ちょっと旅に
国外に出るのはずいぶん久しぶりで、オイルサーチャージってのが採用されてからは初めてです。うへっ、これだけで3万円以上! あなどれませんなぁ。そういえば、昨年、台湾に行こうと計画倒れたとき、航空券は2万5,000円ぐらいなのに、油代が1万4,000円だとかで、すごく驚いたのでした。
まあ、それはともかく、トルコ国内の通信環境がよくわかりません。大きな街へ行くと日本語フォントの使えるネットカフェは腐るほどあるという話ですが、自分のPCを持ち込んでつなぐのは難しいとか。
最初、旅行会社の人に聞いたら「ほとんど使えません」という話だったので、「そんなばかな!」と再調査を依頼したら、今度は「たいていのホテルではロビーにはLANがあるような……」という返事でした。まじめに調べてくれよ〜(-_-;)
しょっちゅうアメリカに出張する人の話では、「アメリカでもビジネスホテルはほとんど部屋でPCが使えるが、観光ホテルでは部屋では使えず、使える場所でも有料のところが多い」とか。どうも、トルコも似たような環境にあるようです。
残念ながら、というか、今回、泊まるホテルは観光ホテル。イスラム文化圏には初めて行くので文化風習もわからないことが多いし、英語圏でもないから(英語だってろくすっぽわかりませんが)と旅行会社を使ったのですが、バックパッキングのほうがよかったかなぁ。はたして旅先でメールチェックぐらいはできるでしょうか? 行ってみなきゃ、わからないという感じです。
しばらく音信不通になる可能性もありますが、たぶん、生きてます(笑) UP可能なときには、旅のご報告などいたしましょう。行ってきま〜す(^_^)/~~
コーヒーも……
そういうえば、インスタントラーメンも値上がりしていました。むろん、小麦粉も……。スーパーマーケットの野菜売場も、なんとなーくそれぞれ高くなってますよね。それぞれの値上げは5円、10円、20円といった具合で、「ああ、ちょっと高くなってるなぁ」という感じですが、合計してみれば1ヵ月の生活費はかなり高くなってるんでじゃないでしょうか。中には一気に50円ぐらい高くなっているものもあって驚かされます。ガソリンはもう、高値安定って感じになってますが。
そして、コーヒーも。「ブルータス……」って感じです。まあ、コーヒーなど嗜好品ですから、小麦粉などに比べれば高くなってもしょうがない、嫌なら飲むなっていうものなのかもしれませんけど(-_-;)
「なんとかショック」というようなものではなく、気がつくとジワリジワリっていうのも嫌なもの。経済の報道を見聞きすれば、そういう現状であるのは周知の事実なのでしょうが、気がつくと「どんだけぇ〜!」という感じになっています。
マックの100円コーヒーはまだ健在なのでしょうか?
蒸ししゃぶ
鍋の上にセイロをのせ、野菜をたっぷり入れてまず蒸します。野菜が蒸しあがった頃に豚の肩ロースとばら肉の薄切りをのせ、40秒だそうです。時計を見ていたわけではありませんが、お店の方が「もう、大丈夫ですよ」と声をかけてくれたので、さっそく蓋をとると……、おお、すっかり蒸し上がっておいそう! これをポン酢でいただきます。
この肉は、北海道の豚なのだそうです。蒸す前に豚肉の刺身をいただいたのですが、「これ本当に豚?」、柔らかくて癖のない味で、写真を撮るのを忘れるくらいおいしかったです(笑)
「いのこ屋」というお店なのですが、食材はみんな北海道のものなのだとか。ジャガイモとベーコンのシチューも熱々でクリーミー。そして、お店の方も調理場もホールもほとんど北海道産だそうです(笑) 北海道にはおいしいものがたくさんありますが、豚は知らなかったなぁ。それにイケメンのおにいさんがたくさんとれることも(^_^;)
そして豚肉のお寿司。さっとあぶった肉と大葉ですし飯をくるみ、岩塩をほどよくふってあります。これは絶品。とろけるようなおいしさです。本当はここで終わるところですが、セイロのしたのお鍋に蒸した野菜と豚肉のエキスが降り注いでいて、これを食べないのは惜しいじゃありませんか。札幌からやってきたというラーメンを入れて、タレの入った小鉢にスープとともに入れていただきました。
最後は北海道の牛乳で作ったというさっぱりしたソフトクリームで仕上げ。そのときは、「まだ食べられるぞ!」という感じだったのですが、帰り道、お腹がいっぱいで死にそうになっている自分に気づきました(笑) おいしいものって、いくらでも食べられちゃうのでコワイです。
歌舞伎でもなく
小さなホールで、しかも前から4番目の席。袖から出てくる役者さんとは2メートルぐらいしか離れてない感じでした。いやぁ〜、七之助、きれいです〜! いままでもきれいだとは思ってましたが、近くでみるとホントにきれい。女形としては、私は福助のファンだったりしますが、きれいなだけなら七之助のほうがきれいかも。まあ、若いからお肌のハリも違いますしね(^_^;)
中村勘三郎の舞台は、お客さんに笑いを提供しようとしていたり、いつも何か新しいことをやろうとしているみたいで、楽しいですね。この公演は親子きょうだいでやってる感じで、これって家族的とでもいうのでしょうか、それなりにおもしろいです。
勘三郎一家は、テレビのメイキングみたいな番組でもときどき見かけます。今日も勘太郎・七之助の後見をやっていた小山三さんは、兄弟が子ども頃から面倒を見てた人なんだな、なんて。そう思ってみれば、なんだか心配そうに見守っているように見えてきたり。いったい、どこ見てるんだよ〜(笑)
梅林「浜離宮」
暮れに築地市場を探索したとき、吾妻橋まで水上バスに乗ってみました。水上バスの乗船場は浜離宮の中にあり、船に乗るために通過するだけで入場料を払わねばなりません。本当に通過しただけだったので、300円は高い! と、思ったのでありました。じっくり浜離宮を探訪しようと、今度は吾妻橋から水上バスで下り、入園。船の乗車料金に入場料が含まれていました。やっぱり取るのか(-_-;)<そりゃ、そうだ
水上バスは、小さな水門(築地川水門)を通って、浜離宮の船着場へ到着します。梅林は船着場のすぐそばから始まって、かなり広範囲に広がっています。まだ、つぼみの木も多いですが、まもなく見ごろを迎えようかというところ。7・2分咲きくらいでしょうかねぇ。奥のほうには見事に満開となっている梅もありました。
1本の木で、白い花をつけている枝とピンクの花をつけている枝のある梅を発見。挿し木でもしているのでしょうか。それともそういう品種なのかな? 私ははじめて見ました。
前回は足早に突っ切っただけで距離にして何メートル、今回はゆっくり廻ってみたら、ずいぶん広いのです。約25万平方メートル。ありがちな東京ドーム……という言い方だと5.5個分ぐらいですかね?(なんで東京ドームなんだろう、横浜スタジアムだっていいじゃないか!(笑) って、浜スタなら10個分ぐらいです(-_-;)
それほどの広さをもっているのは、もちろん天下の将軍さまの持ち物だったからです(笑) 江戸幕府が開かれてしばらくは将軍家の鷹狩の場だったそうです。1654(承応3)年に甲府藩に譲られ、下屋敷として使用されていたのだとか。甲府浜屋敷、海手屋敷と呼ばれていたそうです。6代将軍家宣の代に、再び将軍家の別邸となり、茶園、火薬所、庭園などが整備されて浜御殿と呼ばれるようになりました。明治維新後は朝廷に取り上げられていて、1946(昭和21)年4月に都立公園として開園しています。
東京湾から海水を取り入れ潮入りの回遊式築山泉水庭。「潮入りの池」は潮の干満で景色の変化を楽しむことができるそうな。確かに東京湾に通じる水門がありました。鴨の猟を行うために作られた鴨場と呼ばれる池をはじめて見ましたが、これって鴨にとっては騙まし討ちだわね。私が鴨なら怒ります(笑) 葱背負って来ちゃいそうだけど(-_-;)
広々した日本庭園の大きな池に映っているのは高層ビル。なんとも都会的?な風景ともいえるかもしれません。いや、「都会のオアシス」を全面的にアピールしているというか(笑) 旧汐留貨物ターミナルが再開発され、近隣に高層ビル群が林立した結果、このような景観になったそうです。
ぐるっと回って、陸地の出口のほうへ向かうと、梅の木に「ヒヨドリ」が来ていました。真剣に蜜をすすっているのでしょうか。傍を人間がぞろぞろと通ってもおかまいなし。ビルと道路ばかりのようなところで、鳥たちにとっては本当にオアシスなのかもしれません。こういうのをビオトープっていうのかな?