言霊
週末のスキーは競技会だったのですが、レースの縁起物といえば「他抜き(狸)」と昔から相場が決まっています(笑)
昔の人は、言葉に魂が宿ると信じていて(?)、言霊というくらいに言葉を大事にしていたようです「他抜き(狸)」以外にも、「帰る(蛙)」が道中安全、「不苦労(梟)」が人生安泰の縁起物として現代にも生きています。単なる語呂合わせといえば、そうなのですが、そうやって言葉を楽しみながら縁起をかついでいた、かつての日本人の精神生活の豊かさを感じませんか?
昨日、テレビで「スゥィングガールズ」という映画をやっていて(前に映画館で観たので、ちゃんとは観てなかったのですが)、「人間を二つに分けると……」というフレーズが何回もでてきましたね。そのフレーズをお借りすると、「縁起言葉を鼻で笑う人と、おもしろがる人」と二つにわけられるでしょうか。
世の中で起こっているできごとをせせら笑おうと思えば、たいがいのことは笑いごとなので、その中に何かを見つけて楽しんでいる人は豊かだなぁと感じます。
急に寒気が
さむけが、ではありません。かんきが、です。
週末に野辺山スキー場へ行ってきました。週末2日間は快晴。土曜日の朝は山頂が−8℃、下のほうが−7℃、昼間が上で−4℃、下で−3℃。日曜日の朝は上が−9℃、下が−8℃でした。気温だけみると日曜日のほうが寒そうですが、土曜日は風がびゅーびゅー吹いて、凍りつきそうなくらい。日曜日は風がなく穏やかな晴天だったので、体感温度としては土曜日が真冬日でした。
寒気団が南下して、いずこも寒い週末だったようですが、久しぶりに快晴だったせいか遊びに行った人も多かったようで、高速道路はけっこう交通量が多く、ときおり渋滞らしきものにも遭遇しました。
この寒さも今日で終わり。また、明日からは春へ、春へと近づいていきそうですね。
縁起は気から
けっこうダイエットおたくで、私も危うく納豆一日2パックにノセられそうになったクチです(-_-;)
賞味期限がそう長くないものだし、買占めしたってしょうがないだろうと思っているうちに売り切れ続出になり、手に入らなくなっただけ。いま、納豆が安くて栄養のあるおかずとして食卓に戻ってきたのはうれしい限りですね。
「タバコなんかいつでもやめられる。オレは何度もやめた」っていう笑い話があるそうですが、ダイエットもそうだなぁ。「ダイエットなんかいつでもできる! それが証拠に私は何度も成功した!」って(笑)
私が成功したのは、まず「しょうが紅茶」。1日2杯のしょうが紅茶とお風呂でのちょこっと体操、1日1万歩の散歩で3か月で5キロダウンしました〜。戻ったけど(-_-;)
だんだんしょうがをするのが面倒になって、いつしかやめて、身体にはまた脂が……って感じ。
ダイエットしようと思うのは、服がきつくなり、ウエストのボタンが止めにくくなり……したとき。新しい服を買うか、身体を服に合わせるかの選択を迫られるわけですが、貧乏人には選択の余地はない!
ダイエットの王道は、やはり食事と運動だよね。それが守れないから、少しずつ、少しずつ、身体は膨張していくわけで……。甘いものは食べないけど酒は飲む、酒は飲まないけどケーキの誘惑には勝てない、ま、理由はそれぞれ違うでしょうが、知らず知らずのうちに……ですねぇ。
で、「あるある」で、モニターになった人は、実際に痩せたわけでしょ? 番組をしっかり見てたわけじゃないので、めったなことは言えないけど(笑)、モニター個人のデータまでは改ざんできないですもんね。モニターの人たちは実際に痩せたのではないかと思います。ダイエットに成功しても、実は「これで痩せた!」と特定できるものって案外ないんじゃないかな。
「あるある」のモニターの人が実際、痩せたのであれば、気にして気をつけたからではないでしょうか。つまり、納豆を食べたり、しょうが紅茶を飲むだけで痩せるのではなくて、ダイエットしてるという自覚があるから、食事に気をつけたり、間食をやめたり、なるべく歩くように心がけたり……。だから、相乗効果で体重が減ったりするんじゃないかな、と思うけど。毎日、体重計に乗って、それをグラフにしたりするだけで、けっこう気をつけるようになったりするものなのだよね。
「病は気から」っていう言葉もあるけど、逆に「その気になればうまくいく」ってこともありそう。昔から縁起物などが人々に愛されてきたのは、「これをもってると安心」「これをもっていればうまくいく」という、人をその気にさせる力があるんじゃないでしょうかね。自己暗示? 縁起物自体に力があるんじゃなくて、縁起物の力を引き出すのは、人の「気」なんだよね、きっと。
プロ野球選手などには縁起をかつぐ人がたくさんいますね。野球選手に限らずスポーツ選手は多いかな。体力があるから、たくさん担げるだろうし〜(^_^;)
縁起をかつぐって、究極のプラス思考かも。「これがあったから、よかった」→「今日もこれがあるからいいに違いない」。これって人生を前向きに生きる秘訣?
小さな幸せ
今日、外出先で駅に着くと乗りたい電車が来るし、進行方向に信号は立ち止まらなくても青になった。なんかツイテるって感じ。小さな幸せ、みーつけた?(笑)
歌の文句じゃないけれど、運かいいとか、悪いとか、ツイテるとか、ツイテないとか、つまらないことで喜んだり、悔しい思いをすることがありますね。
宝くじやくじ引きなんかは、当る人は何度も当たり、当らない人は全然、当らないっていう傾向があるような気がしませんか? 私のように空クジ専門家みたいな人もけっこういるんじゃありませんかね。
でも、私は「当らない」ってことも捨てたもんじゃないと思ってる。かなり無謀運転をしているというウワサもあるけど、交通事故なんかにも当たらないんだもの。覆面とかネズミ捕りにはたまに当るけど……(-_-;)
年末ジャンボで10万円が当って喜んでいた人が(この人は不思議に商店街の福引なんかもよく当たってる!)、年明けに雪道で滑って電柱に当たり、修理費がちょうど10万円だったという世にも不思議な物語もありました。そんなもんだよ、人生は。
どうせ当らないと思ってるから宝くじは買わないんだけど(買わなきゃ、当るはずもないけどね)、クルマでもぶつけちゃったら、宝くじでも買ってみようかと(^_^;)
お守り
私は天保十三年の生まれなので、寅年です。
誰だ、計算したのは? 合ってるよ! たぶん(^_^;)
寅年の守り本尊は虚空蔵菩薩で、伊勢の金剛證寺、京都の法輪寺などに祀られているのが有名なようですね。「虚空」は宇宙。それを「蔵する」わけですから、宇宙のような無限の叡智と慈悲を持った素晴らしい菩薩様なんですよ。
そんな菩薩様にあやかりたいと、身代わり瓢箪なんか、もってみたりするわけです。願い事の多い人は白色、安泰に過ごしたい人は緑、積極的に生きたい人は橙なんていいますが、これは色のイメージだけから考えられたことかも。
お守りや縁起物などはプラス思考が基本です。無事安泰ならこれはお守りのおかげ、もしアクシデントに見舞われたら、お守りのおかげで大難が小難ですんだと考えると、持っている意味があるそうなんですよ。とらわれずに心のよりどころと考えればいいのでしょう。
昨日は歯医者さんの日で、電車に乗って出かけていきました。受付で診察券を出そうと思って、ぎゃ〜。診察券の入ったカード入れを家に忘れてきた! それどころか、お財布も!
スイカやパスネットがあるので、現金がなくてもはるばる出かけて来られちゃうんですね。いいのか、悪いのか……。
日頃から「忘れ物の天才」と呼ばれている私は、お財布を忘れて出かけるなんてことは日常茶飯事。クルマの助手席に放り出しておいて、隣に停めてるおにいさんに「危ないですよ」なんて笑われたこともたびたび。だから、わざわざカード入れにもちょっとは現金をしのばせてある。街に出てから、銀行に走るなんてことは珍しくないし(^_^;)
しかし! 両方忘れたというのは、はじめて。いよいよアルツが進行したか? 164歳だもの、そのぐらいのことはありそう(-_-;)
幸い、ドクターがスキー友だちだったりしたもんで、ドクターから借金して診療代を払い(これも妙な話だね)、歯医者さんが「ツケ」になるという快挙は免れました〜???
昨年公開の「オールウェイズ3丁目の夕日」という映画で、おかあさんが息子の服のツギあてに現金を縫いこんで「いざというときの備え」にし、それが役に立ったというシーンがありました。時代劇でも着物の襟にお守りと一緒に現金を縫い込むという場面を見たことがあります。非常に実用的な「お守り」ですねぇ〜。
私も下着に諭吉を縫い込むか〜?<洗濯はどーする!