身延山久遠寺
身延山久遠寺(山梨県南巨摩郡身延町)に行ってきました。久遠寺は鎌倉時代に日蓮聖人によって開かれたお寺で、日蓮宗の総本山です。私は別に信徒(宗徒っていうのかな、日蓮宗)じゃありませんが、ま、観光です。山一つがみんなお寺って感じで、本堂、祖師堂、御真骨堂などのたくさんのお堂があります。来年には五重塔も建立されるそうです。
立派な本堂五重塔完成予想図
本堂の裏手にあるロープウェイで身延山に登っていくと、海抜1,153メートルの頂上は、ロープウエイなら7分ほどですが、山道を登っていくと元気な人でも2時間半ぐらいかかるそうです。山頂展望台からは、富士川と身延の町並みが眼下に広がり、お天気がよければ南には駿河湾、東には富士山、西には七面山、北には南アルプス連峰、八ヶ岳と360度の大パノラマが楽しめるそうです。
東側 ロープウェイ
今日もお天気はよかったのですが、快晴とまではいえず、やや霞がかかった感じでしたが、まだ雪が残っている富士山を望むことができました。
西側。七面山を望む
日蓮聖人は、雨の日も晴れの日も毎日、ここまで登ってたんだって。頂上で故郷のほうに向かい(ちなみに日蓮上人は千葉の生まれで、千葉県には誕生寺ってお寺がありますね)両親を思った場所、というので奥の院、思親閣がここにあります。境内には、日蓮大聖人が植えたという杉が4本あり、ということは樹齢750年近いですか、立派な姿でそびえています。
日蓮上人は1274(文永11)年5月17日に身延山に入山、そして6月17日に久遠寺を建立。それ以来、ここで法華経の読誦と門弟たちの教育に生涯をささげたそうです。1282(弘安5)年に両親の墓参のために山を下り、その途中、61歳の生涯を終えられたそうです。遺言に「いづくにて死に候とも墓をば身延山に立てさせ給へ」とあったため、遺骨は身延山に埋けられているのだそうです。そんなことで墓所である御廟所があり、宗派を問わず(なのかな?)、日蓮宗の総本山になっているのですね。
身延山はしだれ桜でも有名ですが、いまは葉桜。でも緑は緑でとてもきれいです。近くにはほたるの里があります。以前、ほたる研究家の方にうかがった話によると、ここは関東ではいちばん多くほたるが見られるところだそうです。6月下旬頃でしょうかね? その頃、今度はほたるを見に行ってみたいなぁと思っています。
「写楽考」
矢代静一作、堤真一主演の「写楽考」(シアターコクーン)を見てきました。わずか10ヵ月ほどしか創作活動をしなかった役者絵の絵師、東洲斎写楽。どんな人生だったのでしょうか。世に出てすぐ死んだか、あるいは失明したということも考えられるか。なんちゃって、こういう謎めいた人物に本を書く人たちは想像力をかきたてられるのでしょうね。矢代説は縛り首です(笑)
ずいぶん前に、西田敏行主演で見たときは(たしか青年座)、西田写楽がド迫力で、すごい役者さんだなぁと思ったことを覚えています。堤写楽は迫力系ではないけれど、楽しめる舞台でした。
堤真一ファンという人が見に行って、「やっぱ堤さんは制服のほうがかっこいい」なんて言ってました。Good Luckですかぁ〜(笑) 二のセンも三のセンもこなす、なかなかセンスのいい役者さんだと思いますが、いかがでしょうか。
戦い終えて日が暮れて
駅前の選挙事務所が荷物を運び出し、片付けモードに入っているのを見かけました。ようやく選挙の波が去り、平穏が戻ってまいりました(笑)。ちゃんと投票しましたよ。
投票日前日、たまたま繁華街のそばを通ったのですが、宣伝カーが何台も行き交い、「あと、20分です。頑張ります!」と、すごい切迫した声で叫び続けていました。別に聞いてるほうにとっては、時計見なくても7時40分かとわかるだけで、何の関係もないんだけど……と、思いつつ。友人とその話になったら、「20分ならまだいい。うちのほうは4分前ですと叫びながら宣伝カーか流していたよ」と。時報係かい。
政策を説明するでもなく、理想を掲げるでもなく、宣伝カーで候補者の名前を連呼するっていう選挙戦って、なんか違うだろうって気がするのですが。どこの国でも同じようなものなの?
区市町村レベルの議員選挙だと、落選する人のほうが少ないので、たぶんたくさんのだるまさんに目が入ったことでしょうね。おめでとうございます。そういえば、いまだに選挙にだるまと万歳はつきものなのかしら?
開運だるまストラップ
話はまったく変わりますが、今日は日産スカイラインの50歳の誕生日だそうですね。現行車は何代目なのかしら。私もいまスカイラインに乗っていますが、私の車暦の中では2台目です。好きなんだよなぁ、スカイライン。岡谷にスカイライン博物館というのがあって、歴代車が展示してあるとか。そのうち行ってみたいと思ってます。
本物のお鮨
麻布の魚冶鮨さん(港区東麻布1-17-3/03-3583-1729)におじゃましました。いや、お鮨って、こんなにおいしいものだったか!と、感動しました。そう言えば、最近、回ってないお鮨って、食べるチャンスなかったもんなぁ(^^ゞ
こんなにおいしいお鮨をいただくと、回ってるのやパックに入っているものを「鮨」と呼ぶのは冒涜だと思いました。だから、寿司って書くの?<違うだろ!
口の中でとけるという表現はグルメレポーターの人たちが使ってるときは、「へぇ〜!?」って感じだったけど、ほんとにとける食感ってあるんですね。ほのかにゆず風味のたれ(なのかな)をさっと刷いた江戸前はまさに絶品です。
知る人ぞ知るというお店なのでしょうね。こういう味に出会えるのは至上の幸福の一つに数えられるのではないかと思います。もっとはやく伺えばよかったですわ(^_^;) 地下鉄大江戸線の赤羽橋が一番近い駅です(徒歩2分ぐらい?)が、地下鉄日比谷線の神谷町駅からも徒歩圏内。お近くにお出での際はぜひぜひ訪ねてみたらよいお店だと思います。
打者かえる
横浜公園でチューリップまつりをやっています。一面に色とりどりのチューリップが満開! いろいろな国からやってきたさまざまな種類の花があり、公園中に咲き誇りとてもきれいです。
チューリップといえば、赤、黄色ピンクなどが思い浮かびますが、濃い紫やチョコレート色?というようなものまであり、形も珍しい種類があります。もう花盛りの種類も、これから咲きそうな種類もありましたが、ゴールデンウィークまでもつのかな? これは見ておいて損のない美しさですよ!
横浜公園に行ったのは、横浜スタジアムに行ったついで?です。このとき、友人に「サンかえる」を一つご購入いただきまして、持っていったのですが、打者が3人かえり、逆転さよなら勝ち! ご利益がありました。次は3じゃなくて、7つついてるやつを持って来い! と言われましたが、7人かえっても、相手が8人かえれば負けだからねぇ(^_^;) と、このチームのファンは、あくまでもペシミスト(笑)
しかし、かえるの縁起物は「財がかえる」「無事かえる」「若がえる」などと言われておりますが、「打者かえる」っていうのがあるとは、知らなんだ(笑)