ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/12/19  (水) 

隅田川にかかる橋

築地市場から少し歩いたところに浜離宮があります。ここから水上バスに乗って吾妻橋へ行きました。ここの波止場(ですかね?)から乗るためには、浜離宮の入園料300円を払わなくてはならないのですが、初冬の浜離宮もきれいだったので許す。水仙が咲いているというので行ってみたのですが、なんだか寂しい咲き方。広いとことでは、春に向けて菜の花畑の準備がすすんでいました。
 
船の出港、というんですかね、水上バスでも。離岸かな。まあ、とにかく、それがせまっていたので、ゆっくり浜離宮を探索するのは後日にでも。「東京水辺ライン」という定期水上バスに乗るつもりだったのですが、この日は運休。「東京クルーズ」という会社の船に乗りました。何かが違うのかどうか、わかりませんが。
 
一度、隅田川で船に乗ってみたかったのは、島田荘司さんの推理小説で「隅田川にかかる橋はみんな形が違う」ということを知ってから。どういうお話かは、これがポイントとなる推理小説なので触れませんが(笑)。たいていの橋は、上は何度も通っています。大きな道路にかかる橋だったりするので、クルマで渡っている感じです。でも、橋の形や色というのは、渡ってるとわからないのです。欄干は見えますが、橋桁は覗き込むわけにもいきませんよね、大きい橋は。というわけで、橋を見るのを一番の楽しみとしていました。
 
船は浜離宮を離れると水門を通って隅田川へ。いったん日の出桟橋まで下って、それから吾妻橋へと上って行きます。上りは浜離宮には停まらないのですよ。座席がいっぱいになるくらいのお客さんが乗っていましたが、みんな日の出桟橋で降りちゃった。ん、外国人だ! 中国人や韓国人らしき人の団体がお台場ツアーのようです。旗をもったおねえさんが桟橋でお出迎え。船に残ったのは浜離宮から乗り込んだ9人だけ? しばらく停船しているうちにお客さんも増え、いざ隅田川を遡上です<鮭か!
勝鬨橋          佃大橋         中央大橋 

  
海に近いほうから「勝鬨橋」。昔は大きな船が通るときは橋が上がったそうですが、いまでは固定されています。橋が上がってゲートが開く姿というのも見てみたい気がしますけど。次が「佃大橋」、「中央大橋」、「永代橋」、「隅田川大橋」、「清洲橋」、「新大橋」、「両国橋」、「蔵前橋」、「厩橋」、「駒形橋」、そして終点「吾妻橋」に到着。3本先の橋が見えるくらいみんな接近してるんですけどね。興味のない人には、つまんない話だろうなぁ(^_^;)
永代橋          隅田川大橋      清洲橋

  

新大橋          両国橋         JRの鉄橋があって

  

蔵前橋          厩橋は塗装工事中で 駒形橋  

  

そして、ひときわカラフルな吾妻橋が終点



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2007/12/18  (火) 

築地市場

築地市場が豊洲に引っ越してしまう前に(移転はんたあ〜い!)、ぜひとも一度行っておきたいと出かけていった。市場といえば午前中でしょう。約束の時間に11分遅れで到着した私は1番乗り。そして、14分遅れ、25分遅れっと。みんなとおっても朝には弱いのだ(笑) 14分遅れは朝に弱いのではなく、電車の所要時間の計算に弱かったのだそうですが。
 
スーパーでパックに入って整然と並んでいる切り身を見慣れているので、店頭に丸ごと転がっている魚を見るだけでなんだがうれしい。鰹を削っている音といい匂いに思わず立ち止まって見入ったり、雑魚の量り売りを買ったり。煮干だ、干ししいたけだ、海苔だ、昆布だ……。お歳暮に新巻き鮭の地方発送を頼んでいる人もいます。
  

平日で、まだ年末の買出しというには少しはやい時期でしょうが、かなりな混雑で仲間を見失いがち。今年もカウントダウンに入る頃には、きっと身動きができないくらいの人出になるのでしょうね。
  
最近はテレビのグルメ番組によく登場するせいか、どの店も行列ができています。市場の店頭に並んでいる魚が冷凍だったりするので、どこで食べても実はあまりかわらないのでは? 築地の場外で食べてるという雰囲気が「うまい!」のかも。と、屁理屈をこねているのは私だけで、みなさん、うれしそうに列に並び、うれしそうに食べています。全然、情報を仕入れてきていないので、どこでもいいやと私たちも列の最後尾にくっつきました。
 
「みんな〜、早く食べなさ〜い。終わったら、さっさと席をたちましょ〜」。値段は高くはないが、安いというわけでもない。海鮮丼と岩海苔の味噌汁を堪能して、ふと外を見ると列の長さが2倍になっている。もう、お昼どき。さあ、とっとと席を譲りましょう〜。



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2007/12/17  (月) 

羽子板市

浅草寺の羽子板市に行ってきました。羽子板は「邪気を跳ね返す板」なんだそうですね。女の子の成長を願う風習だそうですが、もうこれ以上、成長はしなくていいです。とくに横には(-_-;)
 
押絵羽子板の起源は、江戸末期に歌舞伎の役者絵が多く取り入れられたといいますが、やはり現代でも歌舞伎系のものや藤娘などが多いようで、とても美しいです。が、高い! 

  

羽根つきをして遊べるような絵が描いてあるだけの物は1000円ぐらいからありますが、そのサイズで押絵になると、もうヒトケタ違います。そんなに凝ってなくて、布も高級なものを使っていないものでも2万とか3万とか。ちょっと貧乏人の手には届きません。お店のにいさんが「勉強しますよ」って言ってましたが、勉強ったって、限度があるでしょう。勉強、嫌いそうなにいさんでした。5000円にはしてくれないよね(笑)。

 

毎年、話題になる変わり羽子板は、今年は「田中マーくん」とか「ハニカミ王子」とか。そういえば宮崎県知事もいらっしゃいました。「どんだけぇ〜!」。世相を現すといいますが、案外、今年は地味かな。ボクシングのおにいさんたちもいるかなと思ったけど、いませんでした。モンゴルから帰ってきたお相撲さんも。

 

いい話題じゃないと取り上げられないのでしょうね。押絵羽子板の機嫌は19世紀初頭の文化・文政の頃といわれますが、そのころはヒットした歌舞伎の役者絵なんかが変わり羽子板だったのでしょう。
  
今日は、浅草に来るのがはじめてという、六本木にお勤めの都会派と一緒だったので、久しぶりに正面の雷門から仲見世を歩きました。平日だからそれほどの人出ではなく、羽子板が売れたときの三本締めもあまり聞こえてきません。やっぱり、不景気なんだよなぁ、政府がなんと言おうと。浅草寺の羽子板市は19日までやってます。

  

どのあたりを話題にするかで年代がわかりますなぁ(笑)。



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2007/12/16  (日) 

もういくつ寝ると♪

今年はあと2週間。そろそろ、みなさん、年越しの準備にとりかかる頃でしょうか。年越しの準備っていっても……、私は今日が昨日に変わるだけ。流行の言葉で言えば「そんなの関係ねぇ〜」という感じで毎年を送っております。掃除だってねぇ、なにも寒いときにやらなくたって……(^_^;)

 

来週ぐらいになると、裏白とか柚子とか、お正月の縁起物の店も街の角々に姿を見せるようになるのでしょうね。我が家は昔から門松は立てない家なのですが、門松というのは何日頃から立てるのでしょうね。門松は年神様を家に迎える行事で、家の前に立てるようになったのは室町時代からとか。12月10日頃に山から松の枝をもってくる「松迎え」を行い、20日ごろにはもう門松を設置するのが正式らしいですよ。
 
お正月飾りは、昔はなにやら飾るのを手伝わされ、ぐずぐずしてるとと「一夜飾りはダメだから!」と子ども頃、よく親に叱られた記憶があります。神様をないがしろにするふてぇヤツだ、というわけです。しかたがないので30日の23時55分までには、なんとか言いつけられたものを処理していたような。

 

昔は、よくお飾りをつけて走っていたクルマも見かけました。なんだか、先端技術(というほどでもないにせよ)にお飾りって……という感じで違和感がありましたが。いまでも、少なくなってはいるようですが、そういうクルマも見かけないわけではありません。まあ、交通安全の御札を貼ってるクルマはたくさんあるのだから、同じと言えば同じですが(^_^;)
 
とはいえ、25日までは街はクリスマスモード一色で、ターミネーター、じゃない、イルミネーターが大活躍のようだから、門松は26日からでしょうか。年末年始も思いっきり和洋折衷で、日本っておもしろい国ですよねぇ。

   
テレビでは各地の神社仏閣のすす払いの模様が報じられたり、年賀状の受付が始まったという告知があったり、なにかと師走ムードを煽り立てています。先生も走れ〜! 走ってすむことならいくらでも走りますが、意味なく走ってもしかたがないし、ここのところ椅子に根が生えたようにPCの前に座り込んでおります。それも疲れる!



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2007/12/15  (土) 

納豆の嵐がやってきた

スーパーで納豆が安くなっていたので、3個入りを2パック買ってきました。その日、「水戸の知り合いから箱で送ってもらったので」と2個入りのパックを3ついただきました。冷蔵庫の中には、納豆が12個! 賞味期限内に食べきるには1日2個以上消化しなくてはならないのでは? 賞味期限なんかたいして気にはしていないものの、さて、どうやって食べきろうかと思案中です。

 
賞味期限や原材料の偽装問題は、あっちからも、こっちからも、ずいぶん出てきますね。何を信用すればよいのかわかりませんが、「赤福」の賞味期限が過ぎたらといって「捨てるのはもったいない」思想はちょっとわかる気がします。嘘をついていたのはいけないけど、腐ってないなら再利用してもいいじゃん!という感じ。まあ、売れる分しか作らないことにしたらしいので、それはそれでよいでしょう。高級食材に関しては、まったく身近な問題でもないし(笑)

 
他人のことより、ウチの納豆。オムレツ、てんぷら……、納豆汁というのは作ったことがないのですが、挑戦してみようかしらん。



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忠臣蔵の日?
越冬準備