幼なじみ
今月はなんだか不思議な月になりました。先日、小学校時代の友だちと何年ぶりかに会ったのですが、今日はまた別の小学校時代の友人がランチに誘ってくれました。6、7年前に学年会のようなことをやり、そのときに会って以来。そのときは100人近く集まったので、顔を見ただけって感じで、つき合いの悪い私はイヤイヤ出席して、さっさと帰ってしまったのでした。それなのに、思い出して、誘ってくれるのはありがたいことです。
実は、その前に何人かで集まろうという企画があったのですが、「あの人が来るならイヤ」とか、「あの人を呼ばないで」とか、そういう話が勃発して、中止になってしまったのです。10歳や12歳ぐらいのときの知り合いで、いまの生活とはまったく関係のない人なのに、いいとか、イヤとか、「くだらん!」と思い、「そんなオトナ気ない話になるんだったら、私も参加しない!」とお断りをしてしまったら、元学級委員のにいさんから「そういうアンタもオトナ気ない」と怒られてしまいました。まあ、そうとも言える(笑)
で、ふらり……という感じのランチだったのです。幼なじみと会うと、すぐに「○○ちゃん」という、子ども時代の呼び名に戻っちゃうからおもしろいですね。その人の仲よしも私に会いたいと言ってくれているとかで、また次の機会を、という話になりました。そうか、その時代からいままでずっと仲よくつき合っている人たちもいるんですね。
私は誰とも継続したおつき合いはなくて、ひょっとしたら私は孤立してたのかも? 「どうせ真っ当な人生を歩んでいるわきゃ〜ないから、ちょっとちょっかい出してやれ」というモルモット観察的興味かもしれませんねぇ、私に会いたいなんて(-_-;)
こういうことは「気運」みたいなものがあるみたいで、続くときは続きます。お昼を食べて、おしゃべりをして、ついでに子ども時代をすごしたあたりをフラフラと歩き回ってきました。引越ししていないので、いまでも近所ではありますが(笑) 植物に疎い私には名も知れぬ花ですが、住宅のお庭や路地のそこここに、春の花と入れ代わって、初夏の花が風に揺れていました。そういえば、今日は風が強かったなぁ。
やる気なし(笑)
この週末は、本当に寒かったですねぇ。寒の戻りというには、季節が進みすぎている感じなのに。寒暖の差がありすぎて、風邪をひきそうです。とくに北海道は真夏日の後に雪? 関東でも山間部では雪が降るというウワサもあります。やっぱり地球は壊れかかっているようです。
お天気が悪いと、用事がなければ外には出たくないという気分。4日ほど、まったく靴を履いていませんなぁ。ここ1年は、お祭に行ってみたり、お寺参りにいってみたりと、けっこうハイテンションな生活を送っていたような気がしますが、「ブログを毎日は書かなくてもいい」と思っちゃったせいか、ヘナヘナと出かけるモチベーション下がりっぱなし(笑) 雨の週末はたまりにたまっていた録画したドラマとか、ダビングしてもらったDVDとかをひたすら眺めて過ごしました。「篤姫」とか(^_^;)
そんなことしているなら、掃除ぐらいせいよ!という感じでもありますが、何ごともやる気なし。かといって、毎日パジャマ生活では豚への道、一直線だし(笑) せめて誘ってくれる人がいるときは、元気を出して外へ出よう!
カイロプラクティック
若気の至りである時期、スキーをやりまくり、そのわりに上達はせずに怪我しまくり。幸か不幸か、骨折だけはしていないのですが、骨折より始末の悪い靱帯をあちこち伸ばしたり、切ったりしています。まあ、完全な関節はないかも(-_-;)
左膝と右股関節はかなり悲惨なことになっていますが、整形外科へ行ってもレントゲンを撮ってシップ薬を出されるぐらいで……。リハビリ専門のスポーツ整形外科ではストレッチを教えてもらい、通ってた頃は一応、やってはいたのですが……ね(笑)
後輩から、「カイロプラクティックがいいよ」という紹介を受け、ここしばらくは通っています。はじめは2週間に1度ぐらい行っていたのですが、最近は月に1回ぐらい。数か月に渡ってサボっていることもありますが、やはり通っているほうが調子がいいようです。
カイロプラクティックは身体の歪みを治して、それによってバランスを取り戻すといいます。痛みの出る部分は、骨や靱帯がゆがんでいる、と。マッサージするわけでもなく、強く押したり引いたりするわけでもなく、足を動かさせられたり、何か背中をポンポンとはじかれるような施療で、痛くも痒くもなく、当初は本当にこんなんで? という感じでした。
いろいろな代替医療があって、それぞれにそれなりの理屈があるようです。まあ、モノは試しということで。股関節の痛みは通い始めて軽減しているのは確かなのですが、プラシーボ効果なのでしょうか?(笑)
実相寺(甲斐霊場第75番)
実相寺は「神代桜」で有名。もう花はすっかり落ちていましたが、先日、テレビで満開のときの映像が映されていました。国指定の天然記念物で、樹齢2000年以上といわれています。さすが古木だけあってかなりの巨樹です。近くには神代桜の子の木や孫の木が30本ぐらいあります。これらは樹齢50年から100年とか。これがいっせいに花をつけたら、さぞや見事なことでしょう。桜のシーズンは臨時駐車場などもたくさんできて、大賑わいのようです。
葉桜でもそれなりに美しく、まだ観光客がまばらながら訪れていました。葉桜見物ではなくて、チューリップ見物かも。見事に畝になったチューリップもとてもきれい。隣には水仙の畝もありましたが、これは9割がた終了というところでした。草花の畑には手入れをしている方々の姿が数人あり、参拝客の目を楽しませてくれるための作業に余念がないようです。
実相寺の境内は約3000坪ほどもあるそうで、山門からお花畑に囲まれた参道を通って本道へ到達します。日蓮宗のお寺で、広い境内の脇には厄除けの霊験あらたかという師祖堂や稲荷社などもあります。
高竜寺(甲斐霊場第74番)
狭い道をぐるぐると回り、高竜寺の門らしきものに到着。でも、門だけ? しかも、クルマはこれ以上は進めないようです。ぐるりと回れば、きっと境内に行ける! と固く信じて、いったん門の前を通過し、迂回すると、畑の中の道のようなものがあり、やっぱり本堂の前まで行けました。
このあたりのお寺は、門と参道、本堂と境内が分離しているところが多いような。きっと、できたときは全部がつながっていて広大な敷地だったのでしょう。参道をはさむ森や林が、いつしか農地や宅地に変わって、分離しているような構造になったことが伺われます。
高竜寺の総門から本堂へと続く参道は220メートルあるそうです。これを歩くのもまたよきかなという感じもしますが、諸般の事情により境内に乗り付けさせていただきました。本堂は江戸時代初期の建造だそうです。
いまはひっそりとたたずんでいるという感じの本堂。本堂裏には樹齢400年といわれるカヤの巨木がそびえたっています。市の指定文化財になっているとか。ちょっと足元が悪くて、近くまでは行かれなかったのですが、屋根の上に伸びる枝だけでその大きさは実感できます。
ご朱印をいただいたときに、このカヤの実を一緒にいただきました。このままカリカリと食べるのだそうです。「癖になる味ですよ」 と大黒さん(とは、言わないのかしら? 曹洞宗)はおっしゃいましたが、これしかないと思うともったいなくていまだに食べることができません(^_^;)