日日是好日（にちにちこれこうじつ）

中山道中膝栗毛、3回目を歩くことができました。本日もモモタロウに先導してもらい、私はお供の豚でございます。そんなお供はいなかった(^_^;)　では、猿で行きましょう、ウッキー。途中で猿田彦をお祀りする庚申塚も通りますし。今回は前回のフィニッシュ地点、巣鴨からのスタートです。中山道旧道へ入る前に、染井の墓地と振袖火事の本妙寺へ寄り道しました。
 
正しくは染井霊園で、都営霊園ですが、染井墓地と呼ばれることが多いようです。もともとは水戸徳川家墓所だったそうで、徳川斉昭の生母など徳川関連のお墓もいくつか残っています。高村光太郎･千恵子夫妻のお墓もこちら。都営霊園は8ヵ所あるそうですが、その中ではもっとも小さいのだとか。それでも面積はや徳川昭武の生母、側室高橋悦子の墓がある。面積は67,911平方メートル20543坪、およそ7町というところですが、どの単位でもまったくイメージできません(笑)　畳何畳？　ちなみに麻生総理の本家はこのぐらいの敷地だとか(^_^;)　ここに約5,500基のお墓があるそうです。昔は染井村といわれたあたりで、ソメイヨシノの発祥の地とも言われています。霊園の遊歩道の一部は桜並木になっていて、桜の名所の一つですが、当然のことながらいまはうっそうとした葉桜。
 
お隣は振袖火事の火元として知られる本妙寺。ここは我が家の菩提寺だったりするので何度も足を運んでおりますが、モモタロウ様ごあんな〜い。千葉周作、遠山の金さんなど、江戸時代の著名人のお墓があります。千葉周作といえば北辰一刀流の創始者ですが、モモタロウからご質問。「坂本竜馬の先生？」。さあ、どうだったでしょうか。うやむやなまま通り過ぎたら、モモタロウがさっそく調べてくれました。清河八郎や山南敬助の師匠だったそうですが、坂本竜馬は弟の千葉定吉が師匠。どうも話が新選組にかたよりますね(笑)　北辰一刀流の道場｢玄武館｣はいまは杉並のほうにあり、一度、見学してみたいなぁと思っているのですが、朝7時ごろからの稽古のようで、私には早朝過ぎる……(^_^;)
 
本妙寺を出て、「やっちゃば」を通り過ぎ、ちょっと戻って中山道の旧道に入ることにします。ここは前回、石柱だけが立っていた｢江戸三大青果市場｣の引越し先です。広い場内は午前も遅い時間のせいか、静かでした。今回の中山道、寄り道も入れてなんと12キロも歩いたのですよ！
 

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昨日、冬の間お世話になっているスキーの先生が、仕事で横浜にきているというので、一緒に横浜スタジアムへ行きました。読売戦でした。少し前だったら、｢当日券は無理でしょ｣という感じだったのですが、昨今はけっこう空いてます。当日なんてとんでもないのは阪神戦ぐらいでしょうかね。
 
スキーの先生とはいえ、このごろは生徒のほうがまったくやる気がなく、そういえばずいぶん長いこと一緒に滑ってはいないような(笑)　この方のスポーツの興味の割合はスキーが80％、山登りが15％、バトミントンが3％、その他2％ぐらいの感じで、野球を見に行こうと言われるとは思わなかったのですが、単に横浜スタジムの中を見てみたいというぐらいの動機だったようです。アンチＧと言っていましたが、どこのチームのファンというわけでもなく、こういう人は単に「判官贔屓」というカテゴリに分類されるのでしょう。あまり野球に興味がないってことです(笑)　Ｇ以外のどこかのチームのファンはアンチＧが多いですが、グラウンド以外で煮え湯を飲まされている感じがあるからでしょうね(笑)
 
ご案内した私としては、「お見苦しい試合をお見せいたしまして……」という感じでした(-_-;)　夕べは急に冷え込んで、風も強く、寒い観戦となりました。試合の内容もそれ以上に寒い！　Ｇファンは早々と帰ってしまう方々が多いのですが、この日はだいたいは負けても最後までいることの多いベイスターズファンまで逃げ足が速かったです(笑)　私たちが入場したのは7時過ぎでしたが、30分もしないうちに勝敗は決したという感じもあり、周囲からは歯の抜けるように人がいなくなり……、5回ぐらいでガラガラに。せっかく入場料を払ったのにもったいな……くもないのかな、こう寒くっちゃ。気がついたら、私のいたブロックは4人になってました。顔見知りの(笑)
 
この方、スキーの先生とは仮の姿で、本業は公務員です(笑)　観光のイベントの仕事で横浜に来たとのことで、信州のジャムをおみやげにもらいました。甘いものをあまり好まない私は、あまりジャムを使うことはないのですが、この「ぶどうのジャム」、おいしかったです。四季折々の信州の果物をジャムにしているもので、ヨーグルトなどと一緒にいただいたら、すごくおいしいかも。いま、銀座辺りで各県の観光物産紹介所がたくさんできているとか。長野県がどこにあるのかは知りませんが、知らなかった｢おいしいもの｣に会えるチャンスはこんなところにあるのかもしれないと思いました。
 

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親しき友人にて私よりずっとお姉さんの方が、かなり以前より｢スイスアルプスを歩きたい｣という夢をお持ちでした。何年か前にもそんな話を聞いたことがありましたが、そのために別枠でずっと貯金をしていたという話を最近、聞きました。ところが、昨年ぐらいから時間もでき、パスポートも取得し、旅行する条件はすべて揃っているというのに、いっこうに旅立つ気配がありません。先日、会ったときに「景気が悪いから旅費も安くなっているし、インフルエンザの影響で取りやめた人もいるからすいてるし、油代もなくなるし、いまがチャンス！」とけしかけました(笑)　でも、｢パンフレットはもらってきたんだけど……｣と、なかなかの優柔不断ぶりを発揮しております。
 
そこで。おせっかいにも私はいろいろと旅のプランを調べ、「あれがいい、これがいい」と旅行代理店顔負けのセールスを展開。あゝ、それなのに。「……」です。そして。｢一緒に行かない？｣と。どうもひとり旅に不安をお持ちのようです(笑)　「一緒に“旅行社に”行く！」と言って、首に縄をつける勢いで旅行代理店に引っ張っていってしましました(笑)　旅行社のカウンターで、｢行く、行かない｣の論議をせずに、｢どれにする？｣と(^_^;)　係の方は、親切なおじさんで、こういうコースも、ああいうコースもと、ネットで調べたときには出てこなかったコースも調べてくれました。旅行社のカウンターって、きれいでやさしいおねえさんもいいですが、ベテランのおじさんというのもいいですね(笑)
 
最終的に「まあ、これかな」というのをセレクト。あゝ、それなのに。「やっぱり秋のほうがいいかな」とか「来年にしようかな」とか。「こういうものは、思い立ったときに行かないと、一生、行けないのです！」と言って背中を押しました。「でも、ひとりで行ったことがないし……」。全行程添乗員付きなのだから、大丈夫ですよ。私の財布のどこにもそんな大金は眠っていないので、今度ばかりはおつき合いはいたしかねます。「ひとりでアルプスを歩いて、おとなになって帰って来てください！」と(笑)　お姉さんに言う言葉か(笑)　背中を押すどころか、体当たりして陥落させてしまいました。私は旅行社の回し者？(笑)　
 
めでたくスイスアルプスひとり旅が決まったお姉さん。まさか、その後、キャンセルなんかしてないでしょうね？
 

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信州でさんざんお蕎麦を食べてきたのに、またお蕎麦屋さんに出没してしまいました。蕎麦とラーメンに関しては、おいしいというウワサを聞くと、なんとはなしに出かけていってしまいます。「どこまで麺好きなんだ？」という感じです(笑)
 
今回は永山の「ふさよし」というお店。わざわざ探して行ったというほどでもなく、長山に所用があり、このあたりにおいしいというウワサのお蕎麦屋さんがあると聞いて、足を運んでみました。
 
「ふさよし」は、こんなところに？　という感じの立地。団地の１階にあり、専門店というより、通りがかりに昼食を摂るといった感じの店。スーパーの駐車場の奥にあり、なかなか発見しにくい店でもありました(^_^;)
 
まあ、用事がなければ、わざわざ出かけていくということはないでしょうが、お蕎麦はなかなかしっかりとしていて、汁が強い感じが私は好きです。大盛りにすればよかった(^_^;)
 

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ＧＷは、どこもかしこも1,000円渋滞で大変なことになっていましたね。上りも下りも、あっちもこっちも、渋滞は予想されていたものの時間や場所が必ずしも予想通りにはならなかったようで。この1,000円渋滞の総括はどういうことになるのでしょうか。何かいいこと、あったのでしょうか。
 
今回の信州ミニトリップ、私たちは金曜日の夜に出発しました。土曜日の午前中は大混雑だろうと思われたので、夜に出発し、０時を回って土曜日になってから高速を出れば1,000円のご利益にも預かれるという計算です。そりゃ〜ねー、均一区間を入れて5,950円かかるところを1,600円ですからぁ〜。夜中に忍び込んでも許される宿を持っていることも強みでしょう(笑)
 
交通量はいつもの夜中に比べればかなり多かったのですが、渋滞することはありませんでした。おおむね100〜120ｋｍ/ｈぐらいで走れました。おまわりさんには内緒です(笑)　長野道梓川ＳＡに着いたのが23時半頃だったでしょうか。ここで休んで、０時を目指そうと思って入っていったら、うわぁ〜、すごいクルマの数。駐車スペースがまったくなく、エリア外に駐車しているクルマもかなりありました。「そっか〜、同じこと考えている人はいっぱいいるんだぁ〜」という感じで、そのまま本線にもどり、次の松代ＳＡを目指しましょう。
 
普通であれば、ＳＡなりＰＡなりに入ったクルマは、トイレに行くなり、食事をするなりすれば出て行きますから、いくら混んでいてもいずれどこかにスペースは空くはずです。ところが、この日はみんな1,000円で下りられる０時待ちですから、出て行くクルマはほとんどありません。待っていても無駄ということになりますね(-_-;)　
 
松代なら通常では停まるクルマはほとんどないのだから、きっと梓川よりは空いているはず。松代ＳＡに着いたのは、０時に15分ぐらい前でした。こちらもスペースはいっぱいでしたが、ここから15分以上先へ行くクルマがそろそろ動きだしていて、難なく空をみつけ滑り込みます。0時が近づくとみんなゾロゾロという感じで出て行きます。私が目指す長野ＩＣまでは5分もかからないので、ピッ、ピッ、ポーンという感じで、０時を待ってスタートしました。こんなわけで、行きはまあ、読みは大きくは外さなかったといえるでしょう。
 
帰りはといえば、きっちり巻き込まれました(-_-;)　その１は「更埴ＪＣＴを先頭に2キロ」。これはスピードダウンぐらいで通過。その2は「塩尻北を先頭に14キロ」。これはしっかりノロノロ運転。そして、その3が本番ですねぇ。「小仏トンネルを先頭に30キロ」。「うっへぇ〜！」という感じです。｢今日はそれほどでもないと思っていたのに……。やっぱり夜中にすればよかった……｣と思っても後の祭りというヤツです(-_-;)　
 
そのうえ、ＧＷで普段あまりクルマに乗らない方々がたくさん参入してこられるので、あっちこっちで事故が発生していました。追突程度の小ぶりな事故ですが、現場あるいは現場近辺という感じだけで3件くらい遭遇しました。軽い追突でも車線を塞ぎますから、渋滞にますます拍車がかかるというわけです。
 
走りなれていない人が多いし、1,000円だから行けるところまで高速で行くという発想のドライバーが多いと思って、途中で一般道へ降りました。やっぱり甘かった(笑)　上が混んでいるときは、下もやっぱり混んでいます。でも、高速道路で並んでいるより速かったかも。信濃町から約6時間、ずーっと運転席に座りっぱなしで、さすがにカタマリました〜。降りたときは地面が揺れているような感じ。これが陸酔いですか？
 

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