ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/11/23  (金) 勤労感謝の日

二の酉「鷲神社」

「お酉様、行かねぇ?」と、NU-FACE社長の青年実業家に誘われ(笑)、行こうかなぁ、寒いしなぁと半ば行く気を失っていたにもかかわらず、夕方になって鷲神社へ行ってきました。さすが、酉の市の発祥の地といわれる鷲神社! 大盛況! といっても、はじめて行ったので、例年と比べてどうなのかはわかりませんが。
 
22日と23日の境の午前0時に、関係者打ち揃って境内で手締めが行われると聞いていたので、本当は昨日の夜中に行ってみたいなという気分だったのですが、ぐずぐずしているうちに出かける気力を失くし、ついでに今日も挫折しそうになっていたのを、お誘いいただいたのでしゃきっと出かける気になりました。
 
信号待ちをしている車窓から、参拝客の行列が見え、「ちょっと、ちょっと〜」、クルマを停める場所はあるの? そこは、さすがに路地裏に強いドライバーの運転だったもので、ほどなく空のあるコインパーキングを発見。鷲神社までちょっとだけ歩いて行きました。
  
行列の最後尾についてから、賽銭箱に手が届くところまで行くのに小一時間は並んでいたでしょうね。神社の入り口で神主さんのお祓いを受けるまで約30分、境内に足を踏み入れてから約30分という感じです。並んでいると、ときおり賑やかな手締めが聞こえてきます。
 入り口でお祓いしてくれます
参道で再び石原都知事ご予約の熊手を発見。確か、一の酉のときもご予約だったような。二つも買うのかな? 三人の息子さんも一緒に石原家がずらり。さぞや天下のお宝をざっくざっくとお集めになられる一家なのでしょう(^_^;)
 
参拝場所が近づいてくると、押すな押すな状態になります。迷子になっちゃいけないからと、連れのコートの端を握り締め、まるで幼児のようなありさまですね(笑) それでも押されて、身体の軸を中心に一回転しました。我ながら器用なもんだわ。
 
花園神社では熊手が売られているの一角だけでしたが、こちらはどこへ行っても大小さまざまな熊手が飾られています。いっこうに景気のよくなる気配がないので、みなさん、商売繁盛のお願いにも力が入るのでしょう。参道の途中で、テレビの製作会社の方々が大きな熊手を求めているのに出会いました。「視聴率アップ、アップ」と叫びながら五本締めしてました。しかし、あまりアップ、アップするのは……(笑)
 
境内から外へ出ると、たこ焼きやお好み焼き、綿菓子などの露店がずらり。これもかなり広範囲です。来年の暦やお守りなどの店もついているのがお酉様らしい風景かもしれません。お好み焼を食べるぞ〜! と意気込んでいたのですが、あまりの混雑に挫折。近くの喫茶店でコーヒーを飲んで帰ってきました。でも、おもしろかったです。 お月様もきれいでした。

 

交通整理のおまわりさんもお疲れさまでございます。

  

縁日ガイド」でも写真を紹介しています。



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




福光園寺(甲斐霊場第40番)
小網神社「どぶろく祭」