野辺山でスキー競技会
今週は野辺山スキー場で、東京都下スキー競技会が開かれています。都下(23区以外の東京都ってことです(^_^;)なんて言葉はもう死語かと思うのですが、第40回を数える大会になりました。
この大会はジュニアの参加が多くて、小学校低学年が20人以上、高学年が20以上います。小学校1年生などが両手両足を広げて「わーっ!」という感じで滑ってくるのはかわいいものです。なかには一人前にレーシングウエアでなかなかのスピードで飛んでくる子どもあり、高学年になるとおとな顔負けのレーサーたちもいます。ゴール付近にはステージママならぬゲレンデママやパパが心配そうに、自慢げに?見守っているのもいつもの風景です。
インスペクション(コースの下見)のときは、コーチの後に従って、小さな子どもたちが並んで降りてきます。これはカルガモの引越しみたいで、かわいいというか、ほほえましいというか(笑)
かなり本格的な「仕様」で実施していますが、選手のほうは「参加することに意義がある!」とか「完走だけが目標!」とか。もちろんタイムを争う強豪もいますが、まあ、和気藹々ムードです。年に1回、この大会でだけ、顔を合わす人たちもいます。そして、密かにライバルだったりします(笑) 来年はそのライバルより0.1秒でも速くゴールに飛び込みたい……、なんて、練習してくるようですよ。
オペレーターや設営はレーシングキャンプ野辺山のスタッフが手伝ってくれますが、運営や審判などは東京都下スキー連盟競技会の役員のみなさんのお仕事。みんな寒い中、すごく頑張って働いてくれています。本当にスキーが好きな人たちが集まっているんですねぇ。でも、この大会も年々、参加者は減少気味。最近の若い人たちはスキーをやる人が少なくて……。残念です。
カルメル会修道院
カルメル会の女子修道院なのだそうです。「この中で、シスターたちはどんな生活を送っているのかしら」と、いかにも外界を拒否しているような高い塀(2メートル半ぐらいありそう)を見ると、ふと、考えてしまいます。きっと朝早く起きて礼拝し、掃除をしたり食事をしたりもするでしょうが、聖書を読んで静かな生活を送られているのでしょう。
私は幼稚園がカソリック系で、シスターは「神様のお嫁さんになった人」と教わりました。シスターはいつも黒いベールに身を包んで、おだやかでやさしい印象が残っています。そういう人たちが暮らしているかな? ときどき駅でグレーのベールをまとったシスターを見かけることがありますが、あの人たちかな? なんだか気になります。
いや、信仰はありませんし、入る気はないんですよ、修道院に。オフェーリアじゃないんだから(^_^;) 絶対、耐えられないと思います。でも、修道院って、なんとかく清涼感が漂っている感じで、あこがれのようなものを感じます。幼稚園時代に刷り込まれたのでしょうかね?
梅林「神代植物園」
今日は暖かい一日でした。歩いているだけで汗ばんでしまうくらいです。週末はまた寒くなるという予報ですが、いわゆる三寒四温、春の姿が見え隠れするような頃になったようです。先日、せっかく出かけて行った越生梅林で肩透かしだったので、神代植物園はいかがなものかと(笑)、散歩がてら梅林をのぞきに行ってきました。うーむ、三分咲きぐらいでしょうかねぇ。越生よりは梅林らしい風情は見えます。
神代植物園には「年間パスポート」という入場券がありました。入場料は1回(1日)500円なのですが、2,500円のパスポートで1年間入場し放題。5回分かぁ。桜とバラと……、そうねぇ、あと4回は来てみようかと、このパスポートを購入してみました。
「パスポートください」と言ったら、「どっちの?」と言われました。ん、65歳以上は1,250円。「65歳以上は何か証明が必要なんですか?」と聞いてみました。シニア券を売ってるリフト券売場では証明書を求められることが多いですから(関係ないけど)。
すると係員の、たぶんシルバーなんとかから派遣されているのではないかなという年齢の男性が「いや、なにもいらない。自己申告」とおっしゃいまして。「どっちの?」と聞かれたということは、私は65歳前後に見えたってことですよね?
「65歳以上です!」とは言いにくく、一般のパスポートを買いましたが、「そうかぁ〜、65歳ですと言い張ればなんでもOKかぁ〜。半額は大きいなぁ」とチラッと思ってしまったのです(笑) 公称、天保13年生まれ、155歳だし(^_^;)
梅林は昭和生まれと思われる完全シルバーOKという方々で賑わっていました。平日の昼間にこんなところに来ると、ほんっとに高齢社会を実感しますよ(笑) そりゃあ、年金問題がかしましいわけですよ。このものすごい高齢人口をいまの若い人たちが養っていかなくてはならないのだからなぁと、梅より先にみょ〜な感慨にとらわれたりしたのでした(^_^;)
梅林の隣にマンサクが花をつけていて、こちらもほのかな香りを放ち、なかなか風情がありました。バラ園もたいぶ植え込みが整えられ、あとは季節が進むのを待つばかり。と思えば、日陰には雪が残り、霜柱が顔をのぞかせています。いまここでは冬と春がしのぎあい、かな。今日の暖かさをみれば、まもなく春に軍配があがりそうです。
弓削多醤油「醤遊王国」
昔ながらの伝統の味を守って醤油造りをしている醸造元というと、「千葉」というイメージがありますが、ここ埼玉にもありました。そういえば、以前に茨城(つくばか土浦の近所だったような)でも、そんなお醤油やさんに行ったことがありました。どこだっけ? いまはスーパーでも売っているブランド醤油に日本中が席捲されていますが、昔はこうした地方、地域の醸造元がたくさんあったのでしょう。
弓削多醤油の醸造所というのでしょうか、近づいただけでぷーんとお醤油のいい匂いが漂ってくる「醤遊王国」は、醤油を作りこんでいる樽を(ガラス越しですが)しっかり見せてくれて、一声かければ案内と説明をしてくれます。私はお願いしなかったのですが、ちょうどご家族連れがご案内を受けていたので、耳をダンボにしていました(笑) 自分の手で醤油絞りを体験することもできます。
説明が終わると、樽の横のレストラン(食堂かな?)で、絞りたての醤油をかけた卵かけご飯をいただくことができます。メニューは、ほんとに卵かけご飯だけ。トッピングに納豆と豆腐があり、漬物と味噌の「おなめ」は食べ放題。最初にご飯にお醤油をかけて、醤油ご飯の味と香りを楽しみ、後に卵をといて入れる、という食べ方のコーチングもしてくれます。試してはみませんでしたが、醤油ソフトクリームというのもありました。これは……、おいしいのかなぁ?
メニューは卵かけご飯だけでも、テーブルの上にはたくさんのお醤油が並んでいました。10種類ぐらいあったかな。かけ放題! といっても、お醤油は単独で食べるものではないので、1種類しか使えませんよね。う〜ん。どのお醤油もおいしそう。お店のイチオシは生(なま)醤油です。やっぱり、絞りたてでしょう! 他に卵かけご飯専用「たまかけ」醤油というのもあります。究極のシンプルメニューという感じですが、すごくおいしい!! 味もさりながら、香りがなんともいえず食欲をそそります。
「醤遊王国」には売店もありますが、「生しょうゆ」を売っているのは食堂だけだそうです。1本、買い求めてみました。おー、その場で絞った醤油を瓶に入れ、3種類あるラベルの好きなものを貼ってくれます。定番ラベルを貼ってもらいました。400年前から醤油造りをしている弓削多醤油、まさにあっぱれ!!
1周年
「ブログ書かない?」と誘われたときは、「とにかく何か書けばいいんでしょ? おっけ〜!」なんて、気楽に引き受けたものの……、これはかなりなストレスになりました。こんなことを10年近くも続けている糸井重里さんはすご過ぎる!
スタートしてから1ヵ月目ぐらいが一番つらかったかもしれませんね。書くことが嫌なのではないのですが、毎日となれば、どうしたってネタ不足になりますよ。どこにも出かけないで家に蟄居しているときなどは、極度のネタ不足に陥ります。これが大ストレス。が、しばらくたつとこのストレスにも「慣れ」が生じてきます。人間は強い! どんなことにも慣れる!(笑)
システムのNU-FACEさんに「毎日はキツイねぇ」と愚痴れば、「毎日じゃなくてもいいんだよ。でも、毎日とたまにではアクセス数がずいぶん違うと思うけど〜(笑)」とイジメられるので、「よ〜し、書いてやる!」なんて(^_^;)
そして、ネタ不足解消のため?この1年はずいぶん外に出歩きました。人生始まって以来のほっつき歩いた日々じゃないかったでしょうか。おかげさまで昨年の2月に比べれば、1日につき30倍以上の方々に訪れていただいています。定期的に遊びに来ていただいている方もかなりいらっしゃるようです。毎度あり〜。くだらない話が多くてすみません。
ですが、本店の「縁起堂本舗」の売り上げUPにはぜ〜んぜん結びついていないことも判明しています(笑) みなさん、立ち読みのようで(笑) そこで。本店の売り上げにはあまり貢献していないことでもあり、また、1年頑張ったということで内容面は勘弁していただき、2年目からはちょっと肩の力を抜いて「なるべく書くようにする」ぐらいにペースダウンしようかと思っています。たまに休んでもご勘弁くださいね〜(^_^)/~~