ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2008/02/02  (土) 

スキー大会

今日はスキー大会の初日で、回転競技を行いました。昨日降った雪でバーンコンディションは最高。天気もうす曇りながら風もなく、見通しもよく、選手は楽しいレースができた模様。ゴール付近の気温は、−2.9度、体感温度はそう寒くはなく、旗門員などの役員の人々も比較的、楽だったようです。
 

市民レベルの大会なので、エントリーした選手は、小学生から70代まであり、カテゴリーも10歳刻みで細分化されています。そのカテゴリーの中で順位を争うことになりますが、なんといってもおじいちゃま組(失礼!)が一番張り切っています。最近は若い人のスキー人口が減ってしまって、若いクラスほど選手が少ないというのが残念なことです。
 

私はゴールハウスにこもったままでいいというお役目の役員なので、旗門員の方々が立ち働く中、ぬくぬくコーヒーなんか飲んでいたりして(^_^;) スキーを履くのは移動のときだけ。いいんだか、悪いんだか……。



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2008/02/01  (金) 

ついにスタッグ

今日は午前中に戸隠高原の講習が終わり、荷物をからげて木島平に向かいました。木島平スキー場で、明日からアマチュアのスキー競技会を開催します。市民大会というシロモノです。左膝、右股関節、右肩に故障がある私は、選手にはとっくに引退した感じで、やっぱりここもスタッフです(-_-;
 
ご飯も食べずにお昼ごろに戸隠高原を出発、快適に黒姫に降り、ここから高速道路に入りました。お腹がすいたなぁと思って黒姫高原PAに入ってびっくり、ここにはトイレのほかに飲み物の自動販売機しかありませんでした〜。景色はきれいでしたけど。
 
飯山の出口から出て、一路、木島平高原へ。ここは村からスキー場に入る道は緩やかですがずーっと坂道を登ります。昼間だし、なんとか行けそうだなという感じで登っていくと、上から除雪車がやって来ました。除雪車は、道路を一車線半ぐらい雪を掻いていくんですよね。すると登りは片輪を雪かきした道、片輪をしない道、そして、掻いた雪の山でお腹をこすりながら行かなきゃならないというハメに陥ります。そして、そして、除雪車がこすっていってくれると、道路は返ってツルツルになり、滑りやすくなったりするのですよ〜。目的まであとちょっとというところでタイヤが空回りして頓挫しました〜。そして、そして、そして、まったく動かない上に携帯電話も圏外。どうしよ〜(-_-;
 
下ってきた軽トラックの人を「すみませーん!」と無理やり呼びとめ、「どうしたらいいでしょう?」とすがりつきました(笑)  結局、動かず、宿の支配人を呼びに行ってくださいました。そして、そして、そして、宿の支配人に救援に来ていただきましたが、やっぱり宿がある上までは登れず、スキー場の駐車場に沈没。今度は、すでに到着していた仲間の4WDに迎えに来てもらって、荷物をそこから運んでもらいました。いくらスタッドレスを履いていても、やっぱFRで山登りは無謀だったかも〜。しかもスポーツタイプで、パワーがありすぎだからだと言われました。来年は、軽自動車でもいいから4WDにしまーす!



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2008/01/31  (木) 

汗だく

今日は一日、中学生とのお付き合い。昨日は歩くだけでバタバタ転げまわっていた子どもたちが、スイスイとはいかないまでも、なんとかプルークボーゲンらしきもので、リフトに乗って降りてこられるようになるものです。
 
まあ、ドタバタ転げまわってはいますけど。実際、あんな転び方して、よく骨折しないもんだというくらい、むちゃくちゃな転び方します。それでも、2日間でよくもここまで滑れるようになるものだと、いつものことながら感心します。若さですねぇ(笑)
 
とはいえ、1班10人もいれば、2日たつと足前(技術)にも差が出てきます。どうしてもプルークの形が作れない子どもも出てきます。滑るたびに転んでしまう子どもに対して、滑れるようになった子の中に、「お前のせいで先に進めない」など言う子が出てきました。
 
ほかの子どもは同調するまではいかなくても傍観している状態。「友だちなんだから、助けてあげなさい」などと言っても止まりません。他班でも同じような話があって「俺の旅費を返せ」とまでいう子がいたそうです。「いじめ」って、こんな風にはじまるのかなぁと思いました。もっともわが班の「いじめられっ子」は口では全然、負けてなくて「俺だって好きで転んでねー!」みたいな状態でしたけどね(笑)
 
午後はちょっと班の編成を変えて、みんなに追いつかなかった子ばかり集めて1班を編成。そういっちゃーなんですが、足前の悪い子がひとり抜けてくれると正直に言って、教えるほうがとっても楽になります(^_^;
 
実力が同じぐらいの人が集まっているほうが、上達がはやいのです。そして、助け合いも促進されるようです。私の班はいつもストックを持たせないで滑らすので、スキー板が外れたりすると、履くのに支えがなくてフラフラしてしまいます。「お互いに肩を貸し合ったら?」と言ったら肩を貸しあうようになり、ブーツの底に着いた雪などもお互いに落とし合ったりするようになったのです。不思議なものですね。

 



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2008/01/30  (水) 

初滑り

いまごろになって初滑りって、なんなんでしょうね(笑) 本日、“スキーで”初滑り。スキー板の手入れも全然していなかったので、茶色の錆びレールができるありさまです(笑) 今回はスキー学校の人手不足を補うために、そんな状態で初心者の講習を受け持ってます。大丈夫か?(-_-;

晴れていれば戸隠連峰がくっきり見えるのですが、あいにく上空に雲がかかっていました。そして、30分後、その雲が降りてきたらしく、ゲレンデ近くまでおぼろな霧に包まれ始めましたよ。あらら、視界不良だと子どもたちが危ないな……と思ったら、1時間後にはまた日差しが……。山の天気ってこんなですよね。↑と↓同じ場所から撮ってます。

今回の生徒さんは、関西の中学校の林間学校です。ウィークディのスキー場は、この子どもたちだけで満員。ということは、彼らがいなくなると、ゲレンデにはひとっこひとりいなくなることになります。講習の合間には、スキー学校の先生がさらに上級の先生に教えてもらっているなどという風景も見られます。
 

夜は……、やられた! たいまつ滑走を見せるのだそうで……。結局、火をもって滑る羽目になりました。サービス残業です(笑)。小雪がちらつく真っ暗な斜面を火を持って滑ったのですが、今日は雪が降っていたためでしょうか、さほど寒くはなく、なんとか転ぶことなく完走。

 
その後は、雪上の打ち上げ花火がありました。ゲレンデの真ん中で打ち上げるのですが、高くは上げないので、ほんとに頭上で花が開く感じでとてもきれいですよ。もちろん名のある花火大会と違って規模は小さいですが、ゲレンデの雪にも反射してとてもきれい。写真を撮りたかったのですが、いかんせんスタッフ側で(-_-;



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2008/01/29  (火) 

雪道ツルツル

中央道に乗ったときは曇り、笹子トンネルを抜けるとワイパーが必要なほどに雨になりました。そして、「長野県」という標識が出たとたんに雪に変わるって、地図見ながら降ってるのかしら?(笑) 雪はたいしたことはなかったのですが、けっこう濃い目のガスが出ていて、めっちゃ走りにくかったです。南アルプスも八ヶ岳もまったく見えず〜。

諏訪湖SAで、電話をかけるために停車。諏訪湖は積もった雪で真っ白でした。視界不良で全体は見えませんが、きっと凍っているんでしょう。今年は、神様がお渡りになれるでしょうか?
駐車場にも雪はたまっていましたが、思ったより少ない感じです。まあ、こんなものなのかなぁ。ここのところ寒いとはいえ、全体的には暖冬傾向ですものねぇ。

 
豊科を越えても道路は濡れている程度で雪は積もっていません。麻績の先には「除雪車出動中」の表示が出ていて、実際、数台見かけましたが、ただ路肩に待機しているだけ。これから「降り積もるぞ〜」という見通しなのかもしれません。


高速道路を降りて戸隠高原へ向かい、丹波橋を越えたあたりから落ちてくる雪が多くなり、視界不良になってきました。山登りになるとさっそく気持ちよく滑ってくれますよ。スタッドレスを履いていてもFRだと、やっぱり滑るものですねぇ。ちょっと慎重になって山登り。
 

ゴールまではたどり着いたものの、宿の駐車場に入るために鋭角に曲がったのが運のつき。タイヤが空回り状態になって、ついに前にも後ろにも動かなくなっちゃいました(泣)。スキーで初滑りをする前に、クルマで初滑り。宿の人に助けを求め、おとうさんとおかあさんと息子さんと、通りかかった人にまで押してもらってやっと駐車場に着陸しました。帰るとき、出られるのかしらね? 笑いごとではなーい!



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ほっと一息
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