ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/06/19  (火) 

松島

野球を見るためだけに、わざわざ仙台まで行くなんて酔狂な? いえいえ、ちゃんと観光もしてきました。日本三景松島です。松島はン十年前に一度、行ったことがあり、そのときは「これが芭蕉を感動させた風景?」という感じで、普通に港じゃないかと思いました。
 遊覧船を隠せば?

まあ、その印象は今回もあまり変わりませんね。なんか派手な遊覧船とか……侘びさびの世界とはイメージが違いすぎる!って。
 
いちばん美しかったの瑞巌寺の本堂へと続く杉並木の参道でした。早朝とはいわないまでも早い時間に行ったので、人気(ひとけ)もなく、清涼感がありました。帰りにはもう観光バス派と遭遇して賑やかになってましたけど(-_-;)
  
江戸時代には道の左右に13の塔頭が並んでいたそうです。もう一つの道には、修行僧が生活した岩窟があり、苔むした洞窟と石像などがあり、ちょっとだけ異次元ムードです。
   
瑞巌寺の正式名は松島青龍山瑞巌円福禅寺(宮城県宮城郡松島町)。平安時代に建てられたもので、江戸時代に伊達政宗の肝いりで復興され、臨済宗の瑞巌寺となったそうです。当然のことながら、伊達政宗の菩提寺とか。幅は39メートル、奥行き25.2メートル、入母屋作造で本瓦葺きの本堂は、国宝になっています。本堂の横にある庫裏も国宝です。



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




牛タン
信州ワイン