ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/04/12  (木) 

縁起物

縁起物といえば、代表格は、だるま、破魔矢、熊手、招き猫なんかもそうでしょうかね? 打出の小槌などもそうでしょう。

  

 

しかし、こういうものが縁起物として扱われるようになったのは、比較的、歴史が浅いみたいです。昔は蛇や龍を書いた御札などが主流だったみたいですね。

 

縁起とは、この世のできごとはすべてそれを引き起こす「縁」によって「起こる」というという意味です。袖すりあうもの他生の縁とかいいますが、もうこれは、道の石につまずいたのも縁でございます。それで転んで、100円玉をみつけるのも縁でございますよ。

 

神社仏閣などの由来やいわれを「縁起」というようになったのは、平安時代ぐらいかららしいです。そして、江戸時代になると、その由来やいわれの中にでてくる動物や鳥などをありがたがるようになり、いつしか縁起物として、お守りが作られるようになったわけです。

 

こうした縁起物がお守りとして人々の間に広まるようになると、いつのまにか縁起の意味が幸・不幸の前兆という意味で使われるようになったのです。当初は、縁起物とみなされるものは蛇や龍、鼠(ねずみ)などの動物が多かったのですが、現在では西洋から入ってきた四葉のクローバーをはじめ、動物も植物もさまざまな物が登場するようになっています。
  



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