立春
「春一番」の便りに乗ってくるのが花粉症ですね。もう、3人に1人は被災しているそうで(-_-;) 私はまだ発症していません。「絶対に花粉症だけには一生かからない!」と固い決意で臨んでいます! 決意でかからなければ苦労はしないというところでしょうが(笑)、決意だけでもしておかなければ。
花粉症は体内に蓄積した花粉の量によって発症するという説があるそうですが、こういう場合はあまり外に出ないタイプは有利です(^_^;) 今年の大規模飛散開始予定日は2月13日の金曜日だそうです。やはり13日の金曜日は縁起が悪いですか。キリストさんが亡くなったといっても、のちに復活されているわけで、そんなに縁起は悪そうではないのだけれど。
増上寺の豆まき
今日は節分でした。全国各地でさまざまな行事が行われていたようです。私も増上寺の節分追儺式、つまりは豆まきを見物に行ってきました。三門から豆まきの特設会場までお練りがあると聞いたので、その時間に間に合うように珍しく早めにでかけました。ところが、そういうときに限って地下鉄が車両故障で遅延だと!もう絶対間に合わないという時間になったので、電車を降りてのんびり増上寺へ向かいました。
三門に着くとあれ? いま始まった? こちらも遅れたのでしょうか、お練の行列が動き始めたばかりです。僧侶を先頭にいかめしく裃をつけた年男年女の方々、おそろいのかわいい裃もどき(笑)をつけた増上寺明徳幼稚園の園児たちがゆったりあるいています。それではとばかり、行列の先頭まで走った、走った! そして息を切らしながら写真を撮ったのでありました。
お練が終わると、舞台上では餅つきが始まりました。そして、ここでついた縁起物の餅(実は事前について準備してあったものだそうですが)がまかれます。
次に鬼を追い払う園児の寸劇のようなものが行われ、いよいよ豆まきという段取り。私の目の前では、親に置いていかれちゃったらしい、迷子の女の子が泣いていました(-_-;) おまわりさんに保護されていましたが、無事にご両親とめぐり合えたでしょうか(笑) 第1波、第2波とかなりの人出でした。
豆まきをするのは年男・年女ということになっています。俳優の中村玉緒さん、60歳ですかね。野球の田口壮選手、36歳かしら? そのほか、お相撲の何とか親方、落語家の方々、プロレスの方々? たくさんの芸能人や有名人の方々が豆まき役です。まかれるのも豆ばかりではなくタオルやお菓子や、ひざ掛けのようなものも舞っています。私は後ろのほうで写真を撮っていたので、何一つゲットできず(-_-;) しかたないですね、なかなか二兎は追えません。
本堂の隣の安国殿では、今年1年の「無病息災・災厄消除・開運招福」の祈願が行われていました。ここにも多くの人がお参りに訪れています。そろそろ春の足音というわけですが、今年は何かいいことがあるといいんですけど……。
梅に北風
神代植物園の梅は、三分咲き、四分咲きというあたりでしょうか。種類にもよるのでしょうし、日当たりなど関係もあるのでしょう、咲いている木はもういっぱいの花をつけているのに、まだまだかたくなな木もありました。ロウバイが見頃です。
気がつけばもう2月。今月の中旬で神代植物園の年間パスポートが期限を迎えます。運動不足解消!とか言って、この1年で7、8回は行ってみたでしょうか。5回行けばモトが取れるというセコイ考えもあり、けっこうトコトコと遠征したものです。
さて、今年はどうしたもんでしょう? パスポートを買えば、使わないともったいないと思い、またせっせと通いそうですが、買わなければまったく足を踏み入れないような気もします。健康のために投資ということで、パスポートを買うべきでしょうかねぇ。
雪国でも雨だとか
行くとはいっていなかったのですが、山へ電話をしてみると、「雨だぞ〜」とのこと。「行かなくて正解!」と思った瞬間です(笑) 雪ならともかく、雨というのはねぇ。傘をさしてスキーをするわけにはいかないし。といっても、天気がよくてもストーブの番をしていることが多い似非スキーヤーなのではありますが(-_-;)
今年はスキースクールのお手伝いも免除してもらったので、ますます雪の上に立つことは少なそうです。でも、「たまには顔出せ〜」といってくれる人たちがいるというのはありがたいこと。1度ぐらいはリフレッシュも兼ねて、いつもの山に行きたいなぁと思いながら1月の最後の日を迎えてしまいました。もう、2月なんですねぇ。気がつけば梅の便りが……。
経済は……
先日、テレビの報道番組だったか、ブロードウエイでお客さんが入らず、スポンサーも引き上げ、中止に追い込まれているミュージカルがたくさんあるという話をしていました。ロングランになっている「シカゴ」もチケット半額で投売りになっているとか。
それに比べると、日本はまだまだ……。芝居を見に行こうなんて余裕のある人が、いっぱいるってことですものねぇ? 日本の景気がそれほど落ち込んでいないというわけではなく、実感をもっている人が少ないのかもしれません。それもいまのうち? これから先、まだまだ落下していく余地があるということなのでしょう。この芝居のプレオーダーはたしか10月か11月頃だったのですが、私もまだ認識が甘かったから……(-_-;)
とはいえ、知り合いに電話をかけたら、「いま台湾にいる。帰ったら、連絡するよ」という返事。円高をフルに活用して、海外に遊びに行っている人も、これまたけっこういるようで(笑) これが格差社会というものでしょうか。
まあ、寝るところもあるし、ご飯も食べているし、お風呂にも入っているのだから、最底辺とはいえないまでも、地面を這いつくばっているような生活の私にとっては、これからの経済状況、とっても気になるところです。国会中継なんぞ、見るともなしに聞いていても、なんか日本、沈没しそう(-_-;)