宝台樹スキー場
金曜日の午後に宝台樹スキー場に着き、ちょろっとゲレンデを偵察。この週末は、東京でも暖かいというより暑いという具合だったようで、水上だって負けてはいませんでした。体重が前にかかるとグサッとトップが突き刺さるようなぐちゃぐちゃの雪。誰ですか、北斜面で雪質がいいなんていったのは?(笑) とりあえずリフトを一巡して偵察を終えると、さっさと宿に戻ってゴロゴロ(^_^;)
土曜日は回転競技を行いました。夜中にザーザーと大雨まで降って、そんなグサグサの雪ですから、コースは掘れて、掘れて、滑る選手も地ならしをする役員も大変な思いをしたのではないでしょうか。そのうえ、旗門員が3人もインフルエンザでドタキャンとか。人手が足りないというので、閑職の役員だったはずの私も旗門員に駆り出されました。一番下だったので、誰もコースを外さず、比較的平なのであまり掘れず、ただ立っているだけのもんでしたけど(^_^;)
実は公認旗門審判員の資格をもっています。けど、現場に立ったのははじめて(笑) 滑ってる選手は気持ちよく通過して行きますが、競技中、ずっと立ってる仕事って大変なんですねぇ。1本目が終了すると、代わってくれるという方がいたので、遠慮なくお願いしてしまいました(^_^;)
↑小学生でも一人前に滑ります。かっこいいでしょ!
回転競技は2本滑って合計タイムを競いますが、セット換えをした2本目は、1本目よりもっと雪が悪くなるので大変です。と思ったら、ゲレンデ中に塩を撒いて(笑)、今度はカリカリでイメージを変更するのが大変だったと選手は言っていました。いずれにしても雪不足で長いコースが取れず、ちょっともの足りない大会だったかもしれません。でも、選手はポールをくぐって滑っていれば楽しいというような方々ばかりなので、それはそれ、楽しんでいたようです。
このゲレンデにはオペレーションの設備が整っていなくて、もちろんタイムはでますが、放送はできませんでした。で、私はリストラです(笑) 「役員です」というプレートをつけて、なーんにもしないで写真など撮ってあそんでいたのは……楽ですが、ちょっと居心地が悪いような……(^_^;)
宝台樹へ
スキー場は、宝台樹山の東側。そのむかし、一度だけ行ったことがあるのですが、まったく記憶にありません。昨日のご飯さえ覚えていないようなこともあるので、これはしかたがないです(-_-;) 宝台樹という名前がなかなか素敵だと思ったので行ったことだけは覚えていたのでした。
宝台樹山は、標高1400メートルぐらいだそうですが、まあ、登山するわけじゃないので高さはあまり関係ありませんね。ただ、標高が高く、しかも北向きということで、雪質はいいという評判です。ゲレンデガイドによれば、山麓はなだらか、山頂から中腹にかけては中上級者コースということです。全体に中上級者向けコースの比率が高いそうですから、ファミリーなどはあまり見かけないのかもしれません。
今回はここで、スキー競技会を開催します。昨年までは野辺山スキー場でやっていたのですが、なんと野辺山が経営難で閉鎖! あちこちで倒産、閉鎖の話は聞かないではありませんでしたが、こんな身近であるなんて……。もとワールドカップの選手などが関わっていて、レーサーにはおなじみのゲレンデだったんですけどね。
宝台樹で大会をするのは初めてなので、現地に行ってみないと状況がわかりません。うまく運営できるかどうか、下働き人は他人事ですが、運営管理に携わっているエライさんたちは、きっと気が気ではないでしょう。では、行ってきま〜す。
いってらっしゃ〜い
今度はケガも故障もないようにと、「かえるのお守り」を持って、お見送りに。インストラクターもお客様も、みんな元気で「かえる」ように、かえるがきっちり並んで固められているものを選びました。じゃらじゃらしているのはかわいいのですが、一つ落ち、二つ落ち……なんてことがあるものですから(笑)
落ちた瞬間に気がつけば、またつければいいのですが、知らないうちに〜ということもあるのです。まあ、お守りの賞味期限は1年ということになっているので、1年間はしっかり管理して、バラバラにならないようにしたいものですが。と、思って選んでおいたのに、渡すのを忘れました〜。バスの出がけはあわただしいもので(^_^;)
下働き人の片割れ、私のほうは、明朝から水上宝台樹スキー場です。こちらは競技会の役員。まったく、下働き人はよく働きますね(-_-;) 今週が終われば、主だったイベントが終了するので、スキーをしないスキーヤーにも静かな日々が訪れる予定です。来週あたりは、お仕事じゃなくて山へ行きたいと……。
お風呂で居眠り
珍しく日本酒なんぞを飲んでしまって、一緒に飲んだ相手が言ってみれば幼馴染だったりしたもので、きっと気が緩んでいたのでしょう。今年は例年以上にスキーの役員仕事が山のようにあり、ちょっと疲れ気味だったのかもしれません。
以前、隣の家のおねえさんが冬場にお風呂で居眠りをして、それもかなり長時間眠ったらしく、目が覚めたら浴槽は水になっていて危うく肺炎を起こしかけたという事件がありました。「なんで?」と思ったのですが、まさか自分がやってしまうとは!
あまりお酒が強いほうではないので、スキー場に行ってもお風呂に入る前はアルコールは摂取しないことにしています。外で飲んだりしたときも、電車に乗って帰ってくる間に多少は醒めるでしょう。今回は歩いて帰れる距離の地元で飲んでいたというのが敗因ですね、きっと(笑)
えのき鍋
木島平の話題をひっぱってすみません(^_^;) 大会の参加賞として「えのき茸」をいただきました。木島平スキースクール前校長からのプレゼントでした。いっぱいいただいたので、今日はえのき茸鍋をつくってみました。自分たちで食べるだけなので、おしゃれな鍋ではなく、あるものを入れただけの「できとう鍋」です。人参も星型にくり抜くこともなく、まんま(笑)
そして、木島平の特栽米を炊きました。いつもは雑穀を入れたりするのですが、お米の味をしっかり楽しみたいと思って、今日は銀シャリ(笑) 「ご飯って、こんなにおいしいものだったんだ!」と実感しました。つやつやでもっちりしてて、それでいて歯ごたえがあるというような。普通に電気炊飯器で炊いただけなんですけどね。
私はグルメではないし、まあ、お腹がいっぱいになればなんでもいいや派。珍しいものでもあれば食べてみたいなと思うくらいの食生活をしているので、舌が肥えているわけではありません。そんな食の素人でも、「うーん、おいしい」とわかるぐらいおいしいのですよ、木島平の特栽米。まさに黒帯ですね。「黒帯」というのは木島平の米で作ったお酒ですけど(^_^;)
これは「定期的に送ってもらおうかなぁ」と思いました。でも、送料がけっこう高いのです、お米は重いから。で、仲間を募って、2か月に1度くらいまとめて送ってもらって分けたらどうだろうと、ただいま思案中です。おかずがいらない! そんなわけで、えのき茸の鍋は、だいぶ残ってしまいました。明日も食べよう……。