ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/07/13  (金) 

永昌院(甲斐霊場第4番)

第1回目の霊場めぐりの最後は永昌院です。ここもナビさまご存知なかった(^_^;) 住所を手がかりに進んだわけですが、よくわからなくて立ち往生していたら、近くに「長源寺こっち」という矢印を発見。お寺さんなら、永昌院もご存知だろうと、道を尋ねるためにそちらに向かいました。が、ここもタイヤ落ちない?という細い農道の奥のほうで……冷や汗もの。

 
到着した「長源寺」は広々として、「民話の奇岩」という伝説の岩もあり、立派なお寺です。「すいませ〜ん」と声をかけて、わざわざ出てきていただいのは、お坊さんらしい感じですが、若い方でした。丁寧に道を教えてくださったので(が、けっこう辿りつけるかどうか不安という複雑さ)、クルマに戻ってUターンしようとしていたら、出てきて、近道があるから案内してくださるとのこと。クルマで先導していただきました。本当にご親切で、ありがたかったです。宗教家はこうあるべし、って感じの好青年でありました(^_^;)
 

さて、永昌院。本当に山奥です〜。この山地一帯を地元では永昌院山と呼ぶそうですが、山門のところからは御坂山系の山並みから甲府盆地東部一帯が見渡せます。
ここには、そこに登って行く道はあじさいがきれいです。江戸中期までは修行所で、いつも80人ぐらいの修行僧が住んでいたといいますが、1909(明治42)年の火災でほとんどの建物を焼失してしまったそうで、いまは修行僧の姿はありません。

景色は素晴らしいですが、また階段


本堂の左から裏山へ登ると信玄の四代前にあたる武田信昌のお墓があります。この信昌の墓所に登っていくの小道は「あじさい道」といって、知る人ぞ知るあじさいの名所でもあります。ちょうどがくあじさいが花盛りでした。

  

お寺の奥さんが、「風林火山でNHKが取材にきたんですよ」とおっしゃっていたので、テレビでこのお寺を見られるかもしれませんね。

   こんなものも見つけました


 



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大蔵経寺(甲斐霊場第3番)
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