ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/02/20  (火) 

伝統行事

最近は、各地で伝統行事が復活している、あるいは拡大しているような感じがしますね。バブル期には豊かになることだけを考えて、華やかに贅沢であることを目指していたんだけど、ここ数年は「あれ、身近にこんなこともあったんだ」って、気づいたって感じかな。

 

高校生の和太鼓の演奏をみせてもらったことがありますが、おじいちゃん、おばあちゃんと、孫たちが一緒になってやってるって感じで、真ん中の世代がいないんだよねぇ。この世代がバブル期にジュリアナで踊ることしか考えなかった人たち?(笑)

 

まあ、村おこしや町おこしで観光化されている側面もあるんだろうけど、観光として成り立つってことは、興味を示す人が増えてるってことでもあるんでしょう。そういえば、学生時代に訪ね歩いた夏祭りとか、まだやってるんだろうなぁ。再び、行ってみたい気がします。



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2007/02/19  (月) 

あけましておめでとうございます

ブログが、では、ありません。

昨日は、旧暦の元旦でした。テレビの報道で中国の旧正月の風景が報道されていましたが、日本以外のアジア諸国では、ほとんどが陰暦が生きていて、さまざまな節句の行事が行われているようです。グレゴリ歴だけで動いているのは、日本だけかも。
そういう意味では明治維新で近代国家を目指した薩長のみなさんは、徹底したもんだよね〜。

で、商売繁盛の神様で知られる愛知県の豊川稲荷に初詣に行ってきました。
昭和の時代には、境内に所狭しと露店が立ち並び、にぎやかな旧正月風景だったそうです。今年は2月も下旬になって正月気分もすっかり抜けたころの旧正月で、景気もねぇ、本当にいいんですかぁ、という世相もあり、参拝客もそう多くはなく、露店も数えるほどしか出ていませんでした。これじゃあ、縁日というには寂しいなぁ。


  
祈願の幟がずらりと並ぶ、裏の小道はちょっと怖いぐらいに静謐。心なしか空気も冷たく感じました。

名物のおいなりさんは食べ損ないました〜。が、豊橋名産のちくわと白はんぺんをおみやげに買ってきました。これはなかなか。スーパーで売っているものに比べれば、ホントに魚で作ってるよ、これ! という感じでおいしかったっす。



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言霊