不動明王
不動明王は阿遮羅、不動金剛明王、無動尊ともいわれ、「お不動さま」の名で庶民にも親しまれてきました。八大明王の如来の教を受けて、憤怒の相を現し、火生三昧に住み、内外の障りと穢れを焼いて魔を降ろし、行者の残食供養を受け、その行者たちの成道を助ける明王です。西方にあり、その姿は眼を怒らし、両手を咬み、右手に煩悩悪魔を断伏する剣を持ち、左手に自在の方便を示す索を持っています。不動明王の本来の力は降魔と行者を助けることです。 私たちの事業も家も国も、すべてのことには、その実りがあります。花の咲いた木は秋になれば実がなります。善いことには善い実りがあります。悪業には悪の実りがあり、実りは塀の中に住むことかもしれません。不動明王は人に悪いことをさせないよう、善業の実りのために日夜働いています。不動明王の功徳は善業を積む人のみにありから、人の喜び、天地の実り、事業が発展した喜びを邪魔するようなことをしてはいけません。不動明王の縁日は二十八日です。 ●酉年の守り本尊です。