「252 生存者あり」
遭難者の中に元レスキュー退院と医者の卵と発明家はできすぎでしょ(笑) ハイパーレスキューのかっこよさは十分伝わりました。消防庁のみならず、警察でも、たぶん自衛隊でも、殉職ということにはさまざま葛藤があるのだろうなぁと思わされるところはありましたが、この映画で何か感動を与えようと思ったのなら、ちょっと失敗かな(笑) 気象庁は何となく意地悪なだけみたいだし(^_^;)
テレビでのPRを見ているだけですが、最近、台風や津波もそうだけど、ウイルスなどが襲うという映画が多いような気がしますね。地球環境の破壊について、漠然とした不安があるからでしょうか。「近未来に何が来るか?」という恐れが人々の心のどこかにありますものねぇ。
環境破壊を止めるには人類が壊滅するのが手っ取り早いという話を聞いたことがあります。そうなんでしょうねぇ。壊滅まで行かなくても、減少させれば解決する問題も多いのかも。地球に生息する適正人員数を超えているのでしょうか。あるいは日本でいえば江戸時代ぐらいの暮らしをしておくれということでしょうかね。駕籠ならふたりで担いでもCO2は息だけですから(^_^;) 産業革命がいけなかったんでしょうねぇ(笑)
人間の身体には自然治癒力があるといいます。地球にも自然治癒力があって、それを発揮して、人類という傷を治そうとしているとしたら? 本当に来るでしょう、地震も津波も台風もウイルスも(-_-;) 実際、桁外れの自然災害が地中上のいたるところで起きているようです。でも、どうすりゃいいのよ、私たち? という感じ。ゴミは分別してます。エコバッグもマイ箸ももってます。なるべくクルマは乗りません(ほんとかな?)。でも、エアコンはフル稼働(-_-;)
252の正体は、ハイパーレスキューの通信信号「トントン・トントントントントン・トントン」だったのです。この信号が仲間に「生存者あり」を伝えるものだそうです。覚えておきましょう(笑) とはいえ、私たちは瓦礫の下に埋まったりする事態が起きた場合、救ってもらう一方の立場ですから、これを覚えるよりSOSの「トントントンツーツーツートントントン」を覚えておくほうが救ってもらえる確率は高いかも(笑)
目覚まし工事
景気回復の足音(笑) なんて、笑って入られません。その工事現場と我が家の間には家が一軒あるのですが、これが平屋。そして、私の寝室は、そっち側の2階なのです。ということは? けっこう朝もはよからトンカントンカン……(-_-;) トンカン程度ならいいのですが、いまは地ならしをしているらしく、ドンドンと重い音が絶えず聞こえてきます。ネボスケで名を馳せるさすがの私も、目覚まし時計がいらない!
そういえば、我が家のガレージを作っていたときに、大工さんのトンカンがうるさいといって怒鳴り込んできた人がいました。その人の部屋のあるマンションも、たぶん、遮蔽物なしで音が通るところではないかと。まあ、我が家の工事よりはちょっと距離は遠いかもしれませんが、重機が大きいから音は大きいのではないかと……。また、怒鳴り込んでいるのでしょうか(-_-;) それともこんなうるさい地域には住めないと思って引っ越したかな?
近隣で家を建てたり、建て直したり、どこかで槌音が聞こえてくるというのはよくある話です。永遠に続くわけではないし、お互い様というところもあるので、しばし我慢というところですね。早起きのよい習慣がつくかもしれません(^_^;) しかし、建築業の方々は、みんな朝が早いですよねぇ。お豆腐屋さんと勝負するほどではありませんが(笑)
サザンテラス
ずっと工事中で鬱陶しいような新宿駅南口ですが、今年もサザンテラスが盛大にイルミネーションで飾られています。昨年はグリーン基調だったような気がするのですが、今年はブルーとホワイト。きれいではありますが、なんだか寒そうな配色で。世相を反映してますか? というか、夜は東京も本当に寒くなってきました。寒い夜に青と白では、よけい寒い感じがするというか(笑) でも、両脇に光の花が咲く小道など、とてもきれいです。
橋を渡った高島屋とか東急ハンズの側は、暖色が多用されていて好対照です。そちらは暖かそうではありますが、比べてみると、寒色系のほうがスキッとして美しく見えてしまいます。そのあたりは、好みの問題でもあるのでしょうが。
新宿駅からサザンテラスを奥のほうへ歩いていくと「祝福の泉」という小さなドームがありました。たくさんの人が並んでいるので「なんだろう?」と思って近づいてみました。このドームの下で何かスイッチのようなものを押すと、ドーム全体の色が何色かに変わるようです。それが、ふたりの未来をあらわす……とか。
それで、たくさんのカップルが並んでいたのですね。小さな坊やとおばあちゃんらしき人がスイッチを押している姿もあって、ほほえましかったです。これを考えた人の趣旨には反するのかもしれませんが(笑) 人が入れ代わるたびにいろいろな色に変わるイルミネーションは、しばし、見とれます。
経済は日に日に悪くなっていくようで、2009年は大失業時代かと思わせるような情勢ですが、こんなに華やかなイルミネーションがあっちこっちで展開されているのですから、日本経済、まだ傷は浅いんでしょうかね? そうでもないような気はしますが……。よい未来を占ってもらったカップル、そのまま明るい未来が開けるといいですね。
五條天神社&花園稲荷
大仏さまの先には五條天神社があります。医薬の神様なのだそうです。あっちこっち痛めていて、最近は薬のお世話にもなっているので、ちょっと参っておきましょう。日本武尊が薬祖神を祀られたというのですがら、まさに本道です。漢方薬愛用者の私にはぴったり(笑) 日本橋にある薬事協会ビルの屋上には、薬祖神社として分霊もお祀りされているそうで、医薬の関係者には、大切にされている神様のようです。
大晦日には古札焼納式があり、夕方7時から元日早朝までお焚き上げがあるそうです。もう薪が積み上げられ、準備万端ですね。でも、大雨などが降ったらどうするのでしょう。ちょっと心配(^_^;) 半年間の穢れを祓う茅の輪も準備されていました。まだ通行止めですが、新年には多くの人がお祓いに訪れることでしょう。
五條天神社の横の階段を登っていくと、花園稲荷があります。古くは忍岡稲荷と呼ばれ、五條天神社よりも歴史が古いとか。石窟の上にあったことから穴稲荷ともいわれています。ここは彰義隊の最後の激戦、穴稲荷門の戦があったところ。こんな手狭なところで? という感じです。原田左之助もここで戦ったのかなぁ、とか。また妄想ですね(笑)
池を回って信号を待っていると、「くさっ!」と思わず叫んでしまうような臭いが……。
振り返ってみると黄色の絨毯の上で何やら探し物をしている人がいます。ああ、ギンナンを拾っているのですね。見渡せば、あちらにも、こちらにも……。私はギンナン拾いをしたことはないのですが、好きな人は毎年、朝もはよから精を出すようです。
上野大仏
上野に大仏があるのを知っている人は多くないかもしれません。実は、私もまったく知りませんでした。友人に教えられて、「ほんと?」と。現場検証に行ってみると、ありました! 1631(寛永8)年に漆喰の釈迦如来坐像を建立したのが、はじめの一歩だったとか。それが1647(正保4)年に地震で倒壊。その後、こんどは金剛像として再興され、また地震で破損。1923(大正12)年に関東大震災で頭部が落下し、ついに解体されたのだとか。高さが約6メートルの釈迦如来坐像だったそうです。
解体された頭部と胴体部は寛永寺が保管して再建を図ったもの、資金不足で実現はしませんでした。戦時中は、武器を作るための鉄が足りないといわれ、一般の家庭からも鍋や釜が供出されるという騒ぎだったそうですね。この大仏さまも顔面をのぞいて、すべて軍需金属として供出され、再建計画はついえてしまったのです。
そして、残ったのが顔面部。これが上野精養軒の隣、パゴダ大仏山と呼ばれる丘の上に鎮座しています。1972(昭和47)年にレリーフとなってもとのところに戻ってきたそうです。パゴダってなに? 大仏さまの名前? と思ったら、隣にある薬師堂をパゴダ様式というのだとか。パゴダとは、ミャンマー様式による仏塔のことなのですって。
この上野大仏は、別名「合格大仏」と呼ばれ、知る人ぞ知る、密かに受験生を集めています。なぜ「合格大仏」かといえば、何度も何度も首が落ち、もう胴体もなくなって、顔だけが鎮座しているので「もう、これ以上、落ちようがない!」という理由です。なるほど(笑) なんとなく背水の陣の受験にむいていそうな合格祈願ですね。
そういう季節になりました。縁起堂本舗の合格祈願のお守りも、やはり12月から2月ぐらいが最盛期のようです。でも、それ以外の季節にもけっこうボチボチ注文をいただいているようなので、「なんでかな?」と思ったら、いわゆる「資格試験」というものがあるのですね。これは科目によって、夏だったり、秋だったり、いろいろな季節に行われているようです。なるほど。