アミノ酸セミナー
今日は「アミノ酸」が人体に与える影響、食事との関連、アミノ酸の上手な摂取の仕方など、なかなか興味深い話が聴けました。途中、ちょっと居眠りしました。ごめんなさい(笑)
講演してくださったのは、味の素株式会社のアミノ酸コンシューマープロダクト部の方。なんだか話し方が社民党の福島党首にそっくりで、それもなんだか楽しかったです(笑) 2時間ほどのお話なので、「かいつまんで」ということなのでしょうが、それでもアミノ酸を摂取することの効果は理解できました。自社製品の宣伝にならないように、気を使っていらっしゃったのがちょっとお気の毒というか、せっかく来てくださったのだから、宣伝させてあげたいなぁというか(^_^;)
アミノ酸の有効性はわかっていても、サプリにしろ、ドリンクやゼリーにしろ、常用するためにはお値段が……。それに、いまでは半ば引退状態で、あまり激しくスポーツすることもないし、と。よく考えれば、これまでも激しくスポーツしたこともなっかたような。いろいろサンプルをみせていただきましたが、スポーツとは関係なく、けっこう飲んだことがあるものもありました。単なる飲み物としてもおいしいものが多いですよね。
参加賞で、サプリと味の素をいただきました。ミニサイズで、ちょっと変わった形の壜に入った味の素。非売品だそうです。お値打ちモノかな?(笑) 最近は化学調味料は使いたくないという風潮で、そういえば味の素もいつしか常備調味料ではなくなっているような。でも、植物由来のものらしいですよ。ひょっとしたら、発売当初はこんな形の容器だったのかもしれません。使わないで飾っておきそう(^_^;)
ルーリン彗星
尾っぽがふたつある彗星が地球に近づいてきているとか。東京では、雨は上がったけれども空はどんよりで、彗星どころかお月さまも見えません。というか、いまはお月さまが隠れてしまっているときでありますね。明日ぐらいから顔を出し始めるのかしら?
ルーリン彗星が発見されたのは、2007年7月だそうです。台湾のルーリン(鹿林)天文台で観測されたのだとか。発見した人の名前がつくと思っていたのですが、必ずしもそうではないようです。それから1年半、太陽にもっとも近づいたのは2009年1月10日。その帰り道に地球に接近して、2月24日に最接近。私たちもひょっとしたら肉眼で見える?というところまでお出でになるようです(笑)
彗星は、おとめ座からしし座に向かって移動。地球に接近する2月23日から24日にかけては、土星のすぐそばを通っているように見えるそうです。その後は、しし座の一等星レグルスのすぐ近くを通っているように見えるとか。彗星の前におとめ座やしし座を発見できるかどうかが勝負の分かれ目?(^_^;)
その後は、太陽からも地球からも遠ざかって、また太陽に近づくのは少なくとも数万年以上先なのだとか。そのころ、地球ってまだあるのでしょうか?(-_-;)
国立天文台では、2月20日の夜から3月2日の明け方まで「ルーリン彗星見えるかな?」キャンペーンをやっているのだそうです。肉眼や双眼鏡などでルーリン彗星を観察し、報告してくださいというもの。観察した日や観察した場所、彗星が見えたかどうかなどの報告を受けて、天文台では日本のどこでどんなふうに彗星が見えたかを集計するもののようです。見えなかった、という報告でもいいようですが、報告しても何かくれるというわけではありません(笑)
さて本日、日本のどこかでは晴天でしっかり観察できているところがあるのでしょうか? 日頃、夜空を見上げる余裕もないような心の貧しい生活を送っている身としては、こんなときぐらい夜空の向こうに思いを馳せてみるのもいいかもしれないと思ったのに……。明日も雨かな?
天文台の画像を拝借m(_ _)m
今日はケーキとお蕎麦
日曜日は一転して暖かくなりました。雪もみるみる腐っていく……。でも、標高の高さに救われてでしょうか、先週の上越に比べれば、まだ故障の足でも耐えられる雪質です。今日は越水ゲレンデで「村長杯大回転競技」が行われています。その昔、私たちも何度か通ったことのあるレースです。けっこう長い斜面を気持ちよく滑らせてもらえるので、大好きなレースだったのですが、そうか、そういえばこの週だったのね、忘れてました(-_-;)
ん、村長杯? 戸隠村はちょっと前に長野市になってしまったのでした。いまでも「村長杯」というのでしょうか? こうやって「村」が消えていくのはちょっと寂しい気がしますが、住人でもないのにあれこれいうことでもありませんね(^_^;)
レースのまわりをちょっとうろちょろして、ちょっとだけ山頂から滑り、すぐにレストランに沈没(^_^;) しばらく来ないうちにすっかりメニューが変わっていました。外のテーブルで出会ったおじさんから、昨年から経営者が変わったという情報を入手(笑) なるほど〜。そういえばケーキの姿も変わりました。おいしい水のせいでしょうか、コーヒーはまずまずです。いえいえ、山のてっぺん近くにあるコーヒーショップとしては上等!
昨日と同様にまだまだ滑る気を失っていないおねえさんを残し、コーヒーを飲んだら、ひとりでさっさと「お先にあがりまーす」(笑) 中社ゲレンデの食堂で、昼食に再びお蕎麦をいただきました。いまにも朽ちかけそうな古〜い食堂なのですが、ここのお蕎麦も手打ちです。もちろん、評判の名店というところとは比較にはなりませんが、それなりの手打ち蕎麦を出してくれます。食堂で働いているおかあさんたちとも顔なじみだったりするので、「今シーズン初めてじゃない?」という言葉と一緒に、漬物や煮豆を一緒にお盆にのせてくれました。ごちそうさま〜。
帰りの道はまったく雪のかけらもなく、すっかり乾いておりました。ここの来た夜の悪夢はなんだったのでしょうねぇ(笑) ずいぶん長い間、ここには通っていて、ちょっと前(かなり前?)までは、毎週のように通っていた道なのに、JAFのお世話になるようなハメに陥ったのは初めて。まあ、現役でスキーをやっていたときは4WDに乗ってましたが(^_^;) 4WDじゃないクルマは、やっぱり非常用にチェーンを搭載しておくべきことを肝に銘じた週末でした。いや、こんな山道を走るのなら、4WDでもチェーンはもって歩いたほうがいいのかも……。
絶景、戸隠連峰
土曜日は強風で晴天。それまで危機的状況だったというゲレンデの雪は、しっかり新雪が積もり、気温も低かったので最高のコンディションでした。風は冷たく、標高1,800メートルぐらいある瑪瑙山のてっぺんはかなりの寒さでしたが、気持ちのいいスキーができました。
であっても、故障持ちの私は右コース1回、左コース1回を滑って、「お先にあがりまーす」(笑) その前に昼食のお蕎麦を。戸隠スキー場にはゲレンデの中腹に、「手打ちの蕎麦処」があります。さすがに「ちゃんと手打ち」で、いっぺんに大勢は対応できないので、待たされる、待たされる……。この日はお昼時は過ぎているのに「待ち時間60分」の表示が出ていました。
注文してから滑りに行って、時間で戻ってきてもいいそうです。ですが、マジメに滑る気のない私のことですから、窓際の陽だまりにしっかり場所を確保し、1時間をぼんやりと待つことに。ようやく番号が呼ばれたときには半分は寝ていました(笑)
お蕎麦は、コシがあるというより、ちょっと打ち足りない?という感じの硬さでしたが、いわゆる「ゲレ食」といわれるゲレンデ食堂に比べれば、まっとうなお蕎麦を食べさせてくれるといっていいかも。いろいろな山菜をカラッと揚げた「山菜天ぷら」は抹茶塩でいただきます。もう、帰って寝ようか、気分(笑)
強風に雲が吹き飛ばされて、今年は白さが足りない戸隠連邦ですが、雄大な姿がくっきりと浮かび上がっています。夕べ降った雪が枝にとまり、青空とのコントラストもきれい。なんだかトラブルと背負って歩いているような今日この頃ではありますが(笑)、この景色とこの雪に、スキーをやってってよかったなぁという気分にさせられました。なんと気持ちのいい一日だったことでしょうか!
滑る、滑る!
週末は、私のホームゲレンデともいえる戸隠スキー場に行ってきました。ホームといえたのはずいぶん前で、最近ではごぶさた気味。というより、ちゃんとスキーをすることにこぶさた。けっこうマジメにスキーをやっていた頃なら、誰にも言わずにスキー場に行くことは「コソ練」などと言ったものですが、コソコソ練習しにいったわけではなく、コソコソ羽を伸ばしに行きました。
ずーっとお世話になっていた宿の人やスキー学校の先生に「スキーやめたのか?」と言われ、一応、「スキーウエアぐらいは持っている!」ということを見せてくるか、というぐらいの顔見せ興行(^_^;) 「ひとりだと何をしでかすかわからない」という心配をして、スキー仲間のおねえさんが付き添いで一緒に行ってくれることになりました。
でも、ひとりじゃないのにしでかした! 昨年に続いて今年もスリップ騒ぎです。金曜日の夜は、今年一番と言われる荒天。0時をまわってから高速道路を出れば半額というETCマジックに魅せられて、長野ICを出たのが0時過ぎ、戸隠に上るバードラインはものすごいブリザード状態でした。強風が吹くと、前方の視界は数メートル。かなりな雪です。それでもよっこらよっこら上がって行き、宝光社の先のペアピンを2つクリアして、あと1ターンで融雪道路、あと200、300メートル進んですれれば……という直線に入ったところで完全にスリップして停車しました。もう、どうにもなりませーん。下がってみたり、曲げてみたり、いろいろやってもまったく前進せず、平らなところまでヘアピンを2つ以上バックで下がるっていうのもねぇ……(-_-;) しょうがないです、JAFに救援を頼みました(泣)
この日の長野県内、私のようなバカヤロウがかなりいたらしく、JAFは大忙し。センターに電話がつながると、「長野県は出払っていて、3、4時間はかかるかも」と言われました。時間は午前1時を回っています。知り合いに頼むには時間が遅すぎる……。しょうがないです。待ちます(-_-;)
すると10分ぐらいで、JAF委託工場(というのかな)、「小田切車体」という会社の方から電話があり、「Mウェーブのところからいま出ますから、1時間ぐらいで行きます」とのこと。「ヤッホー!」って感じでした(笑) 「エンジンはかかってますか? 暖房は大丈夫ですか? 暖かくしててくださいね」と、とっても親切な電話。大丈夫です、タイヤ以外は元気(^_^;) ちゃんと道路の隅に寄せて、脱輪も何にもしてません。一見は、ただ停車してるだけ……(-_-;)
しばらくたつと除雪車がやってきました。「長野県土木課」って、書いてありました。わざわざ運転手さんが降りて来てくれて、「どうした?」と。事情を話すと、「除雪車で牽引してやるか」と。「えーっ!」という感じです(笑) でも、除雪車の牽引機がひっかかるレバーがこちらの車体のほうになくて……。「JAFが来てくれますから」と申し上げたのですが、いろいろ心配してくれました。ここは直線だけれどもけっこう急で凍りやすい隠れた難所で、地元のタクシーなどもときどき撃沈するところなのだとか。
無残な姿を写真に撮ろうと車外に出て、ゴム底靴もきれいに滑りすってんころりん。作らなくてもいい痣まで作るオマケつきです。
そして、しばらくたつと上から乗用車が1台降りてきました。たまたま私が車外に出ていたためか、停めて「どうした?」と。若いおにいさんがおふたり、「押してみたら動くんじゃないか?」とこちらもいろいろ心配してくれました。街頭もない真っ暗な道で、こちらがオバハンだと気づかなかったとか?(笑) 「今シーズン最悪の道路状態で、この上の融雪道路も間に合わなくて凍ってる」とのこと。押すにしても立っている人間の足もとがつるんつるんで、全然、力が入らず無理と判明。「JAFが向かってくれてますから」。それでも15分ぐらい、話し相手をしてくれました(^_^;)
ときどき、私たちを避けて、何台かのクルマが登っていきました。全部が、スタッドレスで4WD。それでもけっこうお尻ふったり、フラフラしたりしながら。やっぱりFFは無謀だったか……。と、お約束の1時間でJAFの車両が到着。電話で場所と状況、車種を説明したときに「載せられる車で行きます」とおっしゃいましたが、その通り、車載車という陸送用のクルマ。荷台を下げてウインチで当車を引っ張って載せ、一丁あがり! です。私たちはそのままクルマに乗っててもいいそうですが、まあ、何があるかわからないし、「ふたりなら、こっちに乗りなさい」と助手席に詰め込んでくれました。
泊まる宿は融雪道路に面しているのですが、入口の坂が登れそうもなく、トラックが入れるほどの幅もないので、ゲレンデの駐車場に運んでもらいました。クルマを下ろして、日帰り用のスペースに停め、荷物を担いで宿まで……と、思ったら、親切な救援ドライバー様が「宿まで送ってあげる」とのこと。本当に助かりました。ブリザードの中、10分以上歩く感じだったのだもの……。
宿に着いたのはそれでも4時ごろ。あとは爆睡。翌朝、ずいぶん遅くに食堂へ行ったら、私の「ご飯遅刻」には慣れっこの宿のおとうさんが「何時に着いた?」と。これこれこうでと事情を話すと、「電話よこせばよかったのに」と。いっくらなんでも1時過ぎです。でも、「いつでも、起こしていいよ。すぐ助けに行くから」と。除雪車のおじさんも、通りがかりのおにいさんたちも、小田切車体の救援ドライバーさんも、宿のおとうさんも、どうしてこんなに長野の人は優しくて親切なの?(涙) 翌日、スキー学校の先生たちには「スピンターンして、バックで上がってくればよかったのに」などなど、さんざんからかわれましたけど(-_-;)
それにしても、バスの故障といい、何といい、私は何か悪いオーラを背負っているかもしれない今シーズン……。中社の神様にパンパンしてきましたけど、階段の下からだったから、はたして通じたかどうか……。