諏訪山吉祥寺
本駒込まで行く用事があったので、吉祥寺へお参りしてきました。榎本武揚さんのお墓参りです。函館まで抵抗するものの、最終的には維新政府の下にくだり、なんだか偉くなっちゃった人ですが、函館時代に土方さんがお世話になった人なので(笑)
帰りにこのお寺の近所を少し歩いてみたのですが、まるで道は迷うためにあるという感じ(笑) 駒込吉祥寺、駒込浅嘉という、江戸時代には諸藩の下屋敷や武家屋敷が置かれていたあたりだそうで、古くから開けただけに道も入り組んでいて、あげくに行き止まりもけっこうあります。道に迷ったときには「大丈夫、日本の道はつながっている!」というのを口癖にしておりますが……、つながっていないところもあるのですよ(-_-;)
太田道灌が、江戸城を作ったときに、現在の和田倉門あたりの井戸から「吉祥」と刻銘した金印がでてきたので、西の丸に建立したお寺が吉祥寺だそうです。17世紀半ばの明暦の大火で焼けてしまったので、現在のところに移ったのだとか。境内には後に駒澤大学となる学寮があり、幕府の「昌平黌」と並んで学問の拠点であったようです。
大きなお寺だったのが、東京大空襲でほとんどが焼失。当時の面影を残しているのは「経蔵」だけです。鐘楼も古そうではありますが、これも復元でしょうか。維新政府の閣僚となった榎本武揚のほか、薪を背負って勉学に励んでいる像で有名な二宮尊徳、明治の小説家川上眉山などのお墓があります。
もう一つ、ひときわ大きい「お七・吉三郎比翼塚」というのがありました。比翼塚というのは心中した男女などを葬った墓のことだそうです。井原西鶴の「好色五人女」の中では八百屋お七と寺小姓吉三との出会いが吉祥寺ということになっているので、それにちなんで建立されたものだそうです。本当にあった話を脚色したもののようで、実際にはそのお寺はご近所の円乗寺で、お七のお墓も円乗寺にあるそうです。白山にあるそうなので、行ってみよっと(笑)
多摩方面に住んでいる人間としては、「吉祥寺」と言えば、井の頭線でしょ?という感じです。これは無関係ではなくて、武蔵野市吉祥寺の地名は、明暦の大火にあって吉祥寺近辺の人々が行き場を失い、現在の武蔵野市一帯を開墾して地名を吉祥寺と名づけたそうです。そういえば吉祥寺駅の近くには吉祥寺というお寺はありませんね。
内視鏡
椅子に座らされ、「鼻から内視鏡を入れて内部を見ます」と。ひぇ〜、そんなこと……と思っても、これはまな板の上の鯛、いや鯵みたいなもんですよ。優しい感じの女医さんでしたが、悪魔に見えました(-_-;) 身体中に力が入ってしまうのです。看護士さんに「力を抜いてくださ〜い」と何度も言われました(^_^;)
耳鼻咽喉科というのは、子どもの受診がけっこう多いようですね。泣き叫んでいる声を何人も聞きましたが、これは泣き叫びますよ〜。看護士さんはそういう子どもをあやしながら受診させるクセがついているのでしょう、なんと私にまで「だいじょうぶでちゅよ〜」という感じであやしてくれました(笑)
ガンでもおかしくないという多角的な症状ではありましたが(笑)、声帯に炎症を起こしているだけのようです。ポリープ状の……という但し書きがあったので、まだガンの可能性を秘めているかもしれませんが、まあ、思い過ごしも恋のうちって感じでしょう。違和感のある食道は、ここでは中まで点検はできないそうですが、入口はきれいですとのこと。1週間ほど様子をみて……と薬をいただきましたが、1週間後にまた、あの内視鏡ですか〜? 薬を飲んで、とりあえず症状が改善したら、もう行かないかもしれない……(笑)
いわくつきのソファ
我が家はとにかく入口の狭い家でして、玄関はもちろん、庭から回そうとと思っても、庭に入る木戸からも入らない大きさ。ついに垣根の杭を抜いて中にいれ、再び杭を埋めなおすという結果になりました。頼んだのがそもそも垣根を作ってくれた植木屋さんだったのがよかったというか(^_^;) 一間のガラスを開けた三尺の隙間では部屋に入れられず、ガラスを全部はずして入れたくらいです。って、いま頃の人は三尺って言ってわかる人は少ないじゃろーのぉ〜。半間というのかな。しかも一間を「いっけん」と三尺を「さんじゃく」と読めない人も多いのかも。やっぱり、このあたりは天保生まれのボキャブラリーかのぉ〜。はい、三尺は約90センチです(笑)
このソファ、イタリア製の本革で、買えば0が6つついちゃうという高級品ですが、実はいわくつきのシロモノ。元はといえば「オレオレ詐欺」の加害者の持ち物だったのです。自動車関係の事務所に出入りしていた業者さんの知り合いの息子がオレオレ詐欺で捕まり、弁護士さんに「できるだけ弁済することが少しでも罪を軽くする道」と教えられ、住んでいた家の家具や電気製品を一切合財、処分することになり、当時、景気もそう悪くなかった自動車屋さんが引き取ったという経緯がありました。加害者たる豚野郎は有名芸能人が住んでいるようなすごいマンションに住んでいて、家財道具なども贅沢し放題だったそうです。
未成年だったので普通は拘留数か月で少年院送りとなるところを、1年以上も未決で拘留されていたそうです。というのも被害額が何億っていう額で、しかも高齢者の被害が多く、悪質だったのだとか。本当に豚野郎ですよね。2年ぐらい前の話なので、いまは少年院でしょうか、それとも成人すると刑務所に移されるのかしら? いずれにしても根性叩きなおして出てきてもらいたいものです。
この事件は、まだ「振り込め詐欺」が「オレオレ詐欺」と言われていた頃のことで、世間の認知度も低く、元手もいらずに濡れ手に泡のように稼いでいたらしいです。こんなにいろいろな方法で警告されているにも関わらず、いまでもまだ被害にあってしまう方もいらっしゃるようですね。家にも一度、そういう電話がかかってきたことがあります。友人でも何人かに、そういう電話がかかってきた話を聞きました。中には学校の名簿が流出したらしく、同級生宅にいっせいに電話があったというケースも。
我が家では、「交通事故の示談金が……」なんて言われたら、「娘が悪いことをしたのなら、遠慮なく留置場でも刑務所でもぶちこんでやってください」と言うようにと、母には申し伝えてあります(^_^;) という「いわく」のあるソファがでーんと。このソファのために泣いた人がいる……と考えても致し方がないので、振り込め詐欺にひっかからないための「見える教訓」として置いておきたいと思います。
今度はFAX.
これはbrotherというメーカーのものですが、以前にも同じ症状になったことがあり、そのときはメインスイッチを切ろうが入れようが、まったく復活せず、コールセンターに連絡しました。すぐ代替機を送ってきたので、それに入れ替え修理に出しました。何日か経って修理済みのものが送り戻されてきたので、代替機を送り返すという作業をしました。無料で修理ってことは、何か欠陥があるのでは?と思ってしまいます。しかもとっても面倒です。これも買い換えなければならないのかなぁ〜(-_-;)
なんでもかんでも1台で済ましてしまおうというのはムシのいい話なのでしょうか、だから故障が多くても当たり前? 実はプリンタとしても黄色と赤色がストライキで、ほとんど色が出てきません。FAX.はモノクロで用が足りるし、プリンタはもう1台あるので、いまは我慢して使っていますが、時間の問題かも。
またまたヨドバシカメラへ見に行ってみました。こういうタイプの、業務用ではない複合機は、brotherとCanonとHPの3つのメーカーしかないのですね。何種類か機種があるのはbrotherだけで、ほかは2機種ぐらいです。いまの機種を買ったときは、家庭用のお手軽な値段と大きさはbrotherしかなくて、これにしたような気もします。この分野はbrotherが得意なのでしょうか?
販売員のおにいさまに、現状をお話し、「果たしてbrotherというメーカーは信頼できるのでしょうか?」と問うたら、「ほかであれば、これとこれがありますが」とおっしゃっただけで、問いに対する返答はなし。「意見はないの?」と思って、ふっとすぐ近くにいた販売員さんをみたら、「brother」というロゴをつけたベストを着ているではありませんか。あら、メーカーの人が来てたのね。それでは、いいとも悪いとも返答はしにくいでしょう(笑) 「考えます」といって、カタログだけもらって帰ってきました。
正直なところ、brotherはイヤかなぁと思ってます(^_^;) するとCanonかHP。PCを買ったときにタダでおまけにくれたプリンタがHPで、簡易な感じですが、印刷はとてもきれいです。が、やったらインクが高い! するとCanonしか選択肢はないのかなぁと、それでも悩んでいたりします。
1年のうちで、私のFAX.が稼動を迫られるのはスキー関係で12月と1月ぐらいなのです。あとは年に1、2回といったところ。ヨロヨロしていてもあと1か月もってくれればいいんですけど、FAX.の場合、完全に故障してから買い換えるという話になると、送ってくれた方にご迷惑をおかけすることになってしまったりするのでねぇ(-_-;) しかも買い置きのインクカートリッジがまだあるとか(^_^;)
先日、テレビを切り替えている途中で、「家電芸人」という人たちがいろいろと話をしている場面に出くわしました。新しい家電などにはあまり興味もないので、通り過ぎただけの番組でしたが、芸人さんの中にはとても家電に詳しい方々がいるようですね。芸人さんに限らず、好きな方はけっこういるようです。誰か相談にのってくれないかしらねぇ……(笑)
ジャガルチ市場
今日は気温が低い上に風が強くて、街を歩いていても指先が凍てつきそうなくらい。まあ、雪国に比べればたかがしれてますけど、防寒もいいかげんなので、やっぱり寒さが堪えます。迷わず鍋料理を選びました。海鮮鍋。「用意するのにちょっと時間がかかります」と言われ、では、その前にネギのチジミをいただきました。チジミは表面はパリッで、中はモチッで、おいしゅうございました。
しばらくして海鮮チゲ登場。エビ、カニ、ホタテ、ちっちゃいタコ、アサリ、さまざまな海産物とダイコン、ネギなどの野菜が煮えて、熱いし、辛いし……、おいしいし(笑) 私は辛いものがそう得意というわけではありませんが、ギリギリOKの辛さです。汗ばんでくるほどに身体が暖まります。ちょっと贅沢かもと思いながらも堪能。ひと鍋で3〜4人前とのことで、ふたりでは「食べすぎでしょう」という感じですが、しっかりいただきました(笑) そのうえ、残ったスープにラーメン追加で(^_^;) チジミも食べているわけですから、もう動けないというほどお腹いっぱい! なかなか幸せなひとときでした。
「ジャガルチ市場」というのは釜山にある韓国最大の水産市場の名前だそうですね。日本でいえば「築地市場」という感じの命名です。きっと魚介類が自慢のお店なのではないでしょうか。魚料理も食べてみたかったのですが、いっくらなんでもこれ以上は食べられません(^_^;)
いま韓国はおそろしくウォン安で、日本からは行きやすくなっていますね。弱みに付け込むみたいで失礼かもしれませんが、「いまがチャンス!」的であることは間違いありません。2泊3日で1万円を割っているツアーもあるとか。「ちょっと食べに行ってくる?」という会話が、けっこう真実味を帯びてきます。と言いつつ、ここで堪能したから、もういいや(笑)