献血
目覚ましを2つもかけてあったのに、目を覚ましたのは約束の時間の17分前でした。ひぇ〜! 目覚ましは止めた形跡がないので、かなりの音量の中を平気で寝ていたことになります。我ながらすごい! 目覚めて5分後に家を飛び出すという離れ業を久しぶりにやり遂げました(笑) とはいえ、約束の時間に間に合うわけもなく、友人を30分も待たせる結果になったのは当然の成り行きです。
その罪滅ぼしに1年半ぶりぐらいに献血をしてきました。何のために誰に罪滅ぼし?という感じですが、因果応報ってことで。まあ、どこかで何かのご縁がありましょう(^_^;)
献血ルームの前を通りかかったら、いい年をしたおじ様方が5人も6人も並んで、「お願いします」と選挙のように連呼しているので、まあ、時間もあるし……、ということで。検査とか人間ドッグという類いにはまったく無関心なので、採血できる間はきっと健康なのだろうというくらいのアバウトな健康診断です。
ちょっと前までは、献血ってすごく時間がかかって、よっぽど暇なときでないと……、という印象があったのですが、いまは機械に返事する問診からはじまって、採血が終わるまで15分か20分くらいで終わります。これなら、ちょっとの空き時間でもOKですね。
海外旅行についてすごくしつこく聞かれるのも最近の特徴のようで。1980年以降、どこへ何日行ったかとかなり詳細に聞かれます。最後に行った外国はどこか、とか。覚えてないよ〜っていう人も多いのでは? BSEの関係でもっとも聞きたいのは「近年、英国に滞在したか」ということらしいので、だったらそれだけ聞いてよね、という感じ。「A国、B国、またはC国に滞在したことがありますか?」と聞けば、NOの人はそれで終わるし、YESの人にだけしつこく聞けばいいじゃない、と思ったのでした。
というのは、私の後に来た男性が毎年、2回ぐらい海外旅行をしているらしく、どこに何日、どこに何日とすごーく時間をかけて聞かれていて、最後に「今日の朝ごはんもお昼ご飯を食べてないのであれば、申し訳ありませんが献血はできません」なんて断られていたから。いままでの根掘り葉掘り的質問はなんだったのだろう、最初にそれを聞いてよねって感じですよねぇ(笑)
クルマを救出(笑)
3日続きのスキーは、故障者にはさすがに過酷なので、みなさんを送り出し、私はひとり温泉療養(笑) ホテルの温泉が24時間営業と聞き、まったく温泉好きではない私なのですが、やることがないので朝から温泉につかっていました。ひとりでのんびり、大きな浴槽を独占するのも悪くはないですね。それにしてもホテルのロビーでひとり待つ身には時間がゆっくり過ぎるなぁ。
お昼前、ホテルの前で山口ナンバーの乗用車にスキー板を積み込んでいる人々を目撃。わざわざ長州からいらしたのかしら? そして、これから帰るの? さすがオリンピック開催地の志賀高原、全国区なのですねぇ。
今日は3日間の中で、もっともお天気もよく、バーン状況も最高。ゲレンデに出ればよかったなぁという気が……。午前中だけの予定で滑りに行った人たちもなかなか帰ってきません。ようやく、みんなが戻ってきたのは1時半を回った頃。
晴れて気温が上がったので、道路の雪もほとんど融け、路面も乾いているところが多くなってきました。それならばと、先週、置き去りにしてきたクルマを木島平まで救出に行くことに。木島平の先週、あんなに降り積もってボコボコ、ツルツルだった道路も宿の入り口と駐車場の一部を除いて、ほとんど乾いた状態でした。まったく山は天気だけでなく、道路状況も1日で変わってしまうようです。
先週、木島平から私を連れて帰ってくれて、今週は木島平まで私を運んでくれた友人には大変な迷惑をかけましたが、まあ、危険と判断してクルマを置いてくる「勇気」を出した自分をほめてやりましょう(笑) 命かけるほどのことでもないですもんね、クルマ1台に。なにはともあれ、救出できてよかったです。肩の荷を一つ下ろしました(笑)
←救出されたクルマ
救出してくれたクルマ→
帰りの高速道路もきれいなものでしたが、とにかく交通量が多くて、多くて。それは行きが混んでいたのだから、帰りも混んで当然でしょう。ちょっとはマシそうな中央道を選択しましたが、それでも要所、要所でノロノロ、挙句の果てにピタリととまるような。出発時はまぶしい日の光にサングラスだったのが、諏訪湖SAで食事をするころには湖は闇に白く浮かんでいました。
スキー三昧
今日は朝からゲレンデへ。2日間続けてプライベートで滑るのは3年ぶり(笑) 果たして故障だらけの足が持つのでしょうか? 志賀高原は広いので、地理不案内の人間にはなにがなにやら(^_^; あっち、こっち、と、言われるがままに先頭についていくしかありません。左膝と右股関節に故障のある私は、ついていくのがやっと〜。「ブナ平」という、ほんとに平らな緩斜面でするする遊んでいるのが一番楽しかったです(^_^;
が、それで許してもらえるメンバーではなく、お昼を食べて「ジャイアント」というちょっと急なところへいくとか。「すみませ〜ん、パスしま〜す」。帰りにまたここを通るというので、レストランで私だけお留守番。ひとりだけ残って座っていると、あとから入ってきたお客さんの「ここ、空きますか?」という声に「すみません、空きません」と答えながら、「早く空けろよ!」という視線が痛いです。
やっと窓越しに仲間の姿が見えたので、そそくさと立ち上がり、合流。次のリフトに乗ってから、レストランに携帯電話を置いてきてしまったことに気づき、いま登ってきた斜面を全速力で降り、再びレストランに飛び込みました。携帯電話はあったのですが、まさに面目躍如。このそそっかしさは、なんとかならないものでしょうかねぇ。
夜は大宴会で、いない人も当然、欠席裁判です(笑) これまでのさまざまなスキー旅行の失敗談や大会の裏話、笑って笑って笑いまくりました。わがスキークラブには「笑いネタ」を提供しやすい体質の人も若干名いるのです。笑いに感応しやすいお姉さまのひとりは、笑いすぎてお腹の皮がどうにかなってしまい、さらに笑って涙をボロボロ流していました。みなさん、ちょっと寿命がのびたかしら?
志賀高原へ
横川から先の上信越道は快適。最後に碓氷軽井沢で出入りしてから一路氏、志賀高原へと向かいました。一路って……、途中、私たちのクルマだけ、こっそり小布施で油を売っていました(笑) 戸隠、黒姫、妙高、斑尾などの山々が、雪化粧を施した姿を見せています。
信州の山は、おおむね切り立った険しい姿が多いのですが、ここから見る黒姫、妙高などは威圧感のない、優しい姿です。さすがに戸隠連峰はどこからみてもとがってますが。高妻山のとんがり帽子がひときわ堂々とそそり立っている感じです。山に詳しいわけではないので、わかるのはそれだけ。後はまとめて「山がきれい!」です(^_^;
お昼前に志賀高原に到着。私たちが泊まるのは一之瀬地区です。湯田中から上って、目的地が近づくにつれ、志賀高原の下のほうにあるいくつかのスキー場を越えていきます。多くの人が楽しそうに滑っているのが見えました。一之瀬に到着すると、そそくさと荷物をホテルに運び込み、スキーウエアに着替えてゲレンデへ。
で、すぐに滑るかといえば、滑らないで「ご飯、ご飯!」と叫ぶが、面目躍如というところです(笑) おいしいといううわさのピザハウスに乱入し、まずは腹ごしらえ。うわさ通り、おいしいピザをいただきました。
志賀高原はいま、猿のいたずらにとても頭を悩ませているようです。ホテルの玄関、部屋の窓の一つ一つに「窓を閉めて、鍵をかけよ!」という貼り紙があります。鍵をかけないと、賢い猿たちは窓が閉まっていても、ちゃんと開けて侵入してくるのだそうです。向かいのホテルでは4階の部屋までやられたとか。そりゃ、まあ、身は軽いでしょうねぇ、猿だから。
猿が温泉に入っているのを見られるという地獄谷へも行ってみたかったのですが、夏道でもクルマを降りて20分は歩くというので断念。この雪じゃ、猿を見に行って遭難しちゃうかもしれませんから(-_-;)
また雪かな?
夜になると風が冷たいですね。所用で1時間ほど屋外にいたら、すっかり凍えてしまいました。もう、雪は残っていないと思うのですが、雪の上を通ってきた風の冷たさです。また、終末は雪のようですね。
先週末、雪国からずっと東京まで雪だったという体験を久しぶりにしましたが、今週末は雪の東京から雪国に向かうことなりそうです。木島平に置きっぱなしのクルマを引き取りに行こうかなと思っていましたが、これでは先週と条件が同じなようで……。桜の咲く頃まで投げ出しっ放しということになりかねません(-_-;)
明日から、志賀高原へ行く予定です。今シーズン初めてのプライベートスキー。膝、股関節と、故障をしている箇所が嫌がっているので、たぶん、ゲレンデにお茶をしに行くツアーになりそうです(笑) わざわざ遠いところまで行かなくても、こっちのほうが安くておいしいお茶が飲めるのに。浮世の義理とはつらいです(笑)