駅の鏡
電車に乗っていると、ときどき、いや、最近はけっこう「人身事故の影響で遅れが……」ということがありますね。「人身事故」っていうときは、つまりは飛び込みで、ふつうの事故のときは「死傷事故」というのだそうです。電車に飛び込んで死んじゃうなんて……、やめておきましょうよ。
「駅の鏡が減ってるからねぇ」という話を聞きました。えっ、鏡と自殺、関係あるの?
そういえば、昔はよく公衆電話の横なんかに、どこかの商店の広告とともに鏡があったような気がしてきました。電話をかけようと思うと自分の不細工な顔が映って気分が悪かった、とか(^_^;)
いまやホームの公衆電話は希少なものとなり、鏡も見かけないようですねぇ、言われて見れば。ホームで自分の顔が鏡に映っているのを見て、自殺を思いとどまった人がかなりいた、とか。統計のとれるたぐいの話ではないので真偽のほどは永遠の謎でしょうが、なんとなく納得してしまうような話でありました。
桜前線
気象庁から桜の開花日予想が出されましたね。思ったより早くなかったって感じ。今年の冬の暖かさなら、卒業式を待たないで満開か?って感じだったけど。今年の桜、一番乗りは静岡県とか。続いて東京都? まあ、こういうのって1番、2番って争ったってしょうがないような気がするけどねぇ。
それにしても、南のほうが開花が遅いのは、寒い日がないと「点花」スイッチが入らないという話ははじめて聞きました。知ってました? 常識なのかもしれないけど……自分があまり興味のない話って、聞いても右から左へ、停車なしの一瞬通過なようで(-_-;)
オーストラリアの友だちから、「中国人は梅が好き、日本人は桜が好き」、なぜ? って聞かれたことがあります<私に聞くなよ(-_-;)
確かに日本人は桜が好きみたいですよね。みんな、こぞってお花見とか行きたがるし。そのときは、パッと咲いてパッと散る、武士道の美意識なんじゃないの? って答えてみたんだけど。特攻隊とか……。あと、タイムバーゲンが賑わうのと同じ発想かな、とか。
「いましかない! ここにあるだけ!」。
これに弱い(^_^;)
桜のほんわかしたピンクは、優しさとか慈しみってイメージにつながるのか、アクセサリー系でもけっこう人気があるようですね。縁起物でも恋愛系のグッズに多く見られます。
ラッキー7
今日は7日ですね。ひとつだけ好きな数字をあげてくださいっていうと、3とか5、7をあげる人が多いそうです。これは日本人に限らないみたい。欧米でもラッキー7って、いいますよね。なんだか、ヒトは奇数が好き?
割り切れない感じがいいのかなぁ。残りの奇数は1と9だけど、4とか9は、「死」とか「苦」につながるといって日本人には好まれないようです。いまでも3階の上は5階のビルとか、3号室の隣は5号室のホテルやアパートなんかがあるようで。
そろそろオープン戦が北上してきて、ファンにとっては球春! というワクワク感がこみあげてきますが、野球選手の背番号でも、4、9、44、49なんかは、語呂合わせなんか気にしない(気にできないよ、日本語わからなきゃ(^_^;))外国人に割り当てられるケースがかつては多かったようです。最近の若い選手は語呂合わせなんか気にしないんだろうし、活躍した外国人にあやかるという意味もあるのか、これらの番号を好んで背負ってる選手も多くなりました。というか、「死んだ気で」とか、「苦労は買ってでも」って、殊勝な若手もいるのかも(笑)
数に関連する言葉も多くて、七転び八起きとか、九死に一生とか、千の風になってとか<違うって!
七転び八起きは、7回転んで8回起きあがるってことじゃなくて、いっぱいということでしょう。転がるより1回多く起きてるわけで、100回転んでも101回起きるわけで、最終的には起きてるぞ〜、と、非常に前向きな言葉でありますね。七転八倒じゃあ、いつも倒れてるけど……。
7は英語圏の人も好きな数かもしれませんが、8は、漢数字で書くと八で、末広がりで縁起がいいと好むのは日本人ならでは。日本人の感性と縁起言葉は切り離せないものなのかもしれませんね。
啓蟄
今日から虫がうごめきだす日だとか。今年に限っていえば、とっくにうごめきだすどころか、踊りまわっているんじゃないかってくらいの陽気ですけどね。
昨日は春の嵐で、全国的に風が吹きまくったようです。テレビでみている分には、「すげぇ〜!」ってなもんだけど、被害にあわれた方も多いようで、お気の毒です。自然災害はねぇ、防ぎようがないものも多いから……。
今日は一転して寒くなるという予報だったので、買い物に行くのにコートを着ていったら、帰ってきたときには汗かいてました。18℃ぐらいあったらしいですね。もう半袖の季節だ〜!?
夕方、宅配便を出しに行こうと思って外に出たら、雨は降っていないけど、不気味な空の色でした。雨が降りそうというよりは、火星人でも降ってきそうな……。散歩がてらと思って歩き出したんだけど、50メートルほど行って、あまりの不気味さに思いなおし、クルマで出直しました。
正解! 荷物を出して、帰って来る途中でばしゃばしゃという感じで大粒の雨が降ってきましたね。異常気象、異常気象は、もう、わかった! というぐらい耳タコになってきましたが、天変地異の前触れって思いがわいてきますねぇ。昔だったら、頭を地面にこすりつけてお不動様かなんかにを拝み倒したくなるような。
虫がうごめくのはいいですが、ゴキブリはうごめかないでほしいです(-_-;)
マイお箸
そういえば、最近、マイお箸を持ち歩くようになりました。企業で環境問題の担当になった人がマイお箸を持って歩いてるのを見て、真似したの(^_^;)
割りばしの使用が森林資源を圧迫しているという話をときどき聞きますが、実際は割りばしはほとんど建築用木材などを採取したあとの端材で作られているため、マイお箸を使ったからといって、そう実効性はないということらしいですね。それでもマイお箸を使うのは、一種のデモンストレーションというか、自分自身の意識を高めるための象徴みたいなものになるのでしょう。
私のマイお箸は、あいだもの木でできています。割れたバットから作られたものだそうで、「BayStars」と刻印されています。オープン戦、勝ち知らずのようですが(-_-;) 友だちからプレゼントでいただきました。
よく、「もって帰ってくるのを忘れませんか?」と聞かれるんですけど、食べ終わるとすぐしまっちゃうので持ち帰りを忘れることはありませんね。しかし、出すのを忘れることはちょくちょくあります。目の前に割りばしが並べられてあると、無意識に割っていたりして。マイお箸を広めようとしている友だちも、ついついこれをやっていたりするので、「習慣」っていうのは手ごわいものだなと思いますよ(笑)
ま、気は心、みたいなもんですね。