、横浜は沿岸性なので、必ずしも同じ天気の具合とは限らないのです。こちらはずっと雨になると予報にかわりましたが、横浜市中区は雨はやむという予報。しかしながら、どろどろのびしゃびしゃの中で、グダグダのボロボロ試合を見に行くのも交通費がもったいないくらいです(-_-;; イライラ最高潮の中、やっと3時半頃にスタジアムも中止の決定がでました。2つの予定がいずれも雨天中止。身体がふたつ必要だったのに、ひとつもいらなくなってしまいました(笑) 正確にはいずれも「中止」ではなく「延期」ですが、スタジアムのほうはずーっと9月末か10月頃までの「延期」ですから、今週は桜に集中しましょう。しかしながら、雨と風で、本当に今年は「中止」になってしまうかもしれませんねぇ。
初8%体験
しばらくぶりに井の頭講演を通り抜けて吉祥寺まで歩きました。何が起こったの? というくらいの混雑で……。お花見でしょうねぇ。池にかかる橋は交通渋滞になっていて、橋が落ちるのではないかと心配になるくらい(笑) 午後からは雲が出て、お花見日和とは言いにくい天気ではありましたが、木陰という木陰にはシートが敷かれ、お弁当を広げる人々で埋まっていました。「通り過ぎるだけだなんて、私も寂しい人だわねぇ」と思いながら、お腹も空いていることでもあり、吉祥寺の駅前へ急ぎました。
吉祥寺駅は、数日前に南口と北口をつなぐ通路が完成し、工事中然としていた幕や機材が取り払われて、きれいに、便利になりました。いままで歩道に出たり入ったりしなくては行かれなかったアトレにもすっと入れるようになり、新しくできた店も開店準備が進んでいる模様。しかし、どうしたこと? こんなに人であふれているなんて! 軽く何かを食べようと思ったのですが、どこもかしこも行列ができるくらいの混雑です。私は完全に昼食難民と化していました。やっとマックの喫煙席に空席を見つけて、今日はハンバーガーですませざるを得ないことに。
そう、喫煙席なら空いている! どうやら、この混雑はどこからともなく湧いて出た高校生、あるいは大学生、もしかして中学生。よく考えてみれば、春休みなんですね。そういえば、電車やバスにも子どもたちがたくさん乗っていました。回転寿司の前にも行列ができていましたが、普段ならそそくさと食べて立ち去るオトナばかりなのに、家族連れや若いグループが多くて、回転寿司の席の回転が悪いみたいでした(笑) 消費税が8%になろうが、なるまいが、あまり関係はないようです。3%アップが切実な世代でもないのでしょう。親たちはアップアップしてるかもしれませんが。
昨日、買い物をしなかった私も今日が8%になってはじめての支払いでした。まず100円均一で商品を3つ買って、324円。先月までは315円だったわけですから、9円余分に支払わなければなりません。なんだか高くなったなぁという印象ではありますが、でも9円です。しょっちゅう10円玉を落としたりしているのに(笑) 9円でも90円でも気持ちよく支払いますので、どうか一日も早く待機児童や待機高齢者がいなくなるように、お願いいたしますm(_ _)m
捕鯨禁止
どうやらもう日本はほとんど鯨を獲れなくなったようですね。私も数回は鯨肉を食べたことがありますが、とくに好きというわけでもなく、「あら、そうなの」というくらいで、別に痛痒も感じないのでありますが(^_^;; シーシェパードやらにさんざん仕掛けられて、捕鯨船の人たちは生命からがらというシーンがときどき報道されていましたから、少なくとも捕鯨船のクルーの生命の心配だけはしなくてすむようになるのではないかと思いました。日本の伝統食文化が失われるというようなことを言っている人も多いようですが、大きな船で遠洋まで行かなくては捕獲できないようなものが、果たして伝統食といえるのかどうか、ちょっと疑問。そんなことを言ったらマグロもそうか〜(笑) 好きな人は好きなのかもしれませんが、それほど一般的な食べ物でもないような気もするので、「ダメならダメでいいじゃん」と……(^_^;;
山本一力作品などを読むと、しばしば土佐の鯨漁の話が出てきて、確かに江戸時代はいまよりは鯨が食されていたのだろうと思います。でも、江戸時代でさえも、そう一般的だったようにも感じられませんし、蛋白源が少ないときだからこその鯨肉だったのではないでしょうかねぇ。私はオーストラリアの象徴する鯨は特別という考え方に賛同するものではありませんが、あれだけ攻撃されて、生命かけてまで獲らなくてもいいよ、という感じです。他に食べるものがないわけでもないのだから、やめてもいいんじゃないかと思う次第であります(笑)
イルカのほうは、絶対、やめてほしいし(-_-;; あれは水族館で見るものだと思うと、オーストラリア人がクジラは海で鑑賞するものだと思う気持ちもわからないではありません。それにつけても、オーストラリアは、他人んチの鯨をあれこれ言う前に、自分チで保護しなければならない絶滅危惧種や他所から人間が持ち込んだもので生態系が危機に瀕しているものがたくさんあることを忘れないでほしいものでありますよ(笑)
満開!
梅は咲いたか、桜はまだかいな♪ なんて言っているうちに、桜並木は満開になっていました。風が吹くたびに、今度はもう終わるのではないかと心配(笑) 今日は、ときおりやや強い風も吹いていましたが、まずは穏やかな花見日和でした。私は、ただひたすらにトコトコ歩き回っていただけですが、河原では家族連れや友だち同士らしき人たちが、手作りのお弁当を広げて、楽しそうに歓談している風景が随所で見られました。うらやましい(笑) 日付は未記入ながらライトアップの告知がでていたので、数日中には夜桜も楽しめそうです。
本当に桜というのは、咲くとなったらあっという間に咲いて、そして「ちょっと待って!」というまもなく散ってしまうのだなぁと実感します。