ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/08/30  (木) 

過去帳

ここのところ、いろいろな用事で何度かお寺さんを訪ねることになりました。いままでは、僧侶と会うのは葬儀や法事のときくらいで、せいぜいが頭を下げるくらいでろくに話はしたことがありませんでした。ところが、ちょっと複雑な話があり、過去帳なんかを見る機会を得ました。
 
過去帳というのは、その家の菩提寺に記録されている家系図のようなものです。普通、その家のお墓に入っている人たちの関係性がわかるだけですが、我が家の場合、枝分かれした家も同じ菩提寺だったりするのと、関係者で別の墓所に埋葬されている人も参考のため?書かれていたりするので、けっこう、いろいろな相関関係がわかっておもしろいものでした。
 
話に聞いていた頑固者の刀鍛冶のオヤジ(イメージです(^_^;)って、私の曾じいちゃんの弟だったんだ〜とか(笑) 会ったこともないのに、ときどき名前を聞いたことがあった人が四代前でつながっている人の子孫だったのね、とか。
 
ルーツを探る、っていうほどの家系ではないので、それ以上、調べてみようと思ったわけではありませんし、きっとすぐ忘れちゃうような人々だと思うのですが、ちょっとの間、明治時代や江戸時代に生きた人々の面影を垣間見た感じです。



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




「キサラギ」
普門寺(甲斐霊場第6番)